ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2229721
全員に公開
ハイキング
東海

遠州修験道秋峯踏査(坊ヶ峰)三ヶ日バス停から嵩山バス停まで

2020年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
15.1km
登り
884m
下り
794m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
0:21
合計
6:09
8:11
85
スタート地点
9:36
9:41
106
11:27
11:30
28
11:58
11:58
82
13:20
13:22
11
13:33
13:35
10
13:45
13:45
20
14:05
14:14
5
14:19
14:19
1
14:20
ゴール地点
天候 晴ときどき曇
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(土日祝ダイヤ)
6:55〜8:08 浜松駅→三ヶ日(遠鉄バス 15のりば 40 聖隷三方原 気賀 三ヶ日)700円

14:22〜14:56 嵩山→豊橋駅前(豊鉄バス [73]豊橋駅前豊橋駅前行き)590円
※午後は13:22・14:22・15:22の3本のみ
15:24〜15:58 豊橋→浜松(東海道本線)680円
※15:07の電車にも間に合うと思います。今回はトイレへ寄ったため1本後に乗りました。
コース状況/
危険箇所等
三ヶ日バス停〜宇利峠:舗装路歩き
宇利峠〜三等三角点「平山村」:取り付きから急登が続きます。途中水平方向へ進む道へ間違って進みそうになりますが、テープをたよりにひたすら登るのが正解。
三等三角点「平山村」〜頭浅間(大山社):ときどき眺望もありますが、基本的に林の中をアップダウンを繰り返しながらすすみます。案内も多く迷うことはないでしょう。
頭浅間(大山社)〜嵩山バス停:整備された登山道。嵩山蛇穴への分岐が分かりづらいですが、一度林道まで下りてしまってから案内表示にしたがって蛇穴まで登り返しても大きなロスにはなりませんでした。
その他周辺情報 豊橋駅構内で藤田屋さんのあんまきを購入。もちもちして美味しい。
8:11、三ヶ日バス停から出発。
2020年02月23日 08:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 8:11
8:11、三ヶ日バス停から出発。
通り道にあるコンビニでトイレ&食料購入。
2020年02月23日 08:18撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 8:18
通り道にあるコンビニでトイレ&食料購入。
1時間30分の舗装路歩きもようやく終了。宇利峠のゲートは看板下の隙間を通過。
2020年02月23日 09:41撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 9:41
1時間30分の舗装路歩きもようやく終了。宇利峠のゲートは看板下の隙間を通過。
すぐに登山道取り付きに到着。「中山峠 登山道 方面」の標識が目印です。
2020年02月23日 09:49撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 9:49
すぐに登山道取り付きに到着。「中山峠 登山道 方面」の標識が目印です。
最初の登りがめっちゃキツイ!前日の雨で滑りやすいところもあり、お助けロープに助けられました。
2020年02月23日 10:06撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 10:06
最初の登りがめっちゃキツイ!前日の雨で滑りやすいところもあり、お助けロープに助けられました。
尾根に登りきれば緩やかなアップダウン。10:30、三等三角点「平山村」を通過。
2020年02月23日 10:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 10:30
尾根に登りきれば緩やかなアップダウン。10:30、三等三角点「平山村」を通過。
新城方面の眺望ポイント!
2020年02月23日 10:34撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
2/23 10:34
新城方面の眺望ポイント!
鉄塔はお決まりの見上げアングルで。今回のルートでは4回鉄塔を通過しました。
2020年02月23日 11:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 11:12
鉄塔はお決まりの見上げアングルで。今回のルートでは4回鉄塔を通過しました。
鉄塔通過後の登りは枯れ笹が滑りやすくて大変でしたが、三ヶ日方面の眺望が素晴らしかった!
2020年02月23日 11:16撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 11:16
鉄塔通過後の登りは枯れ笹が滑りやすくて大変でしたが、三ヶ日方面の眺望が素晴らしかった!
平尾山(464m)山頂。今回のルートの最高地点です。五葉城から歩いてこられた女性グループが大勢休んでました。
2020年02月23日 11:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 11:27
平尾山(464m)山頂。今回のルートの最高地点です。五葉城から歩いてこられた女性グループが大勢休んでました。
平尾山通過後の鉄塔付近から富士山や南アルプスが見えました!
2020年02月23日 11:34撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
2/23 11:34
平尾山通過後の鉄塔付近から富士山や南アルプスが見えました!
平山登山口との分岐点。四等三角点「中山峠」を探しに、ちょっとだけ平山登山口方面へ寄り道しましたが、三角点へ南下する道が低木の藪になってしまっていて通過困難だったので諦めました。
2020年02月23日 11:44撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 11:44
平山登山口との分岐点。四等三角点「中山峠」を探しに、ちょっとだけ平山登山口方面へ寄り道しましたが、三角点へ南下する道が低木の藪になってしまっていて通過困難だったので諦めました。
中山峠の道標を通過。さっきの分岐のところじゃなくてここ?
2020年02月23日 11:56撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 11:56
中山峠の道標を通過。さっきの分岐のところじゃなくてここ?
「傘モミの木」
2020年02月23日 12:01撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 12:01
「傘モミの木」
あちこちに赤い実をつけていたアオキ。
2020年02月23日 12:13撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
2/23 12:13
あちこちに赤い実をつけていたアオキ。
12:30、四等三角点「三ッ岩」を通過。
2020年02月23日 12:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 12:30
12:30、四等三角点「三ッ岩」を通過。
延々ゆるやかなアップダウンが続きます。
2020年02月23日 12:46撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 12:46
延々ゆるやかなアップダウンが続きます。
13:19、坊ヶ峰(446m)頂上に到着。二等三角点「嵩山村」。
2020年02月23日 13:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
2/23 13:19
13:19、坊ヶ峰(446m)頂上に到着。二等三角点「嵩山村」。
坊ヶ峰山頂のすぐ下には、延享4年(1747年)に建立された秋葉神社と、宝暦2年(1753年)に建立された観音堂がありました。
2020年02月23日 13:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
2/23 13:22
坊ヶ峰山頂のすぐ下には、延享4年(1747年)に建立された秋葉神社と、宝暦2年(1753年)に建立された観音堂がありました。
「夫婦岩」。どこか夫婦なのか分からず通過してしまいましたが、後で調べたら道の反対側に対となる岩があったらしいです…。
2020年02月23日 13:26撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 13:26
「夫婦岩」。どこか夫婦なのか分からず通過してしまいましたが、後で調べたら道の反対側に対となる岩があったらしいです…。
13:32、本坂峠を通過。旧姫街道の難所だった峠です。
2020年02月23日 13:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 13:32
13:32、本坂峠を通過。旧姫街道の難所だった峠です。
本坂峠にあった案内によれば、今日のゴール「嵩山蛇穴」まで55分かかるらしい。これは急がねば…。
2020年02月23日 13:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 13:33
本坂峠にあった案内によれば、今日のゴール「嵩山蛇穴」まで55分かかるらしい。これは急がねば…。
本坂峠から9分で頭浅間(大山社)に到着。頭の病に霊験あらたかとされるそうです。
2020年02月23日 13:42撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 13:42
本坂峠から9分で頭浅間(大山社)に到着。頭の病に霊験あらたかとされるそうです。
ここからは嵩山自然歩道で豊橋市側へ下ります。
2020年02月23日 13:45撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 13:45
ここからは嵩山自然歩道で豊橋市側へ下ります。
整備された階段のおかげでぐんぐん下ります。時間がギリギリですが、せっかくなので嵩山蛇穴(すせじゃあな)方面へ。
2020年02月23日 13:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 13:58
整備された階段のおかげでぐんぐん下ります。時間がギリギリですが、せっかくなので嵩山蛇穴(すせじゃあな)方面へ。
林道に下りてしまいました。蛇穴はどこ?後で分かったんですが、気付かずに蛇穴のすぐ横を通過してました。道標もなかったし分岐があることすら分かりづらい場所だったので、あれは気付けない…。
2020年02月23日 14:06撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 14:06
林道に下りてしまいました。蛇穴はどこ?後で分かったんですが、気付かずに蛇穴のすぐ横を通過してました。道標もなかったし分岐があることすら分かりづらい場所だったので、あれは気付けない…。
林道に蛇穴へ登れる別の道があったので登り返しました。縄文時代の住居遺跡「嵩山蛇穴」です。時間に余裕がなかったので今回は見るだけ。ヘッドランプをつけて中を探検してもいいみたいです。入口は狭いですが、中は広くて奥行75mほどあるそうな。
2020年02月23日 14:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
2/23 14:09
林道に蛇穴へ登れる別の道があったので登り返しました。縄文時代の住居遺跡「嵩山蛇穴」です。時間に余裕がなかったので今回は見るだけ。ヘッドランプをつけて中を探検してもいいみたいです。入口は狭いですが、中は広くて奥行75mほどあるそうな。
もしかしたら14:22のバスに乗れるかもしれないと思い、急いで車道方面へ。これを逃したら次は1時間後ですから。
2020年02月23日 14:15撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/23 14:15
もしかしたら14:22のバスに乗れるかもしれないと思い、急いで車道方面へ。これを逃したら次は1時間後ですから。
発車1分前にギリギリセーフでした。バスで豊橋駅へ。そのあとは東海道本線で浜松駅へ移動しました。次回はいよいよ遠州修験道秋峯のラスト。嵩山をスタートし、石巻山を経由して、ゴールの普門寺へ下り、新所原駅を目指します。
2020年02月23日 14:21撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2/23 14:21
発車1分前にギリギリセーフでした。バスで豊橋駅へ。そのあとは東海道本線で浜松駅へ移動しました。次回はいよいよ遠州修験道秋峯のラスト。嵩山をスタートし、石巻山を経由して、ゴールの普門寺へ下り、新所原駅を目指します。
豊橋駅構内で売っていた知立名物あんまき。もちもちして美味しい!
2020年02月23日 16:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
2/23 16:33
豊橋駅構内で売っていた知立名物あんまき。もちもちして美味しい!

装備

個人装備
ウインドブレーカー 半袖シャツ 長袖シャツ ドライレイヤー(ミレー) ロングパンツ タイツ 靴下 グローブ レインウェア 帽子 トレランシューズ ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

かつて遠州には小國神社の神体山として崇められる本宮山を起点にして、光明山を経由し、秋葉山を遥拝して湖北の三岳山・竜ヶ岩山・富幕山から湖西連峰を縦走して山麓の普門寺へと繋がる秋の入峯修行(秋峯)が存在しました(「遠州の霊山と山岳信仰ーその源流と系譜ー」より)。その歴史ある道を、かつての修験者達のことを想像しながら踏破してみたい!という歴史ロマン溢れる山行を2017年から細々と続けています。

2月11日に新羅堂跡・幡教寺跡・富幕山の踏査を行いましたが、今回はその続きです。三ヶ日バス停を出発し宇利峠から再び秋峯ルートへ。坊ヶ峰を経て嵩山へ下ります。

今回のルートは旧三ヶ日町や豊橋市によって整備されたハイキングコースなので、楽々な踏査だと考えてましたが、宇利峠から尾根までの登りが想像以上にハードでした。前回のルートでも宇利峠への下りが一番キツかったので、湖西・湖北連峰ハイキングルートでは宇利峠越えが一番の難所かもしれません。

眺望は全く期待していなかったのですが、途中鉄塔そばから見えた三ヶ日方面の眺望が素晴らしかったことと、曇天だったのにギリギリ富士山が見えたのはラッキーでした。

おそらくかつての入峯修行では、新羅堂・幡教寺を出発した日は大知波峠の寺院まで足を進めたでしょうから、今回のルートは1日分としては若干短めですが、利用者の減少によって土日祝日に利用できる公共交通機関がとても少なくなってしまった最近の状況では、「奥山〜三ヶ日」「三ヶ日〜嵩山」「嵩山〜新所原」の分割ルートはベストではないかと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:361人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら