劔岳〜2泊3日の予定が1泊2日に〜【テント泊】
富山県
ayuMOOMIN
その他3人 コースタイム
0830扇沢(トローリバス他)
1000室堂(軽食等)1040
1110雷鳥荘1120【新室堂乗越経由】
1310劔御前小舍1325
1400劔澤小屋(テント泊)
■2日目
0400劔澤小屋(テント・荷物はデポ)
0425剣山荘
0450一服劔0500
0545前劔0550
0700劔岳0730
0830前劔(まき道)0840
0915一服劔
0945剣山荘
1000劔澤小屋(テント回収、昼食)1115
1150劔御前小舍1205【雷鳥沢】
1340雷鳥荘
1410室堂1445(トローリバス他)
1550扇沢
| 天候 | 1日目：快晴 2日目：快晴→雲 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
扇沢〜室堂：トローリバス・ロープウェイ・ケーブルカー(往復8,800円！) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
(1)室堂〜雷鳥平 人工的な登山道が出来ています。登山客以外の方も多いです。 (2)雷鳥平〜劔御前小舍【行き新室堂乗越経由】 歩きやすい道です。尾根伝いに歩きます。風が強かったですが、逆に風がないと暑く感じました。ほんの一部分だけ雪が残っています。また、植物(ハイマツ)が生い茂ってザック等に引っかかる箇所が数カ所あります。 (3)劔御前小舍〜劔澤小屋 下り。特に歩きやすい道です。 (4)劔澤小屋〜劔岳 10カ所(？)の鎖場があります。行きは鎖場の鎖を使わずに登れました。個人の感覚としては、唐松〜五竜の方が怖いです。浮石が多いため、落石には注意しましょう。 (5)劔岳〜劔澤小屋 カニのよこばいがかなりの恐怖感です。ここだけは鎖を使いました。足の置き場はありますが見えないところに足場があるので細心の注意を。 (6)劔澤小屋〜劔御前小舍 登り。荷物分担の関係でアタックザック(4kg)をザックの後ろにつけた事もあり、かなり急な坂に感じました。 (7)劔御前小舍〜雷鳥平【雷鳥沢】 下り。大小様々な石が転がっています。バランス改善のためアタックザック(4kg)を腹に着けて歩いていたため、視界があまり良くなく、少々歩きにくかったです。 (8)雷鳥平〜室堂 (1)行きに同じ |
写真
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たてばいは鎖なしで行けた。よこばいは駄目だった。怖かった。
感想
【反省等】
今回のテーマは「生還」。今回は死ぬ可能性あるのかな〜と少し「死」が身近に感じての登山です。
劔岳〜点の記を小説・DVDで見ていたため、予習はばっちり？映画で見る限り、そんなに険しいようには見えなくて、当初なんで「劔」なんてとんがった名前がついているのかなと考えていました。それが、室堂から歩き始め、だんだんと近づき、劔澤小屋から劔岳を見た時に、「あぁ、なるほど」と。生身を見ないとそれはわからない。さらに、劔岳に登れば登る程「あぁ、なるほど」と感じました。生身で感じないとそれはわからない。近づけば近づく程劔岳は「劔」でした。
今回は、劔澤小屋にテントを置いたままで山頂アタックをする方法をとりました。できるだけ生身で劔岳に向き合おうと、鎖はなるべく使わない、ポールも使わないと目標を設定しました。鎖は、カニのよこばいで使ってしまいましたが、それ以外ではなんとか登れました。ポールはなしで問題ありませんでした。カニのよこばいでは、落ちたら死ぬなと本当にビビりながら鎖に頼って降りてきてしまいましたが、死を感じた分「生」を感じる事ができました。シンプルに生きて行こうと思えました。
(1)衣
1)長袖長ズボンで行動をすること！今回は、初日の室堂〜劔澤小屋の行程が時間も短くハイキング程度ととらえていたため、これまでの山行で初めてハーフパンツで歩きました。気づいたらふくらはぎのみ日焼しており、サポートタイツを履いた時に激痛が。さらに温泉に入った際には痛くて入れず。スズメバチが襲ってきて焦りが痛みに勝って、最終的には温泉に入れましたが・・
2)リラックスできる格好を！テント設営後にハーフパンツ&ヒートテック上下で過ごしました。普段は行動時と同じ格好をしていますが、緩い服装は非常に快適☆
3)サンダルはホールド感が欲しい！ビーチサンダルを持って行きましたが、テント場〜劔澤小屋の道は、岩あり雪あり...ビーサンだとキツかったです。色々試しながらやって行きます。
(2)食
今回の食事は私が担当でした。基本的には高評価をいただきました。
1)1日目夜。パスタ。ゆで時間4分のショートパスタ。1回目・・なす、ピーマン、舞茸、ベーコンをオリーブ油で炒め、塩こしょう。トマト缶をぶち込みコンソメを投入し煮込む。ゆで上がったパスタと混ぜる。ニンニクがあればさらに美味しかったなきっと。次回はニンニクチューブを持って行こう。2回目・・余ったゆで汁でなす、ピーマン、舞茸、ソーセージを煮込む。味付けはコンソメ。出来上がったポトフにパスタを投入し完成！うまし！！その他、舞茸とソーセージのソテーをつまみにワインをがぶ飲みしました。
2)2日目朝。棒ラーメン。棒ラーメンを作成し、2回目はアルファ米をラーメンのスープに投入。うまし！注意としては、鍋底が焦げ付きやすいこと。対応策としては、もう一度棒ラーメンをやってこげたご飯ごと食す。良かった点は、パッキングをし直している間にお湯を沸かした事。
(3)住
1)エアマットはなくてOK！今回は、シュラフとシュラフカバーだけで寝ました。意外と平気です。今後は、銀マットとシュラフカバー、シュラフで寝よう。
(4)荷
1)20kg以上持てるかな？・・今回の荷重は17kgでした。35Lのザックで17kgは中々の密度です。ソロテント泊をやったとしたら軽く20kgオーバーするんだろうな。歩くスピードを今と変えずにザックを背負えるかな？どちらにせよ、縦走用のザックは体に合っていないので対策が必要。
2)荷物は重心のバランスが命！膝の調子が悪いメンバーの荷物の一部をアタックザックに入れて請け負う事に。重さ4kg。最初は、上り坂。アタックザックをザックの後ろ部分にくくりつけるも、お尻が後ろ斜め45°方向に引っ張られる感覚でバランスが悪くすぐに膝に痛みが。アタックザックをフロントで背負うとバランス問題は改善されました。ただし、下りだったので視界はものすごく悪かったですが。
(5)技
1)クライミングを本格的に学んだ方が良いのかなと感じました。登りは鎖なしでも行けましたが、帰りのカニのよこばいで相当ビビり、鎖に触れた瞬間さらに体がこわばりました。正しい登り方を知るべきだな。初めて登った人はすごすぎる。尊敬。
(6)その他感じた事など
1)劔岳からの下りで�盒蕎餌析困気鵑蕕靴�人を見かける。本物だったらうれしいな。
2)扇沢〜室堂の往復料金が8,800円！高い！！1泊2日じゃ元取った気しない。今後は、雷鳥平を起点に雄山などいくつか登るのがいいな。
注：今回は当初2泊3日の予定でしたが、膝の調子が悪くなったメンバが出たため、1日繰り上げての下山となりました。健康第一！
3)最高の天気で山々がキレイに見えた。爺ヶ岳・鹿島槍を見て、そこを登っている先輩を想う。富士山を見て、そこを登る大学野球部の仲間を想う(よく考えたら、1日ずれていた・・)。日の出に照らされる五竜岳が美しかった。また登りたい山だ。
4)日の光で輝くチングルマが大好き。いつも笑顔になる花(イワツメクサ？)も好き。
5)山の中で何度か話したおじさんがマックパックを背負っていたので、試しに背負わせてもらう。う〜ん。欲しいなあ。
【改善点】
・腕と脚の日焼は絶対にしないようにすること
・ご飯はニンニクがあればなお良い
・20kgオーバーでも歩くペースを変えないようにするためにスクワット。100km/月のJOG。縦走用ザック物色。
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劔おつかれさまでしたー!!
岩場のトラバースは怖そうですね(>_<)
わたしの中では憧れの山の一つなので、すごく羨ましいです☆
天気もよさそうで羨ましいー!!
いつもコメントありがとうございます。
天気がすごいよくて！
カニのよこばいは気をつけないと本当にヤバいですけど、全体的には意外と行けるもんだなって感じです。
今度は劔澤と雷鳥平にテント張っていくつかの山に登りたいな〜って想います。来年かな。
初めてganjy です。
劔岳お疲れ様でした。もしかして室堂であって試したマックパックは私のかな?って思ってメールしました。私も頑張って多くの山を目指していきますので、またどこかの山でお会いするのを楽しみにしています!!
室堂ではお世話になりました。
マックパック試させていただいて、ありがとうございます。来年は僕も背負ってるかもしれません。
どこかの山でまた会えたら最高ですね！偶然を大切に。
レコもチェックさせてもらいます。
しかし、25kgは相当頑張りましたね！！
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