四ッ岳北面はまだ早かった…
- GPS
- 04:40
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 395m
- 下り
- 396m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇平湯キャンプ場の積雪量は約15cm〜20cm遊歩道には藪がない。 〇1400mからの取付は着雪がもろく崩れて地面が出やすいのでセカンドは苦労する場面もあった。尾根上部は積雪が少なく台地に乗り上げるのに苦労した。 〇1500mからの台地からは笹薮が濃くなる。 〇1550m〜1600mの急斜面にも笹薮が濃い。沢筋には倒木などあり。登山道らしきものがあったので登りはそれを一部たどる。 〇1600m付近の渡渉。スノーブリッジはつながっていない。石伝いに渡れた。ラッセルは深い。 〇大地への取付1600m付近。笹薮が濃く、着雪がもろい。登りは草付きにつかまりながら登った。下山時にはアイゼン使用。登りでもあったほうがより安全だった。 笹薮が濃いのでここで敗退を決める。 ●藪滑走はトラップのような笹薮が多数あるので転倒注意。 |
その他周辺情報 | ジョイフル朴の木600円 11時より営業 |
写真
感想
どこでもいいからちゃんと登山めいたことをして滑って降りてきたい。
と、山スキーヤーなら思う今日この頃。
雪が降ってくれたら…と願う気持ちが、「もうきっと降り積もってるに違いない」と錯誤させたか…
行ってみれば、明らかに判断ミス。
もっと山行が成立すると思っていた。
もはや人柱的な発想になり、せめて渡渉して台地まで見て来ようかぁとなった感じ。
しかしこの状況を予想して2時くらいに出ていたとしても、暗がりでのルーファイはキツかっただろう。
あえて言えば担いでアイゼンで武装して木の根・地面を踏みしめればもう少し早かったかもしれない。
ちなみに隣の平湯温泉スキー場は下部のリフト一つのみが稼働。ここが全面開業になると期が熟したと言えるかもしれない。
2020年最初の山スキーはシンモンさんと四ッ岳に北面から登ることとなった。
あいかわらず雪は積もらないのでいくつかの山域で計画を立て、皆さんのレコや直近の積雪状況や天気で四ッ岳に決めた。以前この時期の北面は余程の玄人か、無知な馬鹿という言葉が頭によぎり、藪は覚悟はしていたが、ここまで酷いとは思っていなかった。
序盤からルーファイが難しく、遅々として進まなかった…そこからも藪でなかなか前に進めず心が折れかける。渡渉は問題なく通過できたが、そこからの尾根取付きでかなり苦労し、藪はさらに濃くなってきた。
藪のない斜面の時間配分だったので、このままどこから藪がなくなるかわからず、下山時も時間がかかると考えるとここで敗退を決めることとなった。この時期にピークをとるにはもっと早い時間に登らないといけない。
明るいと、行きとは違って雪の状況を見ながらルートを決めることが出来たので慎重に下山すれば心配していたほどではなかった。
敗退はしたものの、いろいろ得るものはあったので有意義だった。
シンモンさん、運転お疲れ様でした。またリベンジですね!
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