沢上川遡行


- GPS
- 32:00
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 232m
- 下り
- 8m
コースタイム
9月9日沢上川二股 →林道
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
延々と続く舗装道路のようなナメがあるというので、少々遠く小さい沢だが出かけた。流水域は地図でみるからに狭い。予想通り水は少ないけれど、沢床は凝灰岩のナメづくしだ。鼠餅(ねずもち)という地名の沢上(そうれ)川。林道の先にはわずか4件ながら人家もあり、神社もある。 歩き始めは藪の被さる小さな沢だが、茂みの向こうに突然現れる30mの大滝はまるで人造物のような真っ平らな壁を水が滑り落ちている。白い水が無数の扇型を描いて流れている。堰堤のようだが天然だ。当然、登れそうには見えない。左岸の藪をこいで大高巻き。滝の真上に降りると緑の谷を見下ろす絶壁だ。ここからしばらくが、自転車こいで登れそうな快適なナメ。逆光にきらめくてらてらの床をひたひたと登り行く。滑り台もある。顕著なナメ滝は一つ。左岸を上る。ここで先行6人パーティーにあう。こんな遠くて小さな沢で人にあうなんて。先月の岳人に載ったせいか。関東方面からのナンバーだった。 炭焼き小屋でもあったと思われる、気持ちの良い岸辺があったので、ここで泊まる。火をおこし、焼き茄子など食べる。新調した焚き火用つり下げ鍋でご飯を炊いて、麻婆豆腐がおいしい。 翌朝は、もうほとんど登って来ているので昼の11時まで焚き火の傍らでだらだら過ごす。カモシカも対岸の急斜面を降りてきた。昼近く、やっと腰を上げ、ナメが無くなる橋のあたりまで行って終わる。谷が広くなって、草原と木立のさわやかな場所だった。左岸の道路をのんびり歩いて帰る途中、あの滝が谷の真ん中にビルディングのように突っ立っているのが見えた。車に戻って神岡の先、割石温泉で汗を流す。牛乳を3本も飲んだ。 |
写真
感想
延々と続く舗装道路のようなナメがあるというので、少々遠く小さい沢だが出かけた。流水域は地図でみるからに狭い。予想通り水は少ないけれど、沢床は凝灰岩のナメづくしだ。鼠餅(ねずもち)という地名の沢上(そうれ)川。林道の先にはわずか4件ながら人家もあり、神社もある。
歩き始めは藪の被さる小さな沢だが、茂みの向こうに突然現れる30mの大滝はまるで人造物のような真っ平らな壁を水が滑り落ちている。白い水が無数の扇型を描いて流れている。堰堤のようだが天然だ。当然、登れそうには見えない。左岸の藪をこいで大高巻き。滝の真上に降りると緑の谷を見下ろす絶壁だ。ここからしばらくが、自転車こいで登れそうな快適なナメ。逆光にきらめくてらてらの床をひたひたと登り行く。滑り台もある。顕著なナメ滝は一つ。左岸を上る。ここで先行6人パーティーにあう。こんな遠くて小さな沢で人にあうなんて。先月の岳人に載ったせいか。関東方面からのナンバーだった。
炭焼き小屋でもあったと思われる、気持ちの良い岸辺があったので、ここで泊まる。火をおこし、焼き茄子など食べる。新調した焚き火用つり下げ鍋でご飯を炊いて、麻婆豆腐がおいしい。
翌朝は、もうほとんど登って来ているので昼の11時まで焚き火の傍らでだらだら過ごす。カモシカも対岸の急斜面を降りてきた。昼近く、やっと腰を上げ、ナメが無くなる橋のあたりまで行って終わる。谷が広くなって、草原と木立のさわやかな場所だった。左岸の道路をのんびり歩いて帰る途中、あの滝が谷の真ん中にビルディングのように突っ立っているのが見えた。車に戻って神岡の先、割石温泉で汗を流す。牛乳を3本も飲んだ。
9/8,9(時間記録無し)
米山夫妻とその友人と、ナメナメ沢へ。「岳人」誌掲載から間もないため、別パーティーとの遭遇有り。蓑谷大滝は、この谷の象徴ともいえる見事な簾滝で、その滝上から始まった舗装道路のようなナメ床は、自転車走行が充分に可能な程のナメ具合だが、下ると大滝からのダイブとなるので要注意!
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飛騨 ・沢上谷
パーティー;米山、其の妻・杉さん、柳田、松原
9/8-9(時間記録無し)
米山夫妻とその友人と、ナメナメ沢へ。「岳人」誌掲載から間もないため、別パーティーとの遭遇有り。蓑谷大滝は、この谷の象徴ともいえる見事な簾滝で、その滝上から始まった舗装道路のようなナメ床は、自転車走行が充分に可能な程のナメ具合だが、下ると大滝からのダイブとなるので要注意!
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