【冬の遠征その1】 愛知県・石巻山にてプレートテクトニクスについて考える
- GPS
- 01:07
- 距離
- 2.0km
- 登り
- 177m
- 下り
- 170m
コースタイム
天候 | 曇り 下山後、ゴゴニ雨が降ってきた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 吉野家豊川店 イオン豊川店 道の駅「伊良湖クリスタルポスト」 伊勢湾フェリー |
写真
感想
無事に今年の仕事を終え、残務整理も25日の午前中に終え、午後から年始まで旅に出ることとした。昨年は北海道帰省、一昨年は九州、今年は関西・東海方面と決めた。この時期、高い山や日本海側に行くのは難しいどうしても雪の降らない太平洋側になる。
今回の東海・関西も、数年前に来て色々登ったことがある。愛宕山、金剛山、六甲山、二上山、三上山、葛城山等はすでに登っている。その時代、三百名山、花の百名山、新・花の百名山くらいしかリストがなく遠征登山の対象になりやすい山々であった。それ以外の季節にもいくつか登っているので更に対象は減っているはずなのだ。
しかし、昨年くらいから色々とリストが増えた。特に「日本百低山」は、自宅にある本からリストを作っていただいた。今回のテーマのひとつは「日本百低山」の様子を見て座数を増やすことも考え、登りたい山のリスト、移動方針、移動順番等を作成した。まあ、天候などで計画通りに全くならないことが多いのですが。
というわけで、本日は愛知県の石巻山に登ることとした。コースタイムはそんなに長くなくというか超短い山だ。一応ヤマレコマップでは神社から山頂まで27分、下りが17分になっている。駐車場から神社まではコースタイムはわからない。なのであっという間に登りあっという間に下ってきた。
感想は大きく2つ。かつてここは大きな観光地だったのだろうなあ、ということ。石灰岩でできた山ということで山自体が信仰の対象になっているとのこと。当然神社があり、おみやげ物屋さんができ人もたくさん集ったのだろうということがよくわかる。この本が出た当時はそういう風景で、下ってからきしめん等を食べ、温泉に入ってスッキリするという1日、優雅な1日だ。
「日本百低山」のリスト自体「山を楽しみ、グルメや温泉も楽しんで1日遊べる1500m以下の山」という定義なのであるから。
でも、この山に関してはそういう「時」を感じた。
もうひとつはやはり石灰岩の山ということであろう。私が住んでいる神奈川県の丹沢にも石灰岩でできている山があるがいずれも昔の海底でたまった生物由来の石灰質でできている。温暖なところでたまった石灰の山はプレートに乗って日本に近づいてくる。プレートは海溝に沈み混んでゆくが、その上に乗ったものはそのまま反対側のプレートの上をずり上がってゆく、それらが海上に出て陸地となったものが「付加体」と呼ばれる。日本の太平洋側には付加体としてできた石灰岩の山は結構ある、そういう山と比べて共通点や相違点を探したりするのが楽しいのだ。
しかし、比較してゆくためには比較するべき知識や経験がなければならない。旅ってそういう色々なことを知ったり経験してゆくのが楽しいのだ。
そう、この休暇のなかでどれだけの経験をするのだろうか。そう、旅は始まったのだ。
コメント
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スタートですか
愛知や関西のお山、全く判らないので
どんなとこに登られるのか、興味津々です
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今日はフェリー待ちとフェリー内でレコを書き上げてしまいました。明日はもう行く山を決めてありますが、行ってみないとわからないところもあるんです。(情報から「確信を持って登れる」という自信がない)
そんな中、地産のナマコの刺身をつつきながら情報収集です。
メジャーどころはもう登ったか積雪で登れないので今回はマイナーな山が多くなりますが、興味が持てれば見てやってください。
aideiei@三重県でした。
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