天女山から権現岳・東ギボシへ【残念!八ヶ岳主脈は雲の中】


- GPS
- 09:05
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:05
天候 | 晴れ 風があると肌寒いほどでした。 【気温】 登山口:18℃ ギボシ:18℃ 前三つ頭:22℃ 天の河原:23℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小淵沢ICから八ヶ岳高原ラインで約30分。 車中泊の方が多いのかな?4時半到着時で8割ほどの駐車率でした。 駐車場=登山口で登山届ポストは登山道入口にあります。 また、トイレは天女山方向へ約2分の距離にあります。 (水道がありますが飲料は不可。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全線にわたり笹刈りされていました、感謝です。 |
その他周辺情報 | 小淵沢ICを出てから天女山上駐車場まではコンビニが2件、買い物は ここで済ませましょう。「道の駅・こぶちざわ」を過ぎると何も 有りません。 |
写真
感想
気が付けば天女山から権現岳へ向かうのは約6年ぶりだった。
観音平と比較すると駐車場の争奪戦はゆるいが行動時間が長くなるので
5時出発を予定して登山口へ向かう。
登山口から僅かに登った「天の河原」は朝霧のため展望は皆無だったが、
co1750mのザレ地で振り返ると富士山や奥秩父山系が雲海上に姿を
現していた。これからしばらくは美しい森に入り展望は望めないが、
やがて始まる長く苦しい急登も「ここが一番きつい」の看板を過ぎた後の
絶景が約束されていると思うとモチベーションも保つことができる。
休憩も忘れてひたすら高度を稼ぎ尾根下から砂礫の尾根に上がると
期待通りの楽しみが詰まっていた。
目前に広がる南アルプスや富士山の眺望、荒々しい足元にはイタドリ、
ヤマハハコ、コゴメクサ、ハナイカリなど豊富な花を咲かせている。
その後も相変わらず苦しい登りは続くが、南アルプスの展望や足元の花に
元気をもらいながら高度を稼ぎ、再び尾根下から捲くように尾根に戻ると
三角点のピーク、前三ツ頭となりご褒美のような大展望が迎えてくれた。
眼下に広がる長坂の市街地を囲むように聳える、鳳凰三山〜甲斐駒ヶ岳、
鋸岳へ続く稜線、そして甲斐駒の左奥に間の岳、北岳、右奥には仙丈ヶ岳
そして一層鮮明になった富士山や奥秩父山系の甲武信岳〜金峰山と
パノラマのような眺望をたっぷり楽しみ三ツ頭へ向かう。
灌木が低くなりやがて森林限界が近づくと木曽駒ヶ岳辺りに雲が残る
中央アルプスや乗鞍岳や槍、穂高連峰と続く北アルプスが視界に加え
いよいよ「八ヶ岳の展望台」と呼ばれる三ツ頭山頂に出ると・・・。
編笠山は捉えられるがギボシや権現岳さえも流れ続ける雲の中だ。
行動食を頬張りながら雲の切れ間を待つがなかなかしつこく、一瞬姿を
現してもすぐに隠れてしまう状況だが目指す権現岳も目の前だ、脚の調子
も悪くない。赤岳や主脈の展望を期待して稜線を北上するが権現岳を
越えてもギボシのピークに出ても一向に雲が消える様子は無かった。
劇的な展開は諦めて権現小屋のベンチで昼食を摂り下山を開始するが
相変わらず南側には富士山や南アルプスの眺望は続いてた。
【6年が経過する間にどれだけ知識や体幹などに変化があったのか
気になったが、前三ツ頭までの苦しい登りは相変わらず辛かったが、
ご褒美のような展望と足元に咲く花のおかげで挫ける事無くギボシまで
往復する事が出来た。北側の雲が多く100点満点ではなかったが、
花と展望、そして辛さも含め、今回も権現岳の良さを感じられる
山行だった。】
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