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記録ID: 21831
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

オプタテシケ 2013m

2003年09月23日(火) [日帰り]
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コースタイム

9/24(水) 町営白樺荘−登山口駐車場(196km)―美瑛富士避難小屋―ベベツ岳−
        5:40 5:50 8:40 10:05
700m 1630m 1860m

オプタテシケ山―ベベツ岳−避難小屋−登山口駐車場―富良野―三笠―札幌(163km)
11:35 12:00 12:55 14:25 14:40 16:50 17:00 19:20 20:25
2013m

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2003年09月の天気図
コース状況/
危険箇所等
オプタテシケ山(2012,7m) ‘03、9/23(火、秋分の日)〜9/24(水)

9/23(火、秋分の日) 家―麻布―三笠―富良野―白金温泉―登山口下見―町営白樺荘(泊)
11:40 13:00 14:00 16:00 17:00

9/24(水) 町営白樺荘−登山口駐車場(196km)―美瑛富士避難小屋―ベベツ岳−
        5:40 5:50 8:40 10:05
700m 1630m 1860m

オプタテシケ山―ベベツ岳−避難小屋−登山口駐車場―富良野―三笠―札幌(163km)
11:35 12:00 12:55 14:25 14:40 16:50 17:00 19:20 20:25
2013m
大雪青年自然の家の上に十勝連峰が聳えていた。噴煙も見える。
美瑛岳。
大雪青年自然の家の上に十勝連峰が聳えていた。噴煙も見える。
美瑛岳。
天然庭園。
紅葉。オプタテシケへの稜線から右側を俯瞰。
紅葉。オプタテシケへの稜線から右側を俯瞰。
ナナカマド。
美瑛岳。
オプタテシケ山。天気が良くて空も綺麗だった。
オプタテシケ山。天気が良くて空も綺麗だった。
双子池。
大雪の山。中央に旭岳が見える。
大雪の山。中央に旭岳が見える。
トムラウシ(?)
トムラウシ(?)
下ホロカメットク。
9 美瑛富士。山頂から裾への曲線は見応えがある。
10 花が終わったチングルマ。
下ホロカメットク。
9 美瑛富士。山頂から裾への曲線は見応えがある。
10 花が終わったチングルマ。
オプタテシケ山山頂。
オプタテシケ山山頂。
コケモモ。石垣山の南東斜面一帯はコケモモ畑といった感じだった。
コケモモ。石垣山の南東斜面一帯はコケモモ畑といった感じだった。
花が終わったチングルマ。
花が終わったチングルマ。
日没後の美瑛岳(右)と美瑛富士。
日没後の美瑛岳(右)と美瑛富士。

感想

9/23(火、秋分の日) 8月、美瑛岳の登った時、一緒に登る予定だったが、オプタテシケ山方面がガスに覆われており、風も強かったので諦め、美瑛富士避難小屋まで下見に行って、引き返した。今回はオプタテシケ山だけに絞った。途中、自然庭園を見たかったので、白金温泉から登ることにした。
秋分の日だというのに道路は空いていて、三笠―富良野―白金温泉 と順調に走ることが出来た。美瑛から白金温泉の方に入る時、道がよくわからず、回り道した。白金温泉に入る手前で、左側に駐車場があり、トイレもある。今夜の車中泊の候補地である。
明日は強行軍なので、今日のうちに、ゲートの鍵が開くか確認し、登山口を下見したい。大雪青年の家があったので立ち寄ってみる。稚内高校時代、宿泊研修で衛生看護科の生徒達と一緒に行って、十勝岳8(?)合目まで登った。想い出の家である。
ゲートはここからすぐで、鍵も、森林管理署から聞いた番号で開いた。登山口駐車場まで行ってみよう。駐車場は広いが、大木が林立した樹林の中で薄暗い。もう秋だ。
車中泊するのに適当な場所を探しながら引き返す。
美瑛町白金保養所「白樺荘」の看板が目に付く。寄って聞いてみると、素泊だけ、料金は2900円である。ここに決めた。風呂もあり、車中泊の窮屈さを思えば、安いものだ。
他に、泊客は2人いて、彼らは自炊しているようだ。

9/24(水) 4時目覚め、腹拵え、大も2回すっきり出して、出発。宿はまだ寝静まっている。夜はまだ明けきっていない。予報通り、天気は良さそうだ。早速ゲートへ。
ゲートを開け、登山口駐車場へ。車は1台もない。
秋分の日だというのに、人っ子1人いない。
今日は途中に水場がないので、リックが重い。道は全く静かだ。熊に知らせる為、時々、笛をけたたましく吹く。
暫らく登って行くと、道はごつごつした大きな岩の間や上を通っている。周りは低い針葉樹が庭木のようで、なるほど此処が自然庭園である。
間もなく森林限界を越えて展望が開け、上の方にはごつごつした岩が積み重なった美瑛富士の斜面だ。左側は谷で、水無し川である。
やがて美瑛富士避難小屋に到着。ここは美瑛富士と石垣山とのコルである。正面は石垣山で、斜面一面巨石累々、時々ナキウサギの鋭い声が聞こえる。姿は見えない。
カメラ、水、行動食、雨具(上)だけ持って出発。
美瑛岳から来る道との分岐点に来るとリックがデポしてある。この先に誰か1人はいるのだ。ホッとして急に心強くなる。
石垣山の中腹を巻いて、ベベツ岳を目指す。緩やかにアップダウン。
三角錐の颯爽たる山が見えてきた。オプタテシケ山だ。ベベツ岳の頂上で小休止。
一旦急降下して、広いコルに出る。此処を横切って愈々最後の登りだ。
上から若者(30すぎ?)が下りて来た。やはりいた。
昨夜から、人に会うのは初めてだ。15分ぐらい話し込んだろう。
北海道の山が、静かで好きだ、横浜から来て、今日は望岳台から真直ぐ此処にきた、と。
これまでに登った山、登りたい山、お奨めの山など話し合って別れた。
頂上はすぐだった。それにしても今日は何といういい天気だろう。遥か西の地平線に細長い雲があるだけ、全くの快晴である。風も無い。
近くは美瑛岳、美瑛富士、紅葉し始めた足下の大原始林、大雪や芦別の山並み、遥かに阿寒、知床だろうか、360°の展望である。
下ホロカメットクのピリッとした三角錐が目を惹く。
足下は切れ落ちていて高度感も素晴らしい。この素晴らしい展望を1人占めである。
秋分の日の、この登山日和にである。先ほどの若者の気持ちがわかる。
下山途中、コケモモが沢山あったので、時間が気にはなったが、かなり採ることが出来た。小屋に立ち寄り、荷物を纏めて、登山口を目指す。
自然庭園を過ぎ、樹林の中に入ると、日は落ちてしまった。
笛を吹きながら快調に下っていく。登山口駐車場に着くともう薄暗い。僕の車がポツンと1台あるだけだ。
帰りは、美瑛を通らず近道(?)を通って富良野へ。
大きくカーブした時、オプタテシケ山が黒く浮き上がっていた。

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