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Yamareco

記録ID: 2250682
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

バイカオウレンの花咲く比叡山へサンセット・ハイク☆横高山〜横川〜神蔵山〜丸子青良ヶ谷左岸尾根

2020年03月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 滋賀県 京都府
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:53
距離
13.0km
登り
1,015m
下り
1,049m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:35
休憩
0:18
合計
3:53
距離 13.0km 登り 1,017m 下り 1,059m
15:27
15:32
27
15:59
16:04
44
16:48
16:51
20
17:25
17:26
3
17:29
17:30
5
17:52
17:54
3
17:57
26
18:27
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
京都バスの「登山口」より、下山は「八瀬」バス停に
「登山口」より元三大師道に
2020年03月08日 14:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/8 14:33
「登山口」より元三大師道に
従是西定光院掃除場とある
掃除場?
2020年03月08日 14:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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従是西定光院掃除場とある
掃除場?
樒(シキミ)の花が咲いている
2020年03月08日 14:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樒(シキミ)の花が咲いている
2020年03月08日 14:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/8 14:57
十八町 山形屋五郎右衛門
右側面には従是西恵心院掃除場・・・なるほど
2020年03月08日 15:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/8 15:17
十八町 山形屋五郎右衛門
右側面には従是西恵心院掃除場・・・なるほど
峰辻の仏様達
2020年03月08日 15:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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峰辻の仏様達
横高山山頂に
つい最近まだあった筈のPH氏のプレートが見当たらない
2020年03月08日 15:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横高山山頂に
つい最近まだあった筈のPH氏のプレートが見当たらない
十五丁・・・横川中堂まで後十五町ということらしい
2020年03月08日 15:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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十五丁・・・横川中堂まで後十五町ということらしい
展望地より望む権現山、ホッケ山、蓬莱山
2020年03月08日 15:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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展望地より望む権現山、ホッケ山、蓬莱山
横川中堂に
2020年03月08日 15:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横川中堂に
咲いている
先程までの雨にぬれつつ
2020年03月08日 16:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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咲いている
先程までの雨にぬれつつ
雨上がりの苔のなかで
2020年03月08日 15:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雨上がりの苔のなかで
2020年03月08日 16:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2020年03月08日 16:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2020年03月08日 16:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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慈覚大師の御廟へ
2020年03月08日 16:41撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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慈覚大師の御廟へ
樅の巨樹が立ち並ぶ御廟の参道
2020年03月08日 16:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樅の巨樹が立ち並ぶ御廟の参道
神蔵山より三石岳を望む
2020年03月08日 16:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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神蔵山より三石岳を望む
延暦寺会館より望む琵琶湖の展望
2020年03月08日 17:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/8 17:13
延暦寺会館より望む琵琶湖の展望
比叡山の陰に入った大津の市街
2020年03月08日 17:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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比叡山の陰に入った大津の市街
夕陽に照らされる横高山(左手前)とその奥に水井山
2020年03月08日 17:32撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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夕陽に照らされる横高山(左手前)とその奥に水井山
ツツジが丘の展望
2020年03月08日 17:34撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ツツジが丘の展望
眼下に瓢箪崩山とその彼方に北山の山々
2020年03月08日 17:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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眼下に瓢箪崩山とその彼方に北山の山々
愛宕山の上に陽が傾いてゆく
2020年03月08日 17:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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愛宕山の上に陽が傾いてゆく
大阪方面
2020年03月08日 17:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大阪方面
ローズピンクに染まる大阪のビル街
2020年03月08日 17:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ローズピンクに染まる大阪のビル街
落日
2020年03月08日 17:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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落日
岩倉の夕景
2020年03月08日 18:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岩倉の夕景
残照と京都市街
2020年03月08日 18:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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残照と京都市街
八瀬のバス停から背後を振り返る
2020年03月08日 18:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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八瀬のバス停から背後を振り返る

感想

前夜から降り出した雨が午後になってようやく雨足が弱まると、急速に空気が澄み始める。予報では夕方には晴れるとのこと。空を見上げるとところどころに青い空も覗き始めた。夕方までの時間は限られているが、この時期、比叡山の山中に訪ねたい場所がある。バイカオウレンの咲く横川中堂だ。昨年はchurabanaさんにお付き合い頂き、坂本から三石岳を経て横川中堂を訪れたのも雨上がりの3月の下旬であった。今年は昨年を上回る記録的な暖冬のせいで今年は全般的に花期が早いことので今頃が見頃であることが予想される。

京都バスの登山口バス停で降りると峰辻へ向かう元三大師道に入る。バス停の名称そのものが「登山口」なのだが、ハイカーがこの登山口で降りるのを見たことがない。この登山口からは峰辻を越えて横川中堂に至る元三大師道と青龍寺へ至る道が通じている。よくよく考えてみるとその昔はいずれの道も延暦寺に至る重要な参詣道の一つだったのだろう。

一昨年の台風は大文字山を含めて京都にかなりの倒木の被害をもたらしたが、その前年の台風による被害も相当であった。その台風の直後に青龍寺からの道を下ったのだが、元三大師道と合流してから登山口までの間が折り重なる倒木で大変な状況であった。その後、幾度か通ってはいるが、今や倒木はすっかり処理されて、登山道がそのような状態だったということが想像できないほどに綺麗になっている。

元三大師道はさすがに歴史のある道だ。掘割の歩きやすい道には古い石標が頻繁に現れる。石標の文字を読んでみると従是西定光院掃除場とある。掃除場とはなんのことかすぐには意味がわからなかったが次の石標に刻まれた従是西恵心院掃除場との文字を読んで意味がわかった。つまり先の石標からここまでは参詣堂の整備を恵心院が担当する区域ということだろう。定光院は横川中堂の近くにありながら日蓮宗の寺院ではあるが、道の整備には共同であたったということだろう。

横高山にたどり着くとトレランの男性が山頂を後に北に向かわれるところだった。つい最近まではPHさんのプレートがあった筈なのだが、見当たらない。

横川中堂にたどり着くと数人の参詣客が出てこられるところだった。受付は既に閉まっている。時間を確認すると16時前、参詣時間は16時までであった。昨年に訪れた際、バイカオウレンを鑑賞するのに最も気に入った場所は横川中堂の下であった。

果たして横川中堂の下にたどり着くと、期待通り一面の苔の上にバイカオウレンが咲いており、苔の緑と清楚なバイカオウレンの白のコントラストが美しい。真上を向いて咲く小さな花々は何かを語りかけてくるようでもある。タイミングが良ければ黄金色の木洩れ陽が苔の上に落ちるのだろうが、丁度、雲の陰に隠れてしまったようだ。

横川中堂の北側では昨年はミヤマカタバミも数多く咲いていたのだが、さすがにミヤマカタバミには時期が早いのだろう、一輪の花も見かけることは出来なかった。

横川中堂を後にするとひとまず林道を南下する。林道が三石岳の南側で大きく東に向きを転じるところで、神蔵山の北尾根に取り付くと、すぐにも明瞭な踏み跡が現れる。テープ類は一切ないが、道は植林地の急斜面をジグザグと登ってゆくので、楽に登ることができる。しかし、神蔵山と思っていたのは慈覚大師の御廟のあるピークであった。御廟の前は何本もの樅の巨樹が荘厳でスピリチュアルな空気を漂わせる。

神蔵山のある北西のピークca550mに向かって尾根筋には踏み跡が続いているので辿ってみる。神蔵山の山頂部は杉の幼木が植林され、周囲をネットで囲まれている。ネットにはなんと立派な角をつけたシカの頭蓋骨が複雑に絡まり、そこだけポールが倒れている。ネットに絡まったシカが抜け出そうと暴れてポールを倒したのだろう。頭蓋骨の下にはシカの一個体分の骨が散乱していた。なんとも胸苦しくなる光景だ。

シカが倒してくれたポールのところから山頂部に入ってみる。杉の幼木の間からは展望が開け、三石岳を望むことが出来る。杉が成長するとこの展望も見ることは出来なくなるのだろうが、それ以前にシカが倒したポールが修復されるとこの神蔵山の山頂部には立ち入ることも出来なくなるのだろう。

再び慈覚大師の御廟に戻ると、ここからは深く掘り込まれた慈覚大師道が続いている。尾根上のピークp612に登ってみるが、山頂部は倒木で荒れており、プレートも見当たらなかった。坂本から登ってくる道と合流すると延暦寺会館にでる。会館の駐車場から琵琶湖を眺望すると、その上にはすっかり晴れ間が広がっている。

延暦寺の境内にたどり着いたのは17時、丁度拝観時刻が終了したところだった。間違って駐車場に出てしまうが、八瀬に向かうケーブルカーに向かうことを説明して、再び境内に入らせて頂く。警備の方がわざわざ私を追いかけてきて下さり、八瀬へ下るケーブルカーは冬季休業中であることを伝えて下さる。私の説明が言葉足らずだったのだが、もちろん、もとよりケーブルカーで下るつもりはないが、この時間からだとヘッデンなしに下山するのは普通は困難だろう。「ヘッドライトはお持ちなんですね?」と確認される。

つつじが丘の北側の展望地はヤマレコではお地蔵様のある展望地として地点登録されているところだが、空は昼過ぎまでの雨が嘘のように蒼穹が広がっている。夕陽が先ほど登ってきた横高山や北山の山々を黄金色に染めあげている。

ここからケーブル比叡駅にケーブルカーの駅の南側には夕陽を見るには格好の展望地だ。陽が沈むまで少し時間があるので南側の展望地に出るとこの日は夕陽を浴びてローズピンクの光を反射する大阪の高層ビル街を遠望することが出来る。

ケーブル比叡駅に戻り、夕陽が愛宕山の肩に沈むのを見届けるといよいよ下山だ。ケーブルカーが下る谷の左岸の尾根に入る。この谷の名称は丸子青良(まるこあおら)ヶ谷という一風変わった長い名称がついている。このルートは京都側から比叡山への間違いなく最短ルートだろう。

尾根はかなり急峻ではあるが、尾根筋にはテープと明瞭な踏み跡が続いており、八瀬に向かって一気に下る。この尾根のいいのは随所に京都市街の展望が開け、愛宕山のシルエットの上に広がる残照と徐々に明かりを灯してゆく京都の市街を眺めながら降りることが出来ることだ。

ヘッドライトを必要とすることなく八瀬の平安遷都記念塔に無事、下ることが出来る。八瀬のバス停から振り返ると比叡山の上には明るい月が登ってゆくところだった。

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コメント

横川のバイカオウレン
こんばんは。
偶然にも昨日、横川地区のバイカオウレンを堪能してきました。過去この季節に訪れたことが無かったからなのか、花自体に関心が薄かったからなのか、この付近にこんなにも沢山の梅花黄蓮が咲くとは!と感動しながら観賞してきたところでのヤマネコさんのレコアップ。
それにしても午後からの短時間でバリエーションなルートを歩いておられることに感嘆いたしました。
サンセットハイクいいですね!夕暮れ〜日の入りの、あっと言う間の短い時間に辺りの情景は劇的に移り変わっていきますね。
「落日」という一言だけのレココメが好きです。バックでピアノの調べが聞こえてくるようです。
2020/3/12 20:47
Re: 横川のバイカオウレン
レスが遅くなり失礼しました。
本日は本来予定していた出張が今週もキャンセルで、その代わりに朝から銀行に行ったその足でHBさんが日記でご紹介されている神璽の滝に出かけておりました。
横川のあたりは紅葉の季節も非常に美しいのですが、春のこの時期もいいですよね。日曜日は雨のち晴れという予報だったこともあり、車がなくてもすぐに出かけられる場所・・・ということですぐに横川のバイカオウレンと比叡山からの夕景という組み合わせを思いつきました。お互い、すぐ近くにこういう場所があるのは嬉しい限りですよね。
2020/3/13 17:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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