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Yamareco

記録ID: 2127730
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雪山ハイキング
中央アルプス

中ア・経ヶ岳(大泉所ダム登山口)

2019年11月30日(土) [日帰り]
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GPS
06:49
距離
13.9km
登り
1,438m
下り
1,429m

コースタイム

06:48 大泉所ダム登山口出発
06:58 1合目(2合目まで15分)
07:08 2合目(3合目まで20分)
07:19 3合目(4合目まで20分)
07:37 4合目(5合目まで30分)仲仙寺分岐
08:07 5合目(6合目まで25分)
08:34 6合目(7合目まで20分)
08:53 7合目(8合目まで40分)
09:36 8合目(9合目まで20分) 09:40
09:52 黒沢山分岐
09:58 9合目(頂上まで20分?)
10:29 経ヶ岳山頂 10:41
11:17 黒沢山分岐
11:35 8合目 1145
12:28 6合目
13:03 4合目
13:21 2合目
13:37 大泉所ダム登山口帰着         
天候 快晴、無風、朝駐車場マイナス5℃
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路
都内(01:21)−首都高速−中央自動車道−<岡谷JCT>−伊那IC−県道476号−<西箕輪小中学校>−県道203号−<チューブフォーミング左折>−大泉林道−大泉所ダム登山口(04:52/249km)

■復路
大泉所登山口−大泉林道−県道203号−県道476号−伊那IC−<岡谷JCT>−長野自動車道−松本IC−松本市内

■駐車場
大泉林道の左側に5、6台の駐車スペースがあります。トイレ有り。
マップコード:171 514 828*60
コース状況/
危険箇所等
■ジャンル
ジャンルを「雪山ハイキング」としましたが、登山道に雪が出始めるのは6合目の手前辺りから、夜中に風が強かったのか霧氷はきれいでしたが、全体的に雪が少ない感じがしました。

■登山口−4合目
登山口から2合目までは林道、登山口にチェーンが架けられて車は入れません。
2合目で橋を渡って4合目まで良く整備された登山道です。
台風で登山道に倒れた木々は、新しい切り口で全て処理されています。

■4合目−6合目
4合目で仲仙寺からの登山道と合流します。
ここから6合目の手前まで山腹を巻く登山道で、急峻な箇所はありませんが山側から笹が登山道に被っています。笹はそれほど背丈が高くはなく、登りでは気になりませんでしたが、下りでは登山道が細く見え何度か谷側に「おっとっと」となりました。下りは歩幅も広く、スピードも出るので滑り落ちないように注意して下さい。

■6合目−山頂
6合目の手前から尾根筋の登山道になります。7合目の手前に笹の深い所がありますが、登山道は何となく判ります。
7合目は小ピークで4等三角点(蔵鹿山)があり、南アルプス側の展望が開けます。
一旦下ってから8合目の登りになります。
8合目はこのコース上最も展望が開ける場所になります。眼下に伊那市街地、南アルプスほぼ全域、八ヶ岳、木曽駒ヶ岳、御嶽山などがきれいに見えます。
9合目の手前に黒沢山への分岐があります。覗いてみるとトレースが有りピンクテープも見えました。
9合目の標識には頂上まで20分とありますが、走る必要がありそうです。

Wikipediaでは「山頂からの展望は全くない」と書かれていますが、南側には木曽駒ヶ岳が見えます。北側はシラビソなどに覆われていますが、台風で相当の倒木があったようで、かなりの針葉樹が伐採されていて、 御嶽山や北アルプスがチラチラ見えました。
どうせなら、倒木だけでなく、倒れそうな木、倒れるかも知れない木、倒してしまいたい木など、伐採してもらうと360°の展望が開け人気の山になりそうです。
大泉所ダム登山口の駐車スペースとトイレです。6時半になります。6時出発予定がチョット寝過ごしました。この時間になっても我車が1台のみです。
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大泉所ダム登山口の駐車スペースとトイレです。6時半になります。6時出発予定がチョット寝過ごしました。この時間になっても我車が1台のみです。
駐車スペースのすぐ横が登山口です。
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駐車スペースのすぐ横が登山口です。
1合目から9合目までこのような標識があり、次の*合目までの時間が書かれています。松毬の「まっくん」は南箕輪村のゆるキャラのようです。
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1合目から9合目までこのような標識があり、次の*合目までの時間が書かれています。松毬の「まっくん」は南箕輪村のゆるキャラのようです。
2合目の手前で陽が昇りました。今日も無事に登山(下山)ができますように...
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2合目の手前で陽が昇りました。今日も無事に登山(下山)ができますように...
木々の間から見える山は...黒沢山のようです。日が昇ると青空が広がってきました。
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木々の間から見える山は...黒沢山のようです。日が昇ると青空が広がってきました。
整備された登山道を尾根筋まで登り上げました。ここは仲仙寺コースとの合流点です。
整備された登山道を尾根筋まで登り上げました。ここは仲仙寺コースとの合流点です。
7合目の手前で笹が胸くらいまで深くなりますが、登山道は何となく判ります。
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7合目の手前で笹が胸くらいまで深くなりますが、登山道は何となく判ります。
7合目は小ピークです。
基準点:蔵鹿山 等級:4等 標高:1917.88m
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7合目は小ピークです。
基準点:蔵鹿山 等級:4等 標高:1917.88m
7合目は東側の展望が開けて南アルプス北部の鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳です。
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7合目は東側の展望が開けて南アルプス北部の鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳です。
これから向かう方向の山並みです。中央が8合目、右が9合目、経ヶ岳の頂上は更に奧になります。
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これから向かう方向の山並みです。中央が8合目、右が9合目、経ヶ岳の頂上は更に奧になります。
8合目です。日当たりがよいので雪は融け始め泥濘んでいます。展望は素晴らしいです。石柱は記念碑のようです。
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8合目です。日当たりがよいので雪は融け始め泥濘んでいます。展望は素晴らしいです。石柱は記念碑のようです。
西には御嶽山。
南には木曽駒ヶ岳。
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南には木曽駒ヶ岳。
北東へは行こうか迷った黒沢山への稜線です。南アルプスは逆光気味なので帰りに...
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北東へは行こうか迷った黒沢山への稜線です。南アルプスは逆光気味なので帰りに...
黒沢山への分岐です。分岐道標のようなものはありませんでしたが、トレースがありピンクテープが見えます。
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黒沢山への分岐です。分岐道標のようなものはありませんでしたが、トレースがありピンクテープが見えます。
9合目には石仏のようなものがありました。かつては奥ノ院が建っていたようです。
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9合目には石仏のようなものがありました。かつては奥ノ院が建っていたようです。
経ヶ岳の頂上です。誰もいません。ここまで誰ともスライドしていないので、静かな山のようです。
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経ヶ岳の頂上です。誰もいません。ここまで誰ともスライドしていないので、静かな山のようです。
山名:経ヶ岳 基準点:経ヶ岳 等級:2等 標高:2296.35m
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山名:経ヶ岳 基準点:経ヶ岳 等級:2等 標高:2296.35m
台風の爪痕が生々しいです。しかし、すべての倒木が伐採され片付けられています。
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台風の爪痕が生々しいです。しかし、すべての倒木が伐採され片付けられています。
幾分山頂の風通しがよくなったのかしら...
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幾分山頂の風通しがよくなったのかしら...
風通しがよくなった方向には北アルプスです。
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風通しがよくなった方向には北アルプスです。
アップにしてみると中央に槍ヶ岳です。
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アップにしてみると中央に槍ヶ岳です。
後立山の方向です。手前から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳...でしょう。
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後立山の方向です。手前から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳...でしょう。
さて、下山します。
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さて、下山します。
8合目が近づくと展望が広がります。木曽駒ヶ岳は常に正面に見えています。
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8合目が近づくと展望が広がります。木曽駒ヶ岳は常に正面に見えています。
南アルプスは左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳です。
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南アルプスは左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳です。
南八ヶ岳。
北八ヶ岳。
8合目まで下りてきました。
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8合目まで下りてきました。
8合目からの南アルプスと伊那谷です。
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8合目からの南アルプスと伊那谷です。
甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰。
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甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰。
仙丈ヶ岳、奧に北岳、間ノ岳。
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仙丈ヶ岳、奧に北岳、間ノ岳。
塩見岳、三伏峠、悪沢岳、赤石岳、聖岳。
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塩見岳、三伏峠、悪沢岳、赤石岳、聖岳。
加賀の方向には白山だと思います。
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加賀の方向には白山だと思います。
8合目からの経ヶ岳山頂。
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8合目からの経ヶ岳山頂。
伊那の市街を俯瞰しています。
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伊那の市街を俯瞰しています。
さて7合目へ下ります。気温はプラスに転じました。朝ビッシリ着いていた霧氷は落ちてしまいました。
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さて7合目へ下ります。気温はプラスに転じました。朝ビッシリ着いていた霧氷は落ちてしまいました。
7合目で振り返った8合目と9合目です。ほとんど無風状態で快晴でした。
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7合目で振り返った8合目と9合目です。ほとんど無風状態で快晴でした。
登山口に戻って来ました。お疲れ〜〜
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登山口に戻って来ました。お疲れ〜〜

感想

今シースンはまだ冬の準備ができていない。
スタッドレスタイヤも信州の知人宅に預けたまま。
この週末にタイヤを履き替えないと、スタッドレスを履く時期を逸してしまう。

せっかく信州に行くので山に登りたいが、ノーマルタイヤでは凍結や雪のある場所には行けない。
そこで高速道路から近く、登山口まで凍結や雪がなさそうな大泉所ダムからの経ヶ岳を選んだ。
ヤマテンやテンクラの予報では朝方の気温と風が心配だったが、気温はマイナス5℃、雪も凍結もなく駐車場に着いたのは5時少し前。
暗いので明るくなるまで仮眠をしたが、目が覚めたときには明るくなっていた。

朝は寒かった。予報に反して風は無かったが、指先が凍え防寒テムレスを出したかった。
雪は少なく、チェーンスパイクを持っていったが使用する場面はなかった。

前半はカラマツ、後半はシラビソに遮られ展望には恵まれないが、8合目で視界が開けたときの展望は特筆すべきもの(ただし晴れていれば...)。
登山口から山頂まで、あちこちで台風の爪痕が見られたが、すべて取り払われて処理されていたのには驚きと感謝です。

終日快晴で無風、汗をかくようなことはなかったが、好天に恵まれた一日でした。

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