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Yamareco

記録ID: 2200425
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ハイキング
東海

竜爪山再び 郷島⇔文珠岳/直登ルートの探索

2020年02月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
12.8km
登り
1,192m
下り
1,181m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:29
休憩
0:14
合計
5:43
6:40
185
スタート地点
9:45
9:59
14
10:13
10:13
34
10:47
10:47
96
12:23
ゴール地点
GPSデータを無修正で登録しています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
郷島集落までバスがあります。
安倍線のうち、運転免センターと油山を除く梅ヶ島温泉、有東木、上渡、相渕、上落合、横沢の各バスで「郷島宮前」下車。
コース状況/
危険箇所等
■郷島⇔文珠岳(バリエーションルート)
県道29号(梅ヶ島温泉昭和線)脇の法面にある隙間から、単管で作られた階段まで猛烈なヤブです。
階段から上部の放棄茶園まではまだ道が残っています。
茶園からは道が不明瞭になるので尾根の中央を歩き、上部の林道へ出ます。
林道から標高400m付近のトラバースが始まるところまでは送電線巡視路を歩きますので踏み跡明瞭。
トラバースの分岐は注意していないと分かりません。送電線巡視路は地形図に明記されていません。
トラバース道に入ると、獣道か?杣道か?そもそも道と呼べるものか?くらいの判断しか出来ません。リボン等皆無。
トラバースが終わって取付く尾根は地形で判断しました。
尾根に入ると814mの標高点までは踏み跡すらありません。たまに踏み跡らしきものが出てきますが杣道のようで尾根の中央から外れてゆきます。
森谷沢からのコースと合流するポイントも分かりませんでした。
814mの標高点から文珠岳までは、うっすら踏み跡が残り、コースを示す板やリボンがちらほらあります。
このルートを下りで使うと、森谷沢との分岐から北西に派生する尾根に乗れるか?
尾根を下ってからトラバースへ移るポイントをどうやって判断するか難しいです。
GPSを携帯するか、高度計による推測しかありません。
■文珠岳⇔駒引峠西側の基幹林道(正規コース)
良く踏まれ、しっかり整備されています。何の不安もありません。
■基幹林道⇔野田平(準バリエーションルート)
踏み跡はかねがね付いていますが、ルートを見誤りやすいところがあります。
林道と登山道が交錯するところ。
従来の登山道が掘れてしまい、道を付替えたところ。
登山道が放棄茶園を突っ切るところ。
尾根の中心を意識してルートを切り替えながら進みます。
ピンクリボンはところどころにありますが、道標はありません。
今回は尾根通しに下り、野田平集落の給水タンクがある末端まで行きました。
県道の法面工事の際に、農園管理者のために補償として設置されたと思われる単管製階段からスタート。
2020年02月01日 06:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 6:49
県道の法面工事の際に、農園管理者のために補償として設置されたと思われる単管製階段からスタート。
法面壁の切れ目から階段までが本日最凶のヤブ。
2020年02月01日 06:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/1 6:51
法面壁の切れ目から階段までが本日最凶のヤブ。
階段上から郷島方面。
2020年02月01日 06:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 6:54
階段上から郷島方面。
農業用モノレールと作業道が付かず離れずあります。
ここでは隣り合っていますが、離れているところもあります。
作業道はまだ歩ける状態でした。
2020年02月01日 07:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:05
農業用モノレールと作業道が付かず離れずあります。
ここでは隣り合っていますが、離れているところもあります。
作業道はまだ歩ける状態でした。
放棄茶園に着きました。
ここでモノレールと作業道はお仕舞い。
尾根の中央に出て登ります。
2020年02月01日 07:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:06
放棄茶園に着きました。
ここでモノレールと作業道はお仕舞い。
尾根の中央に出て登ります。
まだ使っていそうな小屋の脇に出ました。
先月は奥に見える林道を下りました。
やたら登ってもこの林道に当たると分かっているので安心です。
2020年02月01日 07:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:14
まだ使っていそうな小屋の脇に出ました。
先月は奥に見える林道を下りました。
やたら登ってもこの林道に当たると分かっているので安心です。
送電線巡視路の入口。
徒歩道の入口同士は10mも離れていませんでした。
当然、林道を歩くよりだいぶ近道になります。
2020年02月01日 07:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:16
送電線巡視路の入口。
徒歩道の入口同士は10mも離れていませんでした。
当然、林道を歩くよりだいぶ近道になります。
トレランも可能な送電線巡視路。
2020年02月01日 07:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:27
トレランも可能な送電線巡視路。
トラバース道への分岐点は分かりにくいですが、標高400m付近で小さな標識がふたつあります。
2020年02月01日 07:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:37
トラバース道への分岐点は分かりにくいですが、標高400m付近で小さな標識がふたつあります。
分岐点で振り返ったところ。
左奥から登って来ました。左下方へ送電線巡視路が続き、ストックのところから右奥へ向かっているのがトラバース道です。
2020年02月01日 07:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:37
分岐点で振り返ったところ。
左奥から登って来ました。左下方へ送電線巡視路が続き、ストックのところから右奥へ向かっているのがトラバース道です。
分岐してすぐのトラバース道。
何となく道の様相を呈していますが、ここだけ。
中央左に落ちたピンクテープがあります。
2020年02月01日 07:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:39
分岐してすぐのトラバース道。
何となく道の様相を呈していますが、ここだけ。
中央左に落ちたピンクテープがあります。
道のような、そうでないような杉林の中を、標高を変えないようにトラバースしていきます。
2020年02月01日 07:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:44
道のような、そうでないような杉林の中を、標高を変えないようにトラバースしていきます。
筋が通った尾根まで来ました。
左側(トラバースの進行方向)は大きな谷なので、ここから直角に向きを変えて直登を始めます。
下って来たらトラバースへ移るきっかけを見つけにくいです。
2020年02月01日 07:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 7:54
筋が通った尾根まで来ました。
左側(トラバースの進行方向)は大きな谷なので、ここから直角に向きを変えて直登を始めます。
下って来たらトラバースへ移るきっかけを見つけにくいです。
2020年02月01日 08:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 8:20
途中に一升瓶やウイスキーの空きビンが捨てられていました。
それも大容量。
2020年02月01日 08:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 8:38
途中に一升瓶やウイスキーの空きビンが捨てられていました。
それも大容量。
中央奥から登って来ました。
手前の左右方向に踏み跡があります。
写真向かって右側へ進んでしまいミスコース。
2020年02月01日 08:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 8:42
中央奥から登って来ました。
手前の左右方向に踏み跡があります。
写真向かって右側へ進んでしまいミスコース。
標高810mを過ぎて、色の抜けたリボンを発見。
2020年02月01日 08:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 8:53
標高810mを過ぎて、色の抜けたリボンを発見。
他にもコースの表示が見つかります。
2020年02月01日 09:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:07
他にもコースの表示が見つかります。
2020年02月01日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:20
文珠岳山頂に到着しました。
2020年02月01日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/1 9:44
文珠岳山頂に到着しました。
本日の富士山。
2020年02月01日 09:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/1 9:45
本日の富士山。
逆光の駿河湾。
2020年02月01日 09:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:49
逆光の駿河湾。
10日前に歩いた賎機山が中央に見えます。
2020年02月01日 09:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:58
10日前に歩いた賎機山が中央に見えます。
南アルプスも一望!
左から茶臼・上河内・聖・赤石・荒川・悪沢の揃い踏み!
2020年02月01日 10:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:00
南アルプスも一望!
左から茶臼・上河内・聖・赤石・荒川・悪沢の揃い踏み!
その左側には深南部の雄。
左から風不入(かぜいらず)・大無間・中無間・唐松薙ノ頭・小無間の無間連峰?
2020年02月01日 10:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:00
その左側には深南部の雄。
左から風不入(かぜいらず)・大無間・中無間・唐松薙ノ頭・小無間の無間連峰?
文珠岳から薬師岳へ向かいます。
2020年02月01日 10:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:04
文珠岳から薬師岳へ向かいます。
薬師岳北面には先週の残雪がありました。
2020年02月01日 10:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:18
薬師岳北面には先週の残雪がありました。
駒引峠。
2020年02月01日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:46
駒引峠。
今回は「野田平」方面へ曲がってみます。
前回は奥から直進しました。
2020年02月01日 10:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:57
今回は「野田平」方面へ曲がってみます。
前回は奥から直進しました。
基幹林道へ降りた反対側に登山道が続いています。
前回歩いた基幹林道を今回は横切っただけ。
ここから512m標高点の尾根に乗ります。
2020年02月01日 11:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:00
基幹林道へ降りた反対側に登山道が続いています。
前回歩いた基幹林道を今回は横切っただけ。
ここから512m標高点の尾根に乗ります。
登山道の右側は開削された広場。
左側は放棄茶園。標高700mもの高地に茶園があったことは驚きですが、放棄されてかなり経っていそうです。
モノレールも無しにどうやって管理したのでしょう?
当時から既に林道があったのでしょうか?
2020年02月01日 11:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:02
登山道の右側は開削された広場。
左側は放棄茶園。標高700mもの高地に茶園があったことは驚きですが、放棄されてかなり経っていそうです。
モノレールも無しにどうやって管理したのでしょう?
当時から既に林道があったのでしょうか?
登山道を下っていくと林道に当たります。
先月は林道上を登ってしまい遠回りになりました。
実際は林道に出て10mも行けばまた登山道に戻ります。
逆に林道側からは手前のピンクテープを見つけにくいです。
2020年02月01日 11:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:07
登山道を下っていくと林道に当たります。
先月は林道上を登ってしまい遠回りになりました。
実際は林道に出て10mも行けばまた登山道に戻ります。
逆に林道側からは手前のピンクテープを見つけにくいです。
雑木がピンクテープごと伐採されて登山道を覆っていました。
森林組合さん勘弁してください。
2020年02月01日 11:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:11
雑木がピンクテープごと伐採されて登山道を覆っていました。
森林組合さん勘弁してください。
左が登山道で右が林道。
登山道が林道と接触するのは先の写真でハイエースの先のカーブ部分のみ。
2020年02月01日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:14
左が登山道で右が林道。
登山道が林道と接触するのは先の写真でハイエースの先のカーブ部分のみ。
512m標高点まで下って来ました。
2020年02月01日 11:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:35
512m標高点まで下って来ました。
先月も通った茶ヤブを抜け
2020年02月01日 11:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:42
先月も通った茶ヤブを抜け
農業用モノレールの橋の下を潜ります。
2020年02月01日 11:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:43
農業用モノレールの橋の下を潜ります。
中央の樹幹の奥に標高390mの送電鉄塔があります。
鉄塔のフェンスを回り込んで登山道を下って行きます。
2020年02月01日 11:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 11:50
中央の樹幹の奥に標高390mの送電鉄塔があります。
鉄塔のフェンスを回り込んで登山道を下って行きます。
野田平集落へ出ました。
2020年02月01日 12:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 12:02
野田平集落へ出ました。
下山して正面に給水タンクが見えます。
2020年02月01日 12:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 12:06
下山して正面に給水タンクが見えます。
給水タンクの前から見て、右下が野田平集落への道、左上が尾根への登山口。
2020年02月01日 12:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 12:07
給水タンクの前から見て、右下が野田平集落への道、左上が尾根への登山口。
野田平集落からの竜爪山。
中央下の銅板屋根が観音堂。
2020年02月01日 12:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 12:08
野田平集落からの竜爪山。
中央下の銅板屋根が観音堂。
安倍川で用具を洗います。
雨が降ってから一週間くらいは水が濁ります。
2020年02月01日 12:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/1 12:24
安倍川で用具を洗います。
雨が降ってから一週間くらいは水が濁ります。

感想

先月のミスコースが不満で、今回は順路を入れ替えて反時計回りで挑戦しました。
部分的なコースアウトはしたものの、おおむね満足出来る結果になり嬉しいです。
GPSナビゲーションに頼らず歩く緊張感が何とも言えません。
目的を達成した時の嬉しさもひとしおです。
二度目だったこと、順路を入れ替えたことが良かったと思います。
しかし登山は一期一会なところがあります。
一度っ切りしか行けない場所の方が多いでしょう。
もっと初動での精度を上げるようにしなければ…

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