大普賢岳(和佐又ヒュッテ〜七曜岳〜大普賢岳)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,148m
コースタイム
10:48 和佐又のコル
11:21 底無井戸
11:50 水簾の滝
12:00 無双洞
13:25 七曜岳
13:43 七つ池(鬼の釜)
13:58 稚子泊
14:32 弥勒岳
14:43 水太覗
14:55 大普賢岳 15:22
15:48 小普賢のコル
15:55 石の鼻
16:06 日本岳(文殊岳)のコル
16:14 笙の窟
16:45 和佐又のコル
17:00 和佐又ヒュッテ
※コースの赤線は手入力です。正確さに欠けます。
※周回ルートを周るのに10:30スタートは遅いです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは和佐又ヒュッテの近く 大普賢岳登山口にありました。 トイレは和佐又ヒュッテでお借りできます(清掃協力金箱あり) 和佐又ヒュッテ入口にジュース自動販売機あり |
写真
感想
先輩のSabさんが
出張で近くまで来ていたのと
休みが合ったのとで、急遽
一緒に山へ行く事にしました。
行き先は、どこにしようか
悩んだのですが
今回は天気が良さそうやったので
6月に台風の合間を縫って
登山口の様子見に行ったきり
チャレンジしていなかった
大普賢岳を目指す事にしました。
Sabさんとは年に一度か二度位しか
会いませんので
昨年以降独りで歩いてきた進歩
(進歩しているか不明ですが)を
ちょっと見てもらう良い機会かなと
まあお互い素人同士なんですけど、、、
久しぶりに手応えのある山歩きを
楽しんできました。
和佐又ヒュッテから和佐又のコルを越え
【底無井戸】まではルートの傾斜も緩く
快適な道程でした。
(とはいえ谷側への滑落に注意です)
底無井戸は
何処かに繋がる風穴なのかなあ?、、、
あまり時間がないので
次へ向いました。
底無井戸手前から
急斜面の下りになります。
さらに鎖や梯子が現れ始めると
ハイキングという感じではなくなり
(心技体が充実していれば楽しいです)
ガレ場の通過にも気を抜けません。
植林地帯が現れると再び
登山道の傾斜はゆるくなり
さらに暫く歩くと
【水簾の滝】に到着です。
ここまでの歩きで火照った体には
滝周辺のひんやりとした空気が
心地よいです。
正直期待していませんでしたが
予想外に気持ちの良い滝でした。
それで、Sabさんも僕も
大喜びで流れの水に触れては
はしゃいでしまいました。
そこからすぐ上への斜面が
滑りやすいので注意が必要ですが
距離は短いです。
上がって沢を渉渡したら
ものすごい勢いで水を吐き出す
湧水口が現れました。
ここが【無双洞】のようです。
噂には聞いていましたが
確かに綺麗な水です。
しかもものすごい量で溢れ出しています。
ひんやりとした空気も
漂っています。
先を急がないといけないと
思いつつも
またもや小休止です(笑)
先ほど滝で小休止したばかりやのに。
出発際に
あとで飲む分と
ラーメンを作る分を
用意してきたボトルに汲みました。
さあ再び行動開始。ここから急登です。
スタートからここまでは
虫にまとわりつかれなかったので
このあたりにはもう居ないのか
超快適やん!と思ったのですが
登りだして数分もすると
しっかりとブンブンついて来られました。
やがて尾根へ出ると
日差しを受けて輝く苔や葉の緑に癒されます。
ま、同時に暑くなりますが。
次に木の根を跨ぐ急登です。
ゆっくりと歩きたい
でも休まず一気に登りたい
そう思っているSabさんは
しょっちゅう立ち止まっては
写真を撮る僕に
(構えずバシバシ撮るから
止まると言っても一瞬ですが)
ついにキレました。
そして
これを皮切りに
ダメ出しの嵐 (T_T)
急登に加えて
羽虫の攻撃があるだけで
辛いのに、
追い討ちをかけるように
愛の鞭(と思いたい、、、)
が浴びせられます。
ここまでで既に
自分では気付かない
ダメッぷりが多々あった様です
聞くのが辛いけど
反論出来ない為
次第に心が折れそうになります。
、、、もう許して。
カメラもしまいます。
そう思った頃
頭上に青空が広がり
気づけば山頂はすぐそこです。
一通りダメ出しして
気が済んだSabさんは
サッサと山頂に立って
ご満悦です。
ああ、助かったあぁ
でも、、、
悔しい (−_−#)
山頂からの景色を見て
機嫌が良くなったらしく
Sabさんがシャッターを
押してくれると言うので
ここぞとばかりに
注文をつけてやりました。
僕にできる抵抗なんざ
この程度です。
「いつか達人になって
ダメ出し、し返ししてやる!」
そう心に秘めながらも
この風景を、一緒に苦労して
見に来てくれる人がいて
ホンマに良かったなあと。
感謝なんかもするのでした。
七曜岳から大普賢岳への
道のりは、更に見応え
歩き応えがあったのですが
今日の山歩きで
心に残ったのは
七曜岳までの思い出でした。
スタートが遅れた為
今回ピークを踏まなかった
国見岳、小普賢岳、日本岳へは
改めて訪れたいと思います。
次は、逆回りかな。
行って良かった。
ニヤニヤしながらレコ読ませてもらいました
大普賢…
関西の一般登山道でもかなり難路の部類なんでしょうねぇ…
私も同じルーと歩きましたが、七曜直下と七つ池〜稚児泊りまでの苔の森…ココが大峰でもホントに好きな場所です
そして…
その七曜直下の下の針葉樹の植林地帯…
幕営装備でフラフラになりながら歩きました…
大普賢そのものも素晴らしいですが、奥駆の雰囲気、そして見渡せる弥山や八経、間近の稲村やバリゴヤの頭、遠くの大台方面の景色…
あ〜、また歩きたくなってきました
まいどまいど
スマートにいかない
僕の山行ですが
お楽しみ戴けて嬉しいです。
utaotoさんが
6月に登られたレコ
見させて頂いて
僕もきっと七曜周りで
歩くどお!と思っていました。
今回それが実現して
ホクホクです。
(行者還岳へは行けていませんが)
それにしてもutaotoさん
七曜岳の急登を
テン泊装備で登られるなんて
なんとタフ!
僕は日帰り装備で
半泣きでした(愛の鞭のせいもありますが)
まだまだ奥の深い大峰の山々
レコを見るのは楽しいし
色々知らない事の発見がありますが
あの、しんどくて楽しい感じや
苔の森の、うまく言葉にできない感じ
実際に山へ行って
歩いてみないとわからないものですね。
歩けば歩くほど
好きな場所が増えていきます。
ただ、気合いと体調が充分でないと
今の僕にはまだ
ちょっと怖いなあと思ってしまいます。
今回はサンダルではなく登山靴?
って事は修理から戻ってきたのかな
そうなんです(^ ^)
登山靴のリソール
仕上がって戻って来ました
外観が綺麗になって嬉しいです!
色々歩きまわりたいのですが
ソールがちょっと変わったのか
しっかりした反面
つま先がチョット痛いかなあと
できれば来月に遠征に行きたいので
改めて足慣らし中です。
あと、サンダル以外にも
地下足袋に興味ありです。
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