鷲ヶ岳 〜地味な山だと思われる山頂は〜 [福井県 勝山市]


- GPS
- 03:34
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 700m
- 下り
- 690m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にない。 |
その他周辺情報 | 道の駅『禅の里』に温泉あり。 |
写真
感想
2日連続ハイキングになる今日は久々に嶺北にきた。
雪山を楽しみたかったので、手軽そうな丈競山、浄法寺山を登るつもりで登山口手前のダムに車を置いて、持ち物チェックをしていると無い!!!
なんとアイゼンが無くなっている!
記憶を司ると、恐らく迷岳のどこかで記念撮影しているときに置きっぱなしにしてしまったのだろう。
まだ三回しか使ってないのに勿体ない。
アイゼン無しで丈競山は無理なので、急遽鷲ヶ岳に変更した。
この山も去年の秋に、登山開始直ぐにオオスズメバチに門前払いされて撤退を余儀なくされた山なので、登る機会が訪れて良かったと思おう。
そのオオスズメバチにロックオンされた場所を通り過ぎ、そこまで歩かずに登山道に入る。
地味な植林地帯を通り過ぎると急坂は始まる。
急坂をこなしてると、いつの間にか植林を抜けて良い感じの雰囲気で登り詰めれば、再び林道に入る。
ここからは長い林道区間でただでさえ退屈なのに、そこに再び植林に入るので何の面白味もない。
ヘアピンを通り過ぎると植林から抜けて明るい雰囲気になったので少しはマシになった。
その長い林道を歩き詰めると登山道になり、尾根上を歩くようになる。
そして後ろを見ると雄大な白山が出てきてた。
空を見れば前線の雲が一直線に途切れている。
後にニュースでその特集がやってたが、かなり珍しい現象だったらしい。
この山は10等分に区間を分けており、9/10に入ると登山道だけ雪道になる。
アイゼン無しでも歩けるが、キックステップだと余計な力が入って疲れる。
そんな中、山頂直下をこなせば360℃の大展望が待っていた。
序盤の地味さが嘘のような山頂だ。
正面の登るつもりだった浄法寺山と冠岳からの両白山地の先には、雄大な白山、別山、大長山、三ノ峰、スキージャム勝山に経ヶ岳、荒島岳に銀杏峰と部子山、更に福井、坂井市街地に日本海と素晴らしい景色だ。
そして山頂は雪上の広場で、そんな空間を独り占めするというのは最高の至福だ。
その幸せに浸っている姿を無人偵察機(ドローン)が観察してた。
十分に満足したら下山する。
下山時には5人くらいすれ違った。
難なく下山しておしまい。
地味だと思われがちな山でも、ここまでのスケールの展望を持つ山頂があるのは良いものだ。
手軽に登れる山なので、かなりオススメだ。
帰りに国道8号線沿いにある好日山荘でアイゼンを購入した。
高い授業料だった。
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