訳ありウォーキング - まさか本当に歩き通せないとは・・・


- GPS
- 09:47
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 210m
- 下り
- 209m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 9:48
天候 | 晴れのち曇り(時々雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
備考 | 実質歩いたのは30km弱だった。 |
---|
感想
今回のウォーキングは、あの痛ましく忌まわしい東日本大震災(2011/03/11)がきっかけでした。
その日私は、東京都恵比寿の職場から当時の自宅である埼玉県大宮まで歩きました。
ざっと10時間(15:30〜01:30)かかったのですが、最後の1kmはもう足を前後に動かすことができず、腰ごと身体を左右に振る動きで1時間以上かかり、まさに這う這うの体での帰宅だったことを鮮明に覚えています。
後日、どれだけ歩いたのかと調べてみると最短ルートで約33kmでしたが、馴染みない地名が書かれた道路標識を頼りに歩いたりでロスもあったでしょうから、たぶんマラソンくらい歩いたのだろうと思いました。
がしか〜し、マラソンの距離を歩いたくらいで、こんなにもボロボロになるだろうか?私の身体は、そんなにもヤワなのか?・・・いんや、そんなはずはない。
と、以来ず〜っと、自身の名誉回復の機会を狙っていたのでした(笑)。
そんなわけで、あの日の醜態が何かの間違いだったことを9年越しに証明するため、矢吹駅黒磯駅間の約43kmを歩くことを計画し決行したのです。
朝7:00過ぎ、あの日は早く帰ろうとの焦りからハイペースだったのかもしれないと思い、逸る気持ちを務めて抑えて矢吹駅をスタートしました。
序盤はスローペースながら特に問題なく歩けていたのですが、20km辺りから股関節に違和感を感じ始めオイオイと思っていたら、そのうちふくらはぎに出た痛みがモモにも広がり痛くて足を前に出せなくなってきたのです。
たまらず豊原駅の手前で休憩したのですが、既に手で支えないと座ることも立ち上がることもできない状態になっていました。一番はモモの前面ですね。体重をかけると痛くて痛くて。
楽勝と思っていただけに余りに情けないと思うものの、無理してこのまま進めばあの日の二の舞、下手したらそれ以上のダメージを被るかも知れないと、黒磯駅まで約12kmを残し最寄りの豊原駅で中止することにしました。完敗です。
それにしても、普段10〜15km, 6〜8時間の山行を支障なくできている人間が、平地だと30km8時間で歩けなくなるって、どうにも納得がいかないんですよねぇ。
いや、2回共に同じように歩けなくなっているので、事実として認めざるを得ないのはわかっているのですが、納得できる理由がわからないんです。
例えば、使う筋肉が違うということが理由で、私の場合平地を歩く際に使う筋肉が極端に弱いということなのでしょうか。(たぶん、そうなんでしょうけど。)
もし、合点のいく理由を説明できる人がいたら、是非教えて欲しいです。
ただまぁ理由がどうであれ、こんな挑戦は二度とやらないでしょう。たぶん。
コメント
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私の場合、心肺機能が低いので、山では登りが辛いのですが、平地歩きならマラソンの距離でも行けそうだと思っていましたが、そうではないようですね。
kinoeさんの歩く筋肉が特別弱い訳ではなく、誰でも歩き続けると、同じような感じなのでは・・・。そういえば、私の長男が山手線一周(35km程)を歩いたときも、相当に筋肉痛があったように覚えてます。
途中に適度な休憩を入れながら歩けば、大分違うのではないですかね。
それにしても、お疲れ様でした。
hikeさん、
3.11の時は不測の事態ということもあって、何かしらの負荷(靴の問題とか)がかかったものとばかり思っていたんですが、残念ながらそうではないことを自ら証明してしまいました。たかだか30kmも(って、とても言える立場にないですが)まともに歩けないなんて、我ながら本当にビックリです。
ただ、ガッツリ山行をした時は翌日(または翌々日)に酷い筋肉痛に襲われるのが常なのに、この時の痛みは歩くのを止めて以降徐々に引いていき筋肉痛も意外に大したことなかったのはチョット不思議でしたね。
> 誰でも歩き続けると、同じような感じなのでは・・・。
hikeさん、実験台になってもらえませんか?m(__)m
そうです! 使う筋肉が違うというのが結論です
昔ランニングをしている時に、フルマラソンを完走できそうもない人で
且つ出場したい人は、ランと歩きを交互に取り入れるそうです。
注意するのは、ランニングを頑張り過ぎないこと!走れなくなってから
歩いたのでは遅いそうです。使う筋肉は相互に違うけど片方の筋肉を完全に
使い切ってしまうと歩けもしなくなる
オレの走法かって? いいえ一度も歩いたことはありません・・・
一回だけかな
キノエさんは長〜い車道歩きは殆どしないから分かりにくいでしょうが
1時間以上歩いていると腰から下が空転しているような感じから
尾根末端からスタートをすると駆動力がかかってガシガシと登れました…
昔ネ
結論、次回はランも入れましょう
ビギさん、
以前雲取山のコメントで、炭水化物を摂っていないと脳が頑張るのをストップするっていう面倒くさい話をしてましたよね。う〜ん、どこかでスポーツ科学とか勉強したの?
確かに競技としてもマラソンと競歩があるわけで、両方をこなす人っていないんでしょうね。しかし彼らは凄い。いや完走(歩)するだけでも凄いって心底思いますよ。
> 使う筋肉が違うというのが結論です
つまり私の歩く筋肉は、普段運動しない人と同じレベルってことね。
こうなるとナンカ悔しくて再挑戦したい気もするけど、山と違って歩いてて楽しくないんだよねぇ。
ところで、ソッチはソコソコ雪降ったみたいじゃないですか。いいなぁ。コッチはさっぱりです。もちろん高い山にはそれなりにあるけど守備範囲じゃないのでねぇ。
未だプー太郎ですが、ソッチ方面での仕事をまだ諦めてはいませんので、待っててね〜。
私は山は走れますが、ロードのフルマラソンは苦手です。たぶん上述の理由によるものと思われます。取り敢えず今流行の厚底シューズを履けば、痛みがやや緩和するかも。
kilkennyさん、
ありゃりゃ、ついに本物が来ちゃいましたか、恐縮です。
歩くだけなのに30kmでギブって、笑っちゃいますよねぇ。
ただまぁ言い訳ですが、そもそもロードは私のスタイルではないので。。。
励ましのお言葉を戴きながら申し訳ないのですが、私が「フルマラソンは苦手です。」と言える日は恐らく永遠に来ないでしょう。スミマセン。
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