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記録ID: 212749
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沢登り
金剛山・岩湧山

高天谷(金剛山) 初めての沢登りデビュー

2012年08月04日(土) [日帰り]
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GPS
04:20
距離
6.1km
登り
727m
下り
724m

コースタイム

13:50高天彦神社
16:20稜線登山道合流
16:50山頂-17:20
18:10高天彦神社

(ざっくり登り3時間、下り1時間)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高天彦神社に駐車場有り
コース状況/
危険箇所等
私が遡行した日は天気も落ち着いており、
水量も安定していて適度だった。

難しいところは高巻きルートもあり。

・一般登山道に飽きてきていて
・岩登りに小慣れていて、
・地図読み・ルートファインディングがそこそこでき、
 (私自身、分岐点は迷うことはなかった)
・十分な時間と
・決して無理をしない冷静さと滝を楽しむ余裕
位があれば、問題ないと思われる。
(あくまで個人的感想です)
高天彦神社に駐車スペースあり
2012年08月04日 20:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 20:57
高天彦神社に駐車スペースあり
高天彦神社を見送って、登山道を行く
2012年08月04日 20:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 20:57
高天彦神社を見送って、登山道を行く
一般登山道と分かれる入渓地点からイキナリ滝が迎えてくれる。
この滝はしばらく目と頭で格闘した後、諦めて右に高巻いた。
2012年08月04日 13:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
8/4 13:52
一般登山道と分かれる入渓地点からイキナリ滝が迎えてくれる。
この滝はしばらく目と頭で格闘した後、諦めて右に高巻いた。
堰堤と手前の滝
良く見ると意外と登れる。
2012年08月04日 14:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 14:02
堰堤と手前の滝
良く見ると意外と登れる。
先の滝を登ったら、右の堰堤沿いを進もうと思っていたら、意外にも左手にはしごがかけてくれていた。
2012年08月04日 14:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 14:06
先の滝を登ったら、右の堰堤沿いを進もうと思っていたら、意外にも左手にはしごがかけてくれていた。
ルート上、最も美しいと感じた滝。。。
2012年08月04日 14:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
8/4 14:11
ルート上、最も美しいと感じた滝。。。
近づいてじっくり見たが、下から見る限り、途中までがホールドは確認できるが、その先が行き詰まり。
諦めて 左を高巻く。
2012年08月04日 14:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 14:13
近づいてじっくり見たが、下から見る限り、途中までがホールドは確認できるが、その先が行き詰まり。
諦めて 左を高巻く。
この滝はなんかいい香りがするたきだな〜と、感じていたら、離れ際、滝の左壁に大きな百合の花が咲いているのに気づいた。
あぁ、この香りだったんだな〜。
まるで香水の風が吹いてきているようだ。
2012年08月04日 14:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 14:14
この滝はなんかいい香りがするたきだな〜と、感じていたら、離れ際、滝の左壁に大きな百合の花が咲いているのに気づいた。
あぁ、この香りだったんだな〜。
まるで香水の風が吹いてきているようだ。
続くこの滝辺りから、滝のど真ん中にルートを取ることになり、図らずもシャワークライミングとなった。
チョ、チョー気持ちぃ〜。
2012年08月04日 14:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 14:51
続くこの滝辺りから、滝のど真ん中にルートを取ることになり、図らずもシャワークライミングとなった。
チョ、チョー気持ちぃ〜。
さぁ〜、今度はどこを行こうかな。。。
と、滝ひとつずつのルート取りを考えるのが楽しい!
2012年08月04日 14:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 14:55
さぁ〜、今度はどこを行こうかな。。。
と、滝ひとつずつのルート取りを考えるのが楽しい!
岩溝に手を突き入れての遡上。
上半身から水しぶきをたっぷり浴びながらの遡行。

なんて、気持ちいいんだろう!!
初めての感覚♪
2012年08月04日 15:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
8/4 15:13
岩溝に手を突き入れての遡上。
上半身から水しぶきをたっぷり浴びながらの遡行。

なんて、気持ちいいんだろう!!
初めての感覚♪
良く見ると、ここは堰堤だった。遡行対象外。
な〜んだ、、って感じ。
2012年08月04日 15:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 15:19
良く見ると、ここは堰堤だった。遡行対象外。
な〜んだ、、って感じ。
石積みの堰堤、ここは右側を直登できた。
2012年08月04日 15:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 15:23
石積みの堰堤、ここは右側を直登できた。
ここは幾度か直答を試したが、跳ね返された。
写真には見えていない左側の赤い岩の支流気味にルートを取った。
2012年08月04日 15:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
8/4 15:32
ここは幾度か直答を試したが、跳ね返された。
写真には見えていない左側の赤い岩の支流気味にルートを取った。
源頭に近づくと、長い滑滝が現れる。
でも、フリクションは効き、登りやすい。

素直にキレイ。。
実に変化に富んでいる。

来て良かった!!
2012年08月04日 15:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 15:38
源頭に近づくと、長い滑滝が現れる。
でも、フリクションは効き、登りやすい。

素直にキレイ。。
実に変化に富んでいる。

来て良かった!!
源流を過ぎて、沢が涸れてから、土砂が崩れるようになり、堪らず楽そうな左側の尾根に逃げた。
崩れやすい急斜面を、柔らかい足裏の地下足袋でキックステップを切りながら登ると三角点に出会えた。地形図を探しても地図上には載っていない。奥にピーク985が見える。
2012年08月04日 16:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 16:06
源流を過ぎて、沢が涸れてから、土砂が崩れるようになり、堪らず楽そうな左側の尾根に逃げた。
崩れやすい急斜面を、柔らかい足裏の地下足袋でキックステップを切りながら登ると三角点に出会えた。地形図を探しても地図上には載っていない。奥にピーク985が見える。
やっと尾根道に合流。標高990m辺り。
沢を最後まで詰めてコル950mに出た方が楽だったかも。
2012年08月04日 16:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 16:16
やっと尾根道に合流。標高990m辺り。
沢を最後まで詰めてコル950mに出た方が楽だったかも。
帰りの郵便道の分岐点
2012年08月04日 16:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 16:26
帰りの郵便道の分岐点
金剛山山頂から大阪を望む。

いや〜、なんだろう、、、
今までに味わったことのない達成感。。。

沢登りは、思った以上に さわやかで、楽しい体験だった。

ニヤケが止まらん。。
2012年08月04日 16:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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8/4 16:57
金剛山山頂から大阪を望む。

いや〜、なんだろう、、、
今までに味わったことのない達成感。。。

沢登りは、思った以上に さわやかで、楽しい体験だった。

ニヤケが止まらん。。
今日はそこそこの眺望。
PLの塔と奥に南港コスモタワー、さらに奥は六甲山が眺望できた。
2012年08月04日 16:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8/4 16:58
今日はそこそこの眺望。
PLの塔と奥に南港コスモタワー、さらに奥は六甲山が眺望できた。
無事、高天彦神社に戻ってきた。
帰りは50分。意外に速かったな〜。
2012年08月04日 18:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
8/4 18:05
無事、高天彦神社に戻ってきた。
帰りは50分。意外に速かったな〜。

感想

5月のGWの山行以降、足が痛くてほとんど山を歩いていない。
まだ痛みは取れていないが、楽しめるところがないかな〜と思っていたところ、初心者でもいけそうな沢のルートを入手した。
早速、教えてもらった地下足袋・わらじ・足指が分かれている靴下(mont-bell)を新調し、昼から谷に向かった。

「な〜に、たかだか金剛山だし」という気持ちと、「いや 山をなめては行かんゾ」と自分をいさめる気持ちが混在しながら、待望の沢登りデビュー。
いや、はじめは「沢登り」というより、まずは無難に「沢歩き」、だろうと考えていたのだが、このルートはそんなことはなかった。

これまで金剛山の沢は既にいくつか歩いている。
〜カトラ谷、妙見谷、モミジ谷、いずれも去年の山行だ。

だが今回は全く違う。

まず滝の多さと美しさが違うこと、そして地下足袋ゆえに沢の水が足に直接触れ、非常に涼やかなことだ。

今までは沢道を歩いていても、なるべく登山靴が濡れないよう、石を飛んであるいていたが今回は真逆。
好んで沢の最深部を歩き、涼を思う存分楽しんだ。

滝の直登も、楽しい。
最初は幾分 緊張していたが、次第にどこにルートを取るかの静かな滝との対峙を楽しむようになり、次の滝が出てくることを期待するようになっていた。

今は真夏。
だがここではそんなことは微塵も感じない。
汗だらけの世から一人抜け出して、谷に入ったとたん一変して涼やかな気分となり、幸せな気分。


沢の詰めた最後はヤブ漕ぎも出てきて予想以上に疲れたが、今までに感じたことのなかった充実感。
こんなに沢登りがよかったなんて。。。

知らん間に、「♪さわやか 沢デ〜♪」と アホなCMソングを恥ずかしげもなく口ずさみながら歩いていた。(^^;

-----
沢は別世界!ソロでは無理と思っていて、自分の中でも一線を引いていたが、沢初心者でも楽しめる沢があって本当に嬉しかった。いや〜、金剛山、予想以上に当たりで好きになりそうです。

また新たな山の魅力を感じて帰路にたどり着いた。

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