ニコルス山の会(番外編)、天女を探しに行けるとこまで行ってきました。
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 976m
- 下り
- 972m
コースタイム
天候 | 晴れ時々くもり。 歩いてる間は暑くてソフトシェルを脱いでいましたが、時折吹き抜ける風はさすがに冷たかったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(行き) 大阪阿部野橋 7:40 - 8:41 下市口 近鉄特急(吉野行き) 下市口駅 8:47 - 9:40 天川川合 奈良交通バス(中庵住行き) (帰り) 天川川合 16:12 - 17:08 下市口駅 奈良交通バス(大淀バスセンター行き) 下市口 17:18 - 18:22 大阪阿部野橋 近鉄特急(大阪阿部野橋行き) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト 天川川合バス停の並びにある川合駐在所の前に登山ポストがあります。今回は天川川合バス停に隣接する天川村総合案内所に駐在さんが来られており、そこで入山届を記入し提出しました。駐在さんは気さくな方で記入している間、少しお話させていただきました。そして「楽しんできてください」と気持ちよく送り出してくださいました。 ●トイレ 天川村総合案内所にあります。水洗のきれいなトイレです。 ■登山口〜第一鉄塔 序盤から段差の大きな階段の急登が長々と尾根に上がるまで続きます。階段がなくなってからも急坂が続きます。30分ほど上り続けると第一鉄塔に到着します。第一鉄塔の周囲は見事なすすきヶ原になっており、下はみたらい遊歩道まで続いていると思われます。 ■第一鉄塔〜第二鉄塔 第一鉄塔からは斜度が緩みます。いくつかの小ピークを巻きながら高度を上げていきます。50分ほどで第二鉄塔に到着します。第二鉄塔は見晴らしがよく東西と北方向が見渡せます。 ■第二鉄塔〜栃尾辻 第二鉄塔から10分ちょいで坪の内林道に出合います。案内に従って50mほど林道を歩き登山道は林道の左側に沿って高度を上げて行きますが、林道と目と鼻の先ほどまで高度を下げていき、合流するかと思いきやまた高度を上げて離れていきます。第二鉄塔から60分ほどで栃尾辻に到着します。栃尾辻には風雨を凌げる小さな避難小屋があり、天の川温泉へ下りる登山道の分岐点でもあります。 ■栃尾辻〜天女の舞 栃尾辻から急坂を上り登山道はピーク(P1518)を巻いていきますが、そこをピークに向かって更に急坂を上って行くとピークの少し手前で左手に開けた場所に出ます。そこが天女の舞で栃尾辻からは15分ほどです。ただ登山道を離れると踏み跡がありませんので目標を見失わないように上って行かなくてはなりません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ガスカートリッジ
バーナー
チャッカマン
コッヘル
コップ
ロングスパッツ
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感想
今回のニコルス山の会(番外編)は、クリスタルワールドへのアプローチのリハーサルです。
制限時間が6時間30分と区切られたなかで、天川川合から天女の舞・P1518・カナビキ尾根分岐まで、はたして、どこまで行けるのかどうか、自分の足で確かめてきました。
台風の影響で倒木は所々にあるものの通行に支障がないように処置されており、道迷いするような場所や特別危険な個所もなく、積雪・霧氷の時期でも問題ないことが確認できました。今回は天女の舞でまったりしてしまったためP1518とカナビキ尾根分岐までの区間は確認してませんが往復40分くらいと考えれば制限時間内に収まると思いました。
気を付けなければならないのは、登山口〜第一鉄塔までの約30分間の急登区間です。尾根に上がるまで段差が大きい階段が長々と続き、尾根に上がっても急坂が待っています。レイヤーや呼吸を整えたり決して急がずにこまめに調整しなければならないと思いました。今回も上り始めて5分ほどでソフトシェルを脱ぎ、尾根に上がった辺りで喘息の発作が出ないように呼吸を整えるために休憩を取りました。それでも汗びっしょりで上りは本当にキツかったです。
栃尾辻には風雨を凌げる小さな避難小屋があり、天候が良くないときには重宝することになると思います。
天女が舞う舞台は野外劇場の観客席のようにすり鉢状になっており北西方角に開けています。地図を見るとちょうどP1518の手前にそのような地形があるのですぐわかると思います。今回は霧氷は楽しめませんでしたが、し〜〜〜んという音も聞こえない無音の世界に浸ることができました。普段は雑踏の中で生活している私たちにはあり得ない世界です。風のささやきも木々のざわめきも小鳥のさえずりさえも何もありません。以前、和佐又山でも同じように静寂の心地よさを体験しましたが、ここでまた貴重な時間を過ごせたことは幸せでした。なのでP1518とカナビキ尾根分岐はぶっつけ本番になりました。(^^;
帰りはもう一つの霧氷会場になる坪の内林道を偵察しました。大小の落石がたくさんあり、崩落個所もありましたが、難儀して通行しなければならない個所はありませんでした。登山道よりも距離はありますがフラットな分体力的には楽です。
これで霧氷バス以外にも足を延ばせるところが1つ増えました。(^_^)V
今回も恵まれた天気と同行してくれたUntkくんに感謝です。
やっぱり山歩きは楽しいな。(^_^)V
次は薊岳の偵察でも行ってみるかな。
★出会ったヒト
登山口で3名の青年パーティ、第一鉄塔でぶち抜かれました。
下りは林道下降点の手前で単独のおじさん1人を追い抜きました。
すれちがいは0人。
静かな山歩きが楽しめました。(^_^)V
★ニョロくん、カナちゃん情報
今回も遭遇する気配がまったくありませんでした。
ニョロくんは今期通算4号、カナちゃんは今期通算11号でおわりました。
実際に実践されて何よりです 。
積雪時となるのでなかなか時間はタイトになりますが
うまく時間を使うといけると思いますし何人かだったら最悪、
片道タクシーでもさほど出費はないと思いますので 。
カナビキ尾根までやや下りますが価値はあると思いますので
是非とも本番期待しています♪。
ikajyuさん、こんばんわ。
レコを拝見してから行きたくて行きたくてずーっと機会を伺っていてやっと実現することができました。
霧氷がなくてもとても素晴らしいところで晴々とした気持ちになったのは久しぶりでした。
霧氷の時期がとても楽しみです。
コメントありがとうございました。
お正月遠征のレコ楽しみにしています。(^_^)v
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