記録ID: 216963
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
秋の石転び沢大雪渓
2011年10月08日(土) 〜
2011年10月09日(日)
コースタイム
6:30飯豊山荘-9:30石転び沢出合-14:30黒滝上部-15:30梅花皮山荘
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
1 概要 5月および夏の早い時期であれば5時間もあればも登れるのですがこの時期、梅花皮小屋に3時30分PMに到着し9時間近いアルバイトとなりました。しかし乍ら高捲きやル−トファインディングが大好きな方にはお勧めのコースです。 2, 石転び沢出合まで 下流部のため雪渓はすっかりなくなり、高捲き道を利用することになる。下降時設置ロ−プに全体重をかけサッとおりたが、このようなときはロ−プは信用せずバランスをとるぐらいにつかみ同時にがっちりした岩場や灌木をつかみ下降するのがベタ−。 3、雪渓の登り 氷化しておりアイゼンなしではつるつると滑り厳しい、モンベルのチェーンスパイクという小さな爪が10本あるワンタッチ軽アイゼンを使用したが傾斜が増しても滑ることなく十分役立った。ピッケルでのカッティングによるキックステップでは氷りが硬すぎて実際的ではない。雪渓は石転び沢出合から少し登った所で現れるが断続的で崩壊が激しくひっくり返って横倒しになったりしている、雪渓の一番安全なル−トを縫うように先行者のアイゼンの跡がついていた。 4、沢登り? ほん石転び沢出合より上部で雪はすっかりなくなり沢床や滝が全て露出し、数本の小滝を越していく。黒滝は・左岸を登る。 次の滝が越せない。右岸に行っても左岸に行っても赤茶けたぬるぬるした岩で登山靴ではつるつる滑り踏ん切りがつかない。ここはワラジか渓流シュ−ズがないと無理のようだ。右往左往しているうちに時計を見ると2時半になっておりまだ水量もあることからボヤボヤしていると沢の中で日没になってしまうと考え、草付を高捲くか場合によってはそのまま直登し尾根に出てしまおうと考え草付を登り始めた。 登り始めて間もなく幸運にも草付の中を横切っている踏み跡を見出すことが出来た。 助かったと思った。この踏み跡を辿ると造作なく梅花皮小屋に達することが出来た。 5、その他 門内沢、ほん石転び沢、北股沢など同じような規模の沢が流入してくるので、迷い込まないようにすることが重要である。 一瞬北股沢に入ってしまったのではと思い、ガ−ミン社オレゴン300GPS(2万千分の地図をいれたもの)で位置確認を行った。沢の中である為、衛星捕捉に時間を要したが間違いなく梅花皮小屋方向に向かっていることが確認でき、GPSには大いに勇気付けられた。 6、補足 今回間違えて黒滝上部まで行ってしまったが、実際は黒滝の右側(左岸)にルートが有り、そしてルートに沿って、黒滝の上に出れば踏み後(夏道)が有り、此処から約1時間で梅花皮小屋に到達することが出来る。 |
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