宝登山【野上駅→長瀞アルプス→宝登山→長瀞駅】
埼玉県
スーゼ
その他1人 
体力度について
- GPS
- 03:07
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 417m
- 下り
- 413m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
写真
長瀞駅の賑やかさに比べたら、まだ静かな野上駅。
長瀞アルプスを南下する場合の最寄り駅です。
指導標に従い萬福寺を左折し、長瀞アルプスへ。
民家の脇からアプルスに至るようです。
標高200m台の超低山ながら、開けた気持ちのいい稜線歩き。
さすがアルプスを名乗るだけのことはあります。
私有地なので、整備費用を徴収するのは良くあること。
マナーと書いてありますが、支払うことは行儀作法？
目の前に迫る山容は、目的地の宝登山。
一旦、車道に下りて北西部へと進路を変えます。
みんなが見入る毒キノコ注意の看板。
ちなみに根古屋へのルートは黒波線路ながら踏み跡は明瞭です。
ゆるハイクからの、ビギナー殺しの階段地獄へ。
写真の奥の方には2つ目の階段が待ち構えています。
休憩するハイカーと観光客で賑わう山頂に着きました。
火気厳禁ですが、皆さん普通にコンロを使用しています。
山頂直下まで西ロウバイ園が迫っています。
今年は見頃を1月22日頃に迎えるハイペース。
蝋梅に青空は欠かせません。
このコントラストの美しさは、この時期ならではか。
でも、敢えて雲を映し込むのも良いですね。
歩道で規制されていますが、木が近いので自由に撮れます。
今年は花つきも良く、見応えがあるように感じます。
もう傷んでいるかと思いましたが、まだまだ綺麗でした。
南方には奥武蔵の盟主、武甲山が聳えています。
1,000m級だと僅かに残雪が見て取れました。
さすがに痛み始めた株も出てきたようです。
花びらに黒い筋が走り始めました。
■写真15 - 宝登山東ロウバイ園から愛宕山方面の稜線を俯瞰します。
立入規制のロープが張られていないので、近寄っても良いようです。
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東ロウバイ園から愛宕山方面の稜線を俯瞰します。
立入規制のロープが張られていないので、近寄っても良いようです。
こちらは蕾もまだ多いように感じます。
黄色い手鞠のようで、蕾も可愛いですね。
基本種と言われる、中が紫色で花びらが細い蝋梅。
名前の由来は諸説あるようです。
特徴的なフォルムの両神山。
公共機関だとギリギリ日帰りできる難易度高めの山。
園内では早くも次のリレー走者が咲き始めました。
3月を待たずに見頃を迎えそう。
長瀞駅への下山路はダートなので、特筆することもなく。
下り始めは足元が悪いので小動物園経由が楽です。
賑わう宝登山神社は満車状態でした。
まだ入場待ちもいるので相当の混雑なのでしょう。
鳥居の近くの大きな絵馬には干支が描かれています。
宝船を台車に乗せるあたりが図太くて良いですね。
この辺りでは突出して栄えた駅でゴールです。
酒も肴も揃っていて西武線直通で帰る人には嬉しいところ。
■写真24 - よしはし食堂直帰するはずもなく、親鼻駅で下りてジビエを堪能します。
以前も食べて美味しかった鹿の味噌焼きをリピート。
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直帰するはずもなく、親鼻駅で下りてジビエを堪能します。
以前も食べて美味しかった鹿の味噌焼きをリピート。
初見のメニューは鹿メンチ。
味噌ダレと隠し味が決め手のオリジナルメニュー。
感想
1/22には西ロウバイ園が早くも見頃を迎えたとの情報が入ります。
暖冬で今年の見頃は早いだろうと予測はしていましたが、更に早回るペース。
■野上駅→長瀞アルプス→宝登山
長瀞アルプスは無理矢理な縦走計画でもなければ、4時間もかからないハイキング。
遅めの出発に設定して、思ったほどの賑わいでもない野上駅に降り立ちます。
野上駅周辺では缶ビールすら買えないので、ゴールの設定には不向きか。
ただ、人の少ない朝イチで蝋梅を鑑賞してからの縦走なら楽しめます。
指導標に従って萬福寺まで歩くと、その先には飯能アルプスの登山口が。
トイレは萬福寺の北側で分かりにくいので注意です。
序盤は足元が雨で侵食されて、歩きにくい登り坂。
年を追うごとに酷くなっているようで、オーバーユースを感じます。
暫くすると冬枯れの明るい稜線歩きに移り、野上峠まで楽しめます。
低山ながら侮れない眺望の稜線歩きは、アルプスの名を冠するだけの自信が伺えます。
アップダウンは緩く、高低差も少ないので快適に歩けます。
残雪がしぶとい場合もあるので、冬場はアイゼンなど携行しましょう。
野上峠を過ぎて暫くすると、宝登山の北西部へと回り込む車道歩き。
地図上は黒波線路ですが、根古屋への明瞭なルートもあります。
宝登山への最後の登りは、今までとは打って変わって厳しい表情に。
やや急峻な勾配を登り詰めると、難所の長い階段が待ち構えます。
階段を登り切れば、もうひと登りで賑やかな宝登山の山頂へと至ります。
ハイカーだけでなく、ロープウェイ利用の観光客も何故か山頂まで来るようでした。
宝登山は火の神様を祀る山なので、山中でのコンロは自粛しています。
以前は火気厳禁の張り紙が至る所にありましたが、見なくなったので気付かない人が多数。
■宝登山→長瀞駅
山頂直下まで西ロウバイ園が迫り、特有の甘い香りが漂ってくるようです。
見頃を迎えてから10日ほど経つようでしたが、まだ花は瑞々しく綺麗でした。
東ロウバイ園のほうが規模が大きくゆとりがあり、座って蝋梅を楽しむ観光客も。
こちらはロープなどで仕切りがなく、木の近くまで寄ることが出来るようでした。
今年は花つきも良く、見応えがあるように感じます。
西ロウバイ園と東ロウバイ園が両方楽しめる、絶妙な時期に訪れることが出来ました。
先週末は天気が悪かったからか、観光客が押し寄せてロープウエイもトイレもキャパ超えの様相。
至る所で行列が出来ていて、軽食のレストハウスも長時間待たさせれるようでした。
下山は長瀞駅方面にダートをなぞりながら下りていきます。
レストハウス脇のショートカットは泥濘が多いので、小動物園を経由したほうが安全でしょう。
もう14時だというのに、登ってくる人が多いことに驚きます。
最悪、ロープウェイで下山すればいいので一概に危険とは言えませんが。
麓の宝登山神社は、駐車場が満車で待ちの列ができているほどの状況。
ロープウェイへの無料送迎バスも満員御礼のようでした。
確かに蝋梅の時期は賑わう山として認識していますが、見たことのない混みよう。
西武線直通の電車も、始発の長瀞駅の時点で結構な乗車率でした。
帰路は親鼻駅で下りてジビエを楽しみに、よしはし食堂に立ち寄ります。
家庭料理のようなさり気なさで、鹿や猪の料理を提供してくれます。
今回は初見の鹿メンチが特製の味噌ソースに合って美味で印象的でした。
猪鍋に〆のうどんを入れてもらおうと思うも、満腹で断念。
西武鉄道の秩父フリーきっぷなら、自由に途中下車できるのでお得で便利かと。
ジビエに満足してラビューでうたた寝しながら帰路に就きました。
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