愛別岳
- GPS
- 08:40
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 1,493m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:40
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最終除雪地点からの道路は所々アスファルトの露出あり。 林道から離れたウネウネの森は笹と藪に覆われおりアップダウンを回避する事は不可能だった。 (帰りは白川渡渉後にシール使用) 白川の渡渉は問題なし(小さな沢なので今年の小雪でも問題なかった。) デベソ尾根からハイマツの墓場までは疎林もあるが中々の手強い藪(特に急斜面) 林道から駐車地点まで下り基調のためシールを剥がしてヒールリフトにて戻った。 |
写真
感想
羊蹄に通い徐々に山スキーの身体もできてきた。そろそろガッツリした山やろうぜ!って事でタカと示し合わせていざ愛別岳へ。
前日の羊蹄のダメージは少し残っているが行くしかない。羊蹄下山後も色々とやる事があって殆ど寝てないが0時半にタカと合流し牧場へ向かう。
−12℃遮る物が何もないので少しの風でも寒いが準備をして漆黒の牧場を出発。雪が少なすぎて所々道路のアスファルト出ており先行きが不安になる。道路を外れると星も月も見えず真っ暗で自分が左右どちらに進んでいるか分からなくなるのでGPSだけ見てアンテナの方に板の先を向けて1mmも曲がらない様に進んで行く。
林道にブチ当るとモービルトレースがあったので使える物は使って登っていくが、白川から離れていく辺りで森に入っていく。しかし大雪のお膝元と思えないほど雪が少なく藪も笹も濃くウネウネの地形は空沼岳並の迷宮ラビリンス。
隙間を縫って白川に突き当たり渡渉地点を探す。あまりの小雪に渡渉できずに敗退もあるかも⁉と思っていたが、小さな沢のためすぐに渡渉地点を発見できたので杞憂だった。
藪々デベソ尾根に取り付き、なだらかな尾根を詰めて行くがズブリと沈む石破茂口調ばりのネットリとした雪に足が削られるし、羊蹄感覚に慣れているせいで歩く距離に対して遅々として高度が上がらずとても、とても長く感じて半分寝りながら登った。
スタートから4時間ほど経過して長かった夜が明けてやっと目指す愛別岳が見えた。
沢を詰めて山頂を目指すが、沢に入ると経験した事が無いとても滑る雪に硬い斜面でかなり手強く、珍しくタカが怒りながら登っていた。自分は新兵器のクトーのお陰で大分助かった。(後日、日記に書こうと思う)
そして長かった憧れの山頂へ到着、思ったより風も無く穏やかだった。表大雪が見えなかったのは残念だったが、南側の景色が見る事ができただけで充分だ。
東面の雪が良さそうだったので晴れ待ちして飛び込むと、重すぎず軽すぎず、深すぎず浅すぎず、丁度良いパウダーが溜まっており今シーズンベストのタマランチだった。沢はガリクソンだったが森の雪もクリーミーでご馳走様でした。
デベソ尾根まで戻ってくると後は消化試合。もっと難儀すると思っていたのが、上手いことやれたので予想より早く車まで戻ってきた。
the dayとはならなかったが、二ぺの次に大好きな愛別岳の冬季山頂に初めて立てた事は今年最後を締めくくるに相応しい感無量の山行となりました。
Special thanks:タカ
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人