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Yamareco

記録ID: 2137442
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

小春日和の塔ノ岳〜小丸尾根-大倉尾根

2019年12月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:15
距離
16.5km
登り
1,406m
下り
1,389m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:12
休憩
0:59
合計
6:11
8:30
58
9:28
9:28
4
9:32
9:35
98
11:26
11:26
9
11:35
11:35
17
11:52
12:30
11
12:41
12:41
4
12:45
12:49
4
12:53
12:58
13
13:11
13:12
12
13:24
13:28
7
13:35
13:35
7
13:42
13:43
12
13:55
13:55
12
14:07
14:07
4
14:11
14:11
11
14:22
14:22
15
14:37
14:37
4
14:41
大倉バス停
AKU
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
渋沢駅〜大倉バス停
コース状況/
危険箇所等
・前夜の冷たい雨が雪になっているかと思ったら全くなし。稜線付近に霜柱少々という程度でした。台風の傷跡は今日のようなメジャールートはほぼ修復済みです。
・大倉尾根の標高700m付近のモミジ回廊が見ごろでした。色づきはやはり今一つですが。
昨日の冷たい雨がウソのような快晴・無風
2019年12月08日 08:37撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 8:37
昨日の冷たい雨がウソのような快晴・無風
二俣到着。鍋割山へ向かうらしい皆さんが休憩中
2019年12月08日 09:32撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 9:32
二俣到着。鍋割山へ向かうらしい皆さんが休憩中
当方はすぐ先のここから右の小丸尾根へ
2019年12月08日 09:35撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 9:35
当方はすぐ先のここから右の小丸尾根へ
紅葉発見
2019年12月08日 09:40撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 9:40
紅葉発見
あと2000mの看板の先は伐採後の付け替え区間
2019年12月08日 09:49撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 9:49
あと2000mの看板の先は伐採後の付け替え区間
皆伐ではなく明るい森です
2019年12月08日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 9:51
皆伐ではなく明るい森です
ジグザグを繰り返して旧道と合流
2019年12月08日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 10:11
ジグザグを繰り返して旧道と合流
標高1000m付近で富士山が頭を出した
2019年12月08日 10:34撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 10:34
標高1000m付近で富士山が頭を出した
稜線が近づくと全身を現す
2019年12月08日 11:02撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
2
12/8 11:02
稜線が近づくと全身を現す
ここまで登っても霜柱がチラホラあるだけ。雪にはならなかったか
2019年12月08日 11:11撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 11:11
ここまで登っても霜柱がチラホラあるだけ。雪にはならなかったか
稜線の見晴らし到着。富士山
2019年12月08日 11:12撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:12
稜線の見晴らし到着。富士山
箱根
2019年12月08日 11:12撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 11:12
箱根
相模湾の光る雲に浮かぶ大島
2019年12月08日 11:15撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 11:15
相模湾の光る雲に浮かぶ大島
酒匂川と小田原市街、真鶴半島
2019年12月08日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 11:16
酒匂川と小田原市街、真鶴半島
塔ノ岳へ向かう道の左には盟主・蛭ヶ岳
2019年12月08日 11:17撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 11:17
塔ノ岳へ向かう道の左には盟主・蛭ヶ岳
大倉尾根花立山荘と大山
2019年12月08日 11:20撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:20
大倉尾根花立山荘と大山
大丸付近から南アルプスが見えた
2019年12月08日 11:21撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:21
大丸付近から南アルプスが見えた
塔ノ岳山頂からの富士。ここもそよ風程度の小春日和
2019年12月08日 11:52撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:52
塔ノ岳山頂からの富士。ここもそよ風程度の小春日和
檜洞丸(右)と同角ノ頭の間から南アルプス
2019年12月08日 11:52撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:52
檜洞丸(右)と同角ノ頭の間から南アルプス
富士山を少し引き気味で
2019年12月08日 11:52撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:52
富士山を少し引き気味で
蛭ヶ岳山荘もはっきり見える
2019年12月08日 11:53撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:53
蛭ヶ岳山荘もはっきり見える
表尾根と大山
2019年12月08日 11:54撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 11:54
表尾根と大山
あまり暖かいので今日は寄らなかった尊仏山荘
2019年12月08日 12:30撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 12:30
あまり暖かいので今日は寄らなかった尊仏山荘
花立山荘はうどんを始めたらしい
2019年12月08日 12:58撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 12:58
花立山荘はうどんを始めたらしい
堀山の家はお休み
2019年12月08日 13:26撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 13:26
堀山の家はお休み
平らな頭の三ノ塔を見上げる
2019年12月08日 13:39撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 13:39
平らな頭の三ノ塔を見上げる
駒止茶屋もお休み
2019年12月08日 13:44撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
12/8 13:44
駒止茶屋もお休み
モミジ回廊がまだ見ごろだった
2019年12月08日 14:01撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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12/8 14:01
モミジ回廊がまだ見ごろだった
午後2時ごろは逆光気味の光線がいい
2019年12月08日 14:02撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
2
12/8 14:02
午後2時ごろは逆光気味の光線がいい
太陽を入れて
2019年12月08日 14:04撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
2
12/8 14:04
太陽を入れて
本日の赤色大賞
2019年12月08日 14:04撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
4
12/8 14:04
本日の赤色大賞
三の塔尾根山腹の紅葉
2019年12月08日 14:29撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
12/8 14:29
三の塔尾根山腹の紅葉
丹沢クリステル跡の紅葉に見送られて無事下山
2019年12月08日 14:38撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
2
12/8 14:38
丹沢クリステル跡の紅葉に見送られて無事下山
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 緊急保温シート 着替え ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ GPS

感想

 冷たい雨の土曜の夜、ふと空を見上げると星が見えた。明日快晴の予報は当たりそうだ。この寒さなら山はきっと雪だろうと、急に塔ノ岳の雪見ハイクを思い立った。
 春に買った6本爪アイゼンをリュックに詰め、小田急の窓から近づいてきた大山を見上げる。茶色い? 稜線にも雪が、ない! 後から見えてきた表尾根に目を凝らしても、結果は同じ。呆然としながら満員のバスに乗り込み、死重となった背中のアイゼンを恨んだ。
 当初は表尾根から一気に登頂し、人の少ない小丸尾根で降りてくるつもりだった。こね回された午後の泥道を避ける狙いだったが、雪がないとなれば久々に逆コースを採ってみることにした。
 西山林道を快調に飛ばす。実は、夏の北アルプス南岳から強行軍で下山して以来、左膝の古傷が痛むことが多くなった。最近も特定の角度で足を着くとズキンと痛み、若干違和感もある。疲れると痛みの出ることが多いが、歩いている時に痛むという訳ではない。そんな左足に不安も持っていたが、全然問題なかった。
 鍋割山に向かうらしいハイカーをどんどん追い抜いて二俣着。こんな手前にも鍋割山荘の水入りペットボトルが置いてあった。木橋を渡り、勾配の付き始めた林道を100mほど歩いた所で右へ。少し行くと、紅葉した木が見えた。今年は遅れ気味だから、大倉尾根のモミジ坂だかモミジ回廊だかもまだ期待できるかもしれない。
 道の付け替えられた伐採地を抜け、ジグザグに急斜面を辿ると以前のルートに合流して尾根らしくなる。勾配の方は緩むことなく、二俣まで平らだった分を取り返すように標高を稼いでいく。1000m付近で左の尾根の向こうに富士山が頭を出した。一層厳しくなった坂を登って行くと、どんどんと富士山の全身が見えてくる。
 人声が聞こえて、見上げると小丸尾根分岐の展望地がすぐそこに迫っていた。西に大きな富士山、振り返れば朝日輝く相模湾。低い明るい雲が漂っている中に大島が浮かんでいる。ひとしきり景色を楽しみながら息を整えた。
 さて、稜線に出れば北風の一つも吹いているかと思えば、さにあらず。ほぼ無風で小春日和の心地よい空気の中を塔ノ岳へと向かう。葉を落とした木々の向こうには蛭ヶ岳など主稜の峰々がそびえ、その向こうはるかに白い南アルプスの稜線が覗く。足元はと言えば、思った通り雪の降った様子はなく、若干霜柱が目立つ程度だ。
 子供の声が聞こえて、大勢の行き交う大倉尾根の金冷シには出発から3時間余りで到着。駆け上る子供、立ち止まる老人、様々なスピードのハイカーが道を譲りあう最後の胸突き八丁を経て、昼前に塔ノ岳山頂に立った。
 ここも風はそよ風程度で、珍しく山小屋に入らず外で昼食にした。下界はけぶって都心のビルも霞みがちだが、富士山や南アルプス、八ヶ岳まで内陸側の山々はくっきりよく見えている。雪は見られなくても、この絶景で十分満足できた。
 12時半、いつもより早めだが、日の短い時期でもあるので予定通り大倉尾根を真っ直ぐ下る。下りこそ膝に注意が必要で、左をかばうべく右手の一本ストックに力を込めたが、結果的には問題なかった。ただ、登りの時と違って抜くより抜かれる方が多い気がする。それほど慎重に降りているつもりはないのだが、やはりどこかセーブしているようだ。
 標高700m付近で紅葉のモミジ回廊に差し掛かった。色づきが今一つながら、やや下った坂道あたりでは午後の日差しを通して逆光気味に輝き、なかなか美しい。一眼レフを構えた方の傍でアングルを真似したりするうちに、たちまち大勢に抜かれた。
 見晴茶屋を過ぎた辺りでさすがに疲れ、雑事場ノ平で一休み。少しスピードダウンして最後の山道を下り、克童窯前の舗装道路に辿り着いた。筋向いに黒い大きな給水タンクのような施設ができている。ぶらぶら歩いて行くと、丹沢クリステルと呼ばれた人形のあった付近に、見事に紅葉したモミジがあった。
 下界で12月に紅葉はいいとしても、山のモミジ回廊の紅葉がこの時期でいいのだろうか。雪を見るつもりで来て小春日和の紅葉を見てしまっただけに、どうにも季節感のずれと温暖化への危機感を強く意識せざるを得なかった。

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