【関西百名山 No.22】明神平 大又林道終点からピストン
- GPS
- 06:27
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:27
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道の終わりからしばらくは数回の渡渉を含む急登で気が抜けない。そのあとはフラットな登山道。 明神平から明神岳経由,桧塚奥峰までは,テープ通りに歩けば大丈夫。 雪は全くありません。「隙あらばアイゼン装着派」のワタクシですらアイゼン出さなかったくらい。明らかに異常。 |
その他周辺情報 | 登山口から降りたところにある「やはた温泉」は,大人500円できれいな檜風呂を楽しめてなかなかにお薦め。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
アイゼン
チェーンスパイク
ストック
ピッケル
ゲイター
ヒップそり
|
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感想
週末の天気予報がずっと悪かったのに木曜日になって突如好転し,慌ててプランニング。皆様のレコを見ると明神平ならそこそこ雪がありそうなので,雪山トレを兼ねてフル装備背負って家を出る。
とはいえ,4時過ぎの京都の温度が7℃という異常事態。うねうね道を苦労して運転し辿り着いた大又林道終点も,夜明け前だというのに2℃。この状況なら新雪はないと判断し,ワカンは車に残す。12本歯アイゼン,チェーンスパイク,ハードシェル上着はザックに入れ,少し悩んだが周りの皆様も用意しているのでヒップそりもザックに取り付ける。ピッケルも括り付ける。
結果的にこれら雪山装備,まったく出番なしだった。
駐車場からしばらくは荒れた林道の続き。登山ポストからしばらくもコンクリートが続き,やがて途切れて登山道となる。ここからしばらくは4回の渡渉と急登が続くが,やがて出てくる滝を巻いて登り詰めると道は穏やかになる。標高1000メートル辺りから木々に白いものが着き始め,いよいよ銀世界が始まるかと期待に胸躍らせながらついに明神平に至ってみれば,雪,全然見当たらず。
あしび山荘周辺は写真でお分かりの通り「雪が少ない」とかではなく皆無。週半ばの悪天候時,この辺りにも雨が降ったんだろうか。なんというか,言葉が出ないというのが正直なところであった。
失意のまま,明神岳を目指すが,ぼーっと歩いていたら反対方向に行ってしまい,前岳に辿り着いてしまう。地図をしっかり見ておかないとこの辺りは結構迷うポイントなのでご注意。
引き返して明神岳に辿り着き,その後予定通り桧塚奥峰を目指すも,雪もない,木々も枯れ果てた雑木林を延々と歩くのは実につまらなくて,途中で引き返そうかとも思ったが,せっかく来たんだからと頑張ってようやく着いてみると,そこそこの展望に出合えて,相応の満足を得る。
軽く昼食を済ませ,ザックにつけた温度計を見ると10℃を超えていて驚愕。明神岳への登り返しでは汗だくになる。明神平に戻ると,なんか人がいっぱいになっていて,皆さん雪を期待していたんだろうなあ。長居してもアレなので,そのまま下山。冬靴で疲れ果てた脚部に劇下り区間は非常に辛かった。林道に辿り着いた辺りで,ソロ男性に声をかけられ,なんとなくお話をしながら駐車場まで戻る。殺風景な林道歩きがあっという間に終わったのはありがたかった。
というわけで,1月の明神平としては明らかに異常な状態をこの目で観ることができたのは,貴重な体験になるんだろうか。リベンジは必須。「ちゃんとした冬の明神平」来年は見れるかね。
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