ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2234792
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

【梨百巡礼】滝戸山(鶯宿峠手前の林道ゲートより:冬季通行止めの連発と“倒木まつり”を越えて)

2020年02月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
01:58
距離
5.5km
登り
391m
下り
403m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:45
休憩
0:43
合計
2:28
11:37
13
鶯宿林道冬季ゲート
11:50
11:50
8
ショートカット路入口
11:58
11:59
7
12:06
12:11
34
12:45
13:14
22
13:36
13:37
6
13:43
13:50
15
14:05
林道冬季ゲート
天候 快晴微風
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・芦川からの林道鶯宿線は峠の手前約1kmのゲートで冬季通行止め(車の転回もやや困難…)
・林道名所線も稜線含む区間は冬季通行止め
コース状況/
危険箇所等
・林道鶯宿線から峠までの区間、ショートカット路あり(入口に案内標識)、倒木等多く歩きにくい
・鶯宿峠から10分弱林道を辿ったところが滝戸山登山口(ベンチ・駐車スペースあり)
・ゲートから鶯宿峠までのログ(往路)が少々乱れているものの、実際には同一ルートを往復
2日目のおかわり山行、当初計画の黒坂峠に続き、迂回して向かった鶯宿峠の林道も途中で冬季通行止め。仕方なくゲート手前に車停め、徒歩にて峠へ向かいます…〈涙〉
2020年02月24日 11:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
2/24 11:35
2日目のおかわり山行、当初計画の黒坂峠に続き、迂回して向かった鶯宿峠の林道も途中で冬季通行止め。仕方なくゲート手前に車停め、徒歩にて峠へ向かいます…〈涙〉
これなら冬季通行止め不要、と思われるクリアな道。鶯宿峠まで1km強の切ない舗装道歩き…〈涙〉
2020年02月24日 11:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 11:38
これなら冬季通行止め不要、と思われるクリアな道。鶯宿峠まで1km強の切ない舗装道歩き…〈涙〉
ここで車道を離れ、鶯宿峠へのショートカット路へ。ナンジャモンジャの木とは?? 気になります…
2020年02月24日 11:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 11:49
ここで車道を離れ、鶯宿峠へのショートカット路へ。ナンジャモンジャの木とは?? 気になります…
オンシーズンは峠まで車で入れることもあり、この辺り“倒木まつり”で歩きにくいことこの上なし…
2020年02月24日 11:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/24 11:53
オンシーズンは峠まで車で入れることもあり、この辺り“倒木まつり”で歩きにくいことこの上なし…
障害物競走!?をクリア、通行止めゲートから20分強で何とか鶯宿峠着。ここに生えている檜が、葉の両面の見分けが付きにくいので「ナンジャモンジャ」と呼ばれている由…
2020年02月24日 11:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 11:58
障害物競走!?をクリア、通行止めゲートから20分強で何とか鶯宿峠着。ここに生えている檜が、葉の両面の見分けが付きにくいので「ナンジャモンジャ」と呼ばれている由…
峠から暫くは再び舗装の林道歩き…〈涙〉
2020年02月24日 12:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/24 12:00
峠から暫くは再び舗装の林道歩き…〈涙〉
林道を辿ること5分強、ようやく滝戸山へと伸びる縦走路入口へ…。朝の兜山同様、登る前にチカレタビー…〈汗〉
2020年02月24日 12:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/24 12:04
林道を辿ること5分強、ようやく滝戸山へと伸びる縦走路入口へ…。朝の兜山同様、登る前にチカレタビー…〈汗〉
尾根上の小ピーク、この辺りで標高1,200m。風もなく穏やかな小春日和。それにしても、所要時間表示がバラバラ、どれを信じれば…〈汗〉
2020年02月24日 12:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 12:36
尾根上の小ピーク、この辺りで標高1,200m。風もなく穏やかな小春日和。それにしても、所要時間表示がバラバラ、どれを信じれば…〈汗〉
本ツアーのラスボス、滝戸山が眼前に。その向こうには木の間越しに南ア大伽藍がチラ見え…期待が高まりますが…
2020年02月24日 12:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/24 12:38
本ツアーのラスボス、滝戸山が眼前に。その向こうには木の間越しに南ア大伽藍がチラ見え…期待が高まりますが…
滝戸山山頂着。思ったよりアッサリ着きました。木の間越しに相変わらず南アがチラ見え…
2020年02月24日 12:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 12:46
滝戸山山頂着。思ったよりアッサリ着きました。木の間越しに相変わらず南アがチラ見え…
山頂の手前で、男性ソロの方に抜かれましたが、春日山から縦走してこられた由。また春日山に戻られるそうで、ヘロヘロの小生の横を、颯爽と引き返していかれました…〈スゴい…〉
2020年02月24日 12:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
2/24 12:47
山頂の手前で、男性ソロの方に抜かれましたが、春日山から縦走してこられた由。また春日山に戻られるそうで、ヘロヘロの小生の横を、颯爽と引き返していかれました…〈スゴい…〉
本ツアーの山登りもこれにて一段落。タケノコ弁当とハム・サラダスティックでプチソロランチ。
2020年02月24日 12:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 12:56
本ツアーの山登りもこれにて一段落。タケノコ弁当とハム・サラダスティックでプチソロランチ。
山頂の南斜面が刈り払われ、少し下ると南アの大伽藍ドドーン!最後の最後に大満足のパノラマです〈感謝!〉
2020年02月24日 13:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
2/24 13:08
山頂の南斜面が刈り払われ、少し下ると南アの大伽藍ドドーン!最後の最後に大満足のパノラマです〈感謝!〉
帰路は、標柱の立つ名もない小ピークも踏んでいきます。
2020年02月24日 13:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 13:24
帰路は、標柱の立つ名もない小ピークも踏んでいきます。
林道に戻ってきました。御坂山塊の稜線の上に、本日はご機嫌麗しい霊峰富士。左の釈迦ヶ岳が結構トンガってます。。
2020年02月24日 13:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/24 13:39
林道に戻ってきました。御坂山塊の稜線の上に、本日はご機嫌麗しい霊峰富士。左の釈迦ヶ岳が結構トンガってます。。
鶯宿峠帰着。ナンジャモンジャの檜(県の天然記念物)は、昨年の台風で倒れちゃったのか、残念ながら伐採されてます…。
2020年02月24日 13:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/24 13:43
鶯宿峠帰着。ナンジャモンジャの檜(県の天然記念物)は、昨年の台風で倒れちゃったのか、残念ながら伐採されてます…。
無事、ゲート帰着。3連休帰りの渋滞が心配ですが、何とか明るいうちに東京まで帰れそうです…〈ホッ〉
2020年02月24日 14:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
2/24 14:04
無事、ゲート帰着。3連休帰りの渋滞が心配ですが、何とか明るいうちに東京まで帰れそうです…〈ホッ〉
撮影機器:

感想

〈※前編より続く…〉
朝方、車で麓の林道を彷徨ったものの、甲府郊外の兜山登山を無事完了、本ツアー最後のターゲット、御坂山地の手前に延びる尾根西端のピーク・滝戸山を目指します。当初計画では、昨秋に春日山をおかわりピストンした黒坂峠から、この付近の最高点ピーク、名所山を越えて滝戸山へ向かうつもりで、境川エリアから林道黒坂線の登りにかかります。ところが、峠までまだかなりの道のりを残し、突如冬季ゲートで通行止め…。表示をよく見ると、昨年10月の大型台風接近時にゲートが閉じられ、そのまま冬季閉鎖となった様子です。仕方なくゲート前で車をUターンし作戦変更、一旦林道を下って冬でも通れる鳥坂トンネルを抜け上芦川へ。こちら側から鶯宿峠を目指します。ところが、こちらも峠の手前約1kmでゲート閉鎖、冬季通行止めです。既に当初予定より30分以上の遅れではありますが、黒坂峠からのコースに比し距離はだいぶ短くなる上、峠まで往復してもさほど時間はかからずに済みそう…。
 ということで、朝イチの兜山に続いて登山口に辿り着くまでのドライブで相当疲弊しましたが、狭いゲート前で何とか車を回して駐車、いざ滝戸山へ向けスタートします。幸い、峠の手前には大回りの林道をショートカットする山道あり、「地獄に仏」の思いで勇んで足を踏み入れますが、さすがにここを歩く物好き?のヤマラーも少ないと見え、辺りは昨秋の台風の影響か道はえぐれ、そこかしこが“倒木まつり”状態でかなり難儀します。それでも、何とか薄めの踏み跡を辿り10分弱で鶯宿峠に到着。ここには「両面檜」(別名ナンジャモンジャの木)があるそうで興味をそそられますが、先を急ぐこともあり、ナンジャモンジャは帰りに眺めることにして稜線上に延びる舗装の林道をしばし進みます。
 麓の大窪方面への林道が分岐するあたりに滝戸山への立派な登山口があり、オンシーズンにはここまで車で楽々入れるわけで、広めの駐車スペースとベンチが整備されています。何やら四国の300名山・伊予富士から瓶ヶ森へとスカイラインを縫うように延びるUFO林道を彷彿とさせますが、ここからがようやく本当の尾根歩き。この辺りで後方から、素晴らしい快足で軽やかに小生を抜き去っていく男性ソロの方が登場。聞けば、春日山方面から歩いてこられたそうで、滝戸山で折り返し再び春日山まで戻られる由。小生も本当は歩いてみたかったルートですが、林道が山頂近くまで延びるこの山域はいつもスタート時間の遅い「おかわり山行」ばかりで、なかなか日帰りロングにはチャレンジできません。…と何やらモヤモヤしながらも、登山口から30分余り平和な尾根道を進むと、意外なほど呆気なく本ツアーのラストターゲット、滝戸山頂に到達。
 山頂周辺は樹林に覆われ展望はイマイチですが、西面に少し下ると伐採地から眼前に見事な南アの大パノラマが拡がり、旅の最後にステキな山岳展望を見せて頂けたことに感謝感激。いつもの梨百標識をバックに自撮りの後、昨日仕入れたお弁当とプチおかずの昼食を済ませて、早々に下山にかかります。筋肉疲労もだいぶ溜まってきたものの、旅の終わりも近づいて帰路は快調に歩を進め、鶯宿峠でナンジャモンジャの木を眺めようと小広場に上がってみます。ところが、由緒ある両面檜(葉の表裏の区別がつかないことこら「ナンジャモンジャ」の名が付いた由…)も何と昨年の台風で倒壊してしまったようで、切株のみの寂しい姿となってしまっておりました。かつては峠越えの見物客に愛されたであろう檜の冥福を祈りながらフルーツゼリーでリフレッシュ、再び倒木を乗り越えて無事出発点の冬季ゲートに帰り着きます。時間はまだ午後2時を少し回ったところ、これなら早めに帰宅できそう、と車を飛ばして河口湖へと抜け、中央道を目指します。この日は好天の3連休最終日、都会は新型コロナ騒ぎでイベント等も自粛ムードが拡がる一方で、未だ感染者ゼロの山梨県の観光地はどこも満員の盛況。中央道もいつもの小仏渋滞にガッツリ捉まって、結局休憩含め都内の自宅まで4時間近くを要したのでありました…。
 ともあれ、2日間で秀麗富嶽・梨百計3座を何とか予定通り踏破、これにて秀麗富嶽12景は完遂、梨百もいよいよ残り5座の最終章に差し掛かりました。自宅からも比較的近く、日帰りでも思わず足跡を伸ばしたくなる変化に富んだコースや、富士や南アはじめステキな山岳展望を楽しめる山梨の名山巡礼がもうすぐ一段落してしまうと思うと、少々寂しい気もしてきます。それでも、関東百名山やら花の百名山など、ジイサンになってもまだまだ(家族同伴で)楽しめそうな名山リストも複数控えており、次の目標に進むこともそれなりに楽しみではあります。もちろん、300名山ラストの箱根山の登山解禁も待ち遠しいですし、その前に現下の新型コロナウィルス騒動が早く収まってくれることを祈るばかりですが…。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:550人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら