高天谷(金剛山) 初めての沢登りデビュー


- GPS
- 04:20
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 727m
- 下り
- 724m
コースタイム
16:20稜線登山道合流
16:50山頂-17:20
18:10高天彦神社
(ざっくり登り3時間、下り1時間)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
私が遡行した日は天気も落ち着いており、 水量も安定していて適度だった。 難しいところは高巻きルートもあり。 ・一般登山道に飽きてきていて ・岩登りに小慣れていて、 ・地図読み・ルートファインディングがそこそこでき、 (私自身、分岐点は迷うことはなかった) ・十分な時間と ・決して無理をしない冷静さと滝を楽しむ余裕 位があれば、問題ないと思われる。 (あくまで個人的感想です) |
写真
あぁ、この香りだったんだな〜。
まるで香水の風が吹いてきているようだ。
崩れやすい急斜面を、柔らかい足裏の地下足袋でキックステップを切りながら登ると三角点に出会えた。地形図を探しても地図上には載っていない。奥にピーク985が見える。
感想
5月のGWの山行以降、足が痛くてほとんど山を歩いていない。
まだ痛みは取れていないが、楽しめるところがないかな〜と思っていたところ、初心者でもいけそうな沢のルートを入手した。
早速、教えてもらった地下足袋・わらじ・足指が分かれている靴下(mont-bell)を新調し、昼から谷に向かった。
「な〜に、たかだか金剛山だし」という気持ちと、「いや 山をなめては行かんゾ」と自分をいさめる気持ちが混在しながら、待望の沢登りデビュー。
いや、はじめは「沢登り」というより、まずは無難に「沢歩き」、だろうと考えていたのだが、このルートはそんなことはなかった。
これまで金剛山の沢は既にいくつか歩いている。
〜カトラ谷、妙見谷、モミジ谷、いずれも去年の山行だ。
だが今回は全く違う。
まず滝の多さと美しさが違うこと、そして地下足袋ゆえに沢の水が足に直接触れ、非常に涼やかなことだ。
今までは沢道を歩いていても、なるべく登山靴が濡れないよう、石を飛んであるいていたが今回は真逆。
好んで沢の最深部を歩き、涼を思う存分楽しんだ。
滝の直登も、楽しい。
最初は幾分 緊張していたが、次第にどこにルートを取るかの静かな滝との対峙を楽しむようになり、次の滝が出てくることを期待するようになっていた。
今は真夏。
だがここではそんなことは微塵も感じない。
汗だらけの世から一人抜け出して、谷に入ったとたん一変して涼やかな気分となり、幸せな気分。
沢の詰めた最後はヤブ漕ぎも出てきて予想以上に疲れたが、今までに感じたことのなかった充実感。
こんなに沢登りがよかったなんて。。。
知らん間に、「♪さわやか 沢デ〜♪」と アホなCMソングを恥ずかしげもなく口ずさみながら歩いていた。(^^;
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沢は別世界!ソロでは無理と思っていて、自分の中でも一線を引いていたが、沢初心者でも楽しめる沢があって本当に嬉しかった。いや〜、金剛山、予想以上に当たりで好きになりそうです。
また新たな山の魅力を感じて帰路にたどり着いた。
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