ドラマチック漁岳
I_am_Ryo
体力度について
- GPS
- 04:37
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 829m
- 下り
- 831m
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- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:54
休憩：30分
下り：1時間40分
| 天候 | 快晴、微風 −12℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
午前4時半、林道の駐車場に到着。すでに2台止まっていた。はやっ！とつぶやいてしまった。どうやって停車するか車を無駄に動かしていると、右前輪がズブズブ埋まってく。あーーー！と思わず叫んでしまった。またやってもうた、車がスタックしてしまった。久しぶりに"溝落林道"の名を襲名した。スマホを確認するとやっぱり電波なし。苦虫を噛んだ顔をして考える。うーむ、これはロードサービスを呼ぶしかないな、山頂で！！と思い、覚悟が決まったらテキパキと準備を始める。。
午前5時、マイナス12℃、暗闇の中をスタート。ブラックダイアモンドのヘッデンが闇夜を切り裂く。出だしから色々と問題あり、鼻息を荒くしながら黙々と林道を歩く。ただ、汗をかかないようにチャックの上げ下げをまめに行い熱を調節。かっこよく言うと、サーマルコントロールというやつだ。息を吐くたびに冷静になっていった。
尾根に上がると東の空が燃えだしている。恵庭岳のシルエットが美しい。しっかしどこ歩いても藪、藪。アップダウンもあるため山スキーにはあまりよろしくないのである。暗い中、ヒールフリーで藪の場所を少し下るときはまさに地獄。まさにしがらみが多い！あーーー！と山中で一人悶絶していた。こんな悶絶は購入した本のビニールがツルツルし過ぎてうまく破けないのと似ている。早く読みたいのに読めない。早く登りたいのに登れない。
午前7時、右往左往していると恵庭岳の左から太陽が昇ってきた。望遠レンズを付けたカメラで撮影。このNikonのD5000も古い機種だけどそこそこ撮れる。やっぱり天気の良いときは望遠が楽しい。今あるミラーレス機はホコリが撮像素子に混入しておしゃか。次カメラを買うなら先がSONYのミラーレス機α7�靴�な。シグマの16mmf1.4のレンズを付けて星空撮影してみたい。値段が下がってきたOm-d e-M1 Mark�兇眩農欧蕕靴�、12-100mm F4.0 PROとの組み合わせが鬼に金棒らしい。ま、もちろんそんな予算はまったくないのであるが、想像しているのも楽しいのである。
さて日の出から15分ぐらい経過した。本日のメインイベント、モルゲンロートの時間がやってきた。周辺の景色が燃えだす！漁岳直下の大斜面がピンクに染まっている。モルゲン漁岳だ！本当にドラマチック。ドラマよりドラマチック。最初はどうなることかと思ってけどここに来れて良かった。
後で気づいたのだけど降りてくる先行者はbun33さん、登っている方はpositive51さんだった。直下の斜面は少し滑ったけどクトー付けていたのでサクッと山頂へ到着。360度の大展望。そしておは羊蹄山。山頂にはポジさんが居た。久しぶりにお会いできてうれしい。僕の車がスタックしたことを伝えると牽引してくれるとのこと。優しいなあ。泣きそう。でも泣かない、涙が凍るから。それでは一緒にスキーで滑走タイムです。撮り合いながら下る。途中、ポコをトラバースするため藪に突入したのだけど密度が濃く、あらぬ方向に行ってしまった。すみません、ヤブポジさんにしてしまった。本当に申し訳ない。林道まで来るとあとはほぼ自動運転。下りはアッというまであった。
駐車しているとこまで戻ると、スタックしているハリヤーがいた。その方はパワーで脱出。凄い馬力だ。そして僕の車をポジさんの車と牽引ロープでけん引してもらう。体勢が悪いのか、もっと傾きが大きくなる。ひえっ！近くには木もあるためかなり危険な感じ。するとハリヤーの方が別の角度から牽引してくれることに。引っ張る角度が良かったのか、脱出成功！もう本当にうれしかった。「ありがとうございます、ありがとうございます」と選挙の前の政治家のごとく、ポジさんとハリヤ―の方と固く握手をした。次買う車はジムニーだな。ジムニーのタフさとフリードの車中泊が出来るスペースが合体した車が欲しい。感謝！今回の山行はドラマ以上にドラマだった。
家にはお昼前に帰って家族みんなで食事。この出来事を話したら「よかったね！お父さん！」と。その後は妻には自由な時間を取ってもらい、娘とはTRFさんを踊ったり、鈴木のりたけさんの絵本をたくさん読んだりと一緒に遊び倒してそのまま就寝。内容が濃い一日だったのであった。
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Ryoさんこんにちは。
この日のモルゲンは本当にドラマチックでしたね。
刻々と変わる朝陽の色合いは感動的でした。
低空にかかっていたもやのような現象についてですが、morethanさんのオロフレレコにgenesis1_1さんがコメントを書いていました。「接地逆転層」というものらしいですよ。調べてみるととても納得がいきました。放射冷却＋無風という条件が揃うと起こる現象のようです。
あ、この日は私もワークマンのフリースを試用してみたのですが、ワークマンなかなかいいですよね。コスパも性能も優れています。
またどこかでお会いしましょう(^^)/。
ポジさん、こんにちは！
先日は車を救出していただき、どうもありがとうございました。本当に心の底から感謝しておりまする。
接地逆転層ですか！この感じの配置を見ただけでなんか凄いものを見た気になりますね。最高の展望台である漁岳は素晴らしいですね。そして、モルゲンがあるから朝活は素敵ですね。
あのカッコ良いフリースもワークマンでしたか！なかなか素晴らしい商品を出しますね。
またどこかの山で会いましょう！その時はスタックしないようにしますね。
車のスタックネタ見て涙が出そうになりました（苦笑）
その状況すごーーーくわかります。
この時期の北海道の山は車を駐車するまでがドキドキハラハラですもん。
山登りする前に気力半分使っちゃいます。
私もこの前ゼニテンの坂登れなくてねー。
もう言えないくらい怖い思いしたんですよー。
そして実はミラーを一部破損していることを夫にまだ言えてません。怖っ！
ジュディーさん、こんにちは！
まさに家に帰るまでが登山ですね。まだ車が廃車にならなくて、スタックするだけで良かった思うようにしております。色んな人に迷惑をかけてしまうので注意が必要ですね。
ゼニテン手前の坂もキツイですからね。四駆でも難しいかもしれません。車の破損は残念でしたね。ちょっとの傷ならばまだ良いのですけどね。
ともあれお互い気をつけて運転しましょうね。
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