剱岳 早月尾根
- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 2,077m
- 下り
- 0m
コースタイム
9月16日(日曜) 5:20早月小屋 - 8:30山頂 - 12:15早月小屋(テント撤収)
13:15早月小屋 - 15:30 1600m地点 - 16:45見晴らし台ベンチ -17:30馬場島P
天候 | 9月15日(土曜) 晴れ 〜午後から夜中まで雨 9月16日(日曜) 晴れ 〜午後から一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山荘前には止められず一段下のP、徒歩5分ほど空きは多数。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は慎重にいけば特に問題無し。 ただコースは急登ばかりで岩場の危険個所もあるので、 私のように体力に自信の無い方などはコンディションを整えて、 またはテント泊か小屋泊で行った方が良いと思います。 |
写真
感想
事前にかなりチェックはしており、それなりの覚悟は
しておりましたので、自分の実力を考え無理せずテント泊での
山行にしましたが、やはり早月尾根は噂通りの急登でした。
登っているときに、帰りにこれを下るのかと想像するとホントに
嫌になる登り道。
しかも午後から天気は雨、やっとたどり着いた早月小屋のテント場は
かなりの混み具合という有様でした。
小屋着後はいつものようにまずビール一気飲み。
何とか強引ながらテント設営後はひたすら昼寝、途中雨が止んだ
タイミングで調理、夕食、しかしまた雨で早めに就寝という感じで
その日は終了。
翌日は快晴にて、たっぷり睡眠も取ったしハリキッて早朝から山頂を
目指しましたが、これがなかなかどうして、やっぱりキツい。
途中の鎖場もけっこうビビリながらも、帰りここを戻るのかと思い気が
滅入りました。
とはいえ何とか無事山頂到着。
快晴の三連休だけに山頂は混雑、何とか写真を撮り祠を探すが見つからず。
今日はこのまま下山なので早々に山頂を後に、そして辛い帰路の下りへ。
小屋までは急な降りに加え鎖場などの危険箇所もあるので慎重に慎重に。
なんとか無事小屋に到着後はテントを片付け馬場島Pに向けメインの
降りのピストン。
いちおう気温の上昇具合と、皆様のヤマレコ報告で早月尾根の
暑さによる水切れ注意情報を聞いていましたので、新たに小屋で
800円の水2ℓとポカリ500ml一本を購入し下山開始。
案の定降りは高い気温と湿度で尋常ではない汗、元来汗かきな私ですが、
降りでこんなに汗が出たのは初めてという位の汗でした。
途中、1800m地点辺りからプチ熱中症状態に突入。
尋常ではない汗に加え、体温調整がうまく出来ず身体が常に
ほててっている状態。
木陰を見つけ水分補給し風に当たりながら体温を下げるプチ休憩を
こまめに繰り返しながらのスロー下山。
1000m付近の見晴らし台のベンチに辿り着いた時は、これで何とか
なるとホント安堵しました。
ここからは残りはコースタイム55分程、なんならけっこう広場に
なってるので緊急事態という事で隅にテント張って今日はここで
テント泊、というかベンチがけっこうデカく丁度テントが張れる
長方形のサイズなので、ベンチの上にテント張ったら床もフラットで
雨降っても高台で最高じゃない?
とか訳の分からない事を思いはじめていましたが、このままこの
ベンチの上で薄手のダウン一着もあればそのまま一晩寝てても大丈夫な
位の暑さです。
とはいえゴールが近づけば気合も入り、何とか力を振り絞り馬場島Pへ到着、
終わってみればわずか4〜5時間の、しかも降りなのに用意した水2.5ℓはほぼ
飲み尽くしました。
やはり噂通りの剱岳、そして早月尾根。
当日も何人も日帰りの方々とすれ違いましたが、ホント凄いっス。
今回は素晴らしい景色にも出会えましたし、まだまだ修行が足りないと
痛感させる素晴らしい山でした。
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