遠征2日目:絶景に恵まれた権現岳(天女山より)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
〜木戸口公園分岐(8:20)〜三ッ頭(8:30/8:50)〜権現岳(9:45/9:50)〜ギボシ(10:05/10:30)
〜三ッ頭手前ピークで昼食(11:00/11:35)〜三ッ頭(11:55/12:05)〜前三ッ頭(12:35/12:40)
〜2000m付近樹林の平担地でコーヒータイム(13:25/13:40)〜天の河原(14:15/14:30)〜駐車場(14:40)
天候 | 終日素晴らしい快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天女山登山口の駐車場は天女山側にトイレと水道(飲料は不可)が有ります。 登山届は登山口のすぐ上に有る受付箱に出して下さい。 小淵沢ICを出てすぐにコンビニが2件、買い物はここで。 ICから駐車場まで約20分程です。 |
写真
感想
北〜南八ヶ岳縦走路からわずかに外れているので、以前の縦走時はピークまで踏んだかどうか記憶も曖昧だ。
と言うことで前日の雨飾山山行と併せて、遠征2日目は天女山から尾根を辿るコースで計画する。
駐車場から見上げる夜空には満点の星が。今日も良い天気になりそうだ。
明るくなるのを待って天の河原へ向かうと、駐車場からわずかな登りで最高の展望が待っていた。
東に奥秩父・南東に富士山・南に南アルプスが静まり返った雲海上に浮かび上がって見られる。
林道のような良い道を行くと、溶岩が点在する台地に出る。
明るくなった空の下に、スッキリと鋸・甲斐駒・北岳の稜線が広がり、独り富士山が聳える。
しばらくはゆるやかに登る尾根道が、笹を分けた道となり続いて行く。
樹林の平坦地を過ぎると、徐々に傾斜が増し、更に苦しい登りに変わる。
標高2000mを過ぎた付近で小休止をとり、再び苦しい登りに向かう。
長く苦しい登りの途中では、時々開ける展望が疲れを慰めてくれる。
喘ぎ喘ぎでやっと平坦地に出ると大展望の前三ッ頭になる。
権現岳に延びる尾根上のコブになる前三ッ頭からは、目前に三ッ頭のピークと左(西)に意外な大きさで御嶽が聳え、
手前に中央アルプスが屏風のように眺められる。まるで千畳敷カールまで見られるようだ。
富士山・南アルプスは言うに及ばずだ。
展望を楽しみしっかり休んだので、ザレを踏んで三ッ頭のピークへ向かおう。
樹林の尾根を南アルプスと背丈を比べながら高度を稼ぐと、展望が開け「木戸口公園」との分岐となり、
北西には乗鞍〜穂高・槍に連なる北アルプスの展望が広がった。わずかの頑張りで着く三ッ頭の展望が楽しみだ。
爽やかな風が吹く山頂は期待以上の絶景が広がっていた。
主峰・赤岳から編笠山の稜線は勿論、南・中央・北アルプスの大展望を一望しながら、小腹を満たそう。
森林限界を超えた這い松の尾根を、目前に聳える権現岳に向かう。
小ピークを越えて、砦のような岩場を左から鎖場で捲き終えると、岩峰の権現岳だ。
人一人が立てる程度のピークで長居は迷惑なので、ギボシまで足を延ばしてゆっくりしよう。
雲が湧きあがり、とぎれとぎれになった展望の一時を過ごして三ッ頭へ戻る。
権現岳を過ぎ途中のピークで昼食を摂り、期待以上の絶景に恵まれ、久しぶりの3000m級に満足の思いで下山の途に就く。
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