城ヶ崎(ファミリーエリア)
天候 | 雨のち曇り&晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
会の先輩2人にお願いして初城ヶ崎&初トラッドクライミングに連れて行ってもらった。
買ったばかりのピカピカのカムとシューズを持って行く。
土曜中止で日曜も現地へ近づいたら雨足が強くなり、今日もダメか。。と意気消沈していたが、ファミリークラックエリアは意外にもそこまで濡れてなく途中から雨も止んで、何本か登る事が出来た。
城ヶ崎は初めて来たが、ロケーションがすごく良い。岩も白っぽくて綺麗。100岩にも書いてあるが、柱状節理のコーナーごとに美しいクラックがピシッと入っており見てるだけでもなかなか楽しい。4000年前に大室山が噴火して流出した溶岩が海岸まで達したものらしい。
岩場は海岸沿いに南北に10数km続いているらしく一度海から見てみたいな、と思った。
事前にビッグロックでジャミングの練習と登り方を本や先輩に教えてもらい、ジムではそこそこハンドジャムが決まるようになったので岩場に着いてクラックを見たらすぐに手を挟み込みたくなった。
カムの決め方を教えてもらい、静荷重なら信じられるくらいの感じを地上で試して把握。
この日は5.7〜5.9くらいのグレードを登った。
最初にytadさんにTRを張ってもらった後、TR付けたままカムを決めつつ別ロープを掛けて行くリードイメージで登る。
その後リードで。
5.8でも普通に怖い。カムを決める時は体が安定した場所で決めれるがその後にムーブ起こす時に落ちたらどうしようと思うとなかなか体上げられずチマチマと小刻みに支点を取るから時間もかかるし精神の消耗が激しい。
どこにカムが決められるか、どのカムを何個持って登るのか、ムーブを起こしてからカムを決めるのか、起こす前に決めるのか、この大きさのカムで落ちても大丈夫なのか、落ちるような一手なのか、その場合2個決められるスペースがあるのか、0.2のカムって意味あるのか?こんな小さいの気休めじゃない?
などなど、様々な事を考えるのはボルトが打ってあるルートを登るのとは違くておもしろい。
より、戦略性と冷静さと精神力と慎重さが必要な感じで緊張感がある。なんか全然違うジャンルみたいだった。
登攀中のカムの選択は家のふすまとふすまの隙間でちょっぴり練習した甲斐があり、そこそこ出来た感じがするが指を入れた感覚でどれを選べば良いかすぐ判断出来るようになればもっとテンパらずに登れそう。
ハンドジャムはしっかり決められた時は気持ちいい。
フェイスの時のクセで足をおける場所を探してしまったがハンドジャムが決まるくらいの太さのクラックなら足ジャムもけっこう決まるので次回はもっと積極的に使おうと思う。
中途半端に小さいフットホールドより足ジャムの方が安定する感じがする。
ベビークラック(5.8)、シスタークラック(5.9)をTR→リードで登った後にビギナーズクラック(5.7)をマスターで登る。
緊張感あったがOS出来た。
最後にJフェイス(5.9)をytadさんがリードで薦めてくれたけど、見た感じ出来る自信が湧いてこずTRでカムを決めつつ登った。何故か本気でリードのつもりで登ってたので時間かかりまくってごめんなさい。
その後は懸垂で降りながらカム回収。
斜めに上がるルートだったので回収が大変だった。
懸垂で斜めってるルートの回収する時はロープを全部引き上げないで支点に掛けたロープを残して懸垂すれば上手く回収出来るらしい。
なかなかに楽しいクライミングだが、事故なども多発しているジャンルなので楽しいと言う気持ちや挑戦したい気持ちだけで続けてるといつか怪我しそうなので、しっかりと技術を身に付けつつコツコツと一歩一歩上手くなっていきたいと思った。
また、新しい事を教えていただいてありがとうございましたー!
湯川、小川山も行ってみたいので機会あればまたご一緒して下さいー!
・ロープがクラックに入り込みそうな時はカムにヌンチャクかけてそっちにロープかける。スタック防止。
・カム回収する時に勢いで押し込んでしまったら抜けなくなった。ナッツキー貸してもらって何とか取れる。回収する時も優しく。ナッツキー買おう。
・落石がカムに直撃。番号書いてあるプラの部分がわずかにひしゃげた。金属部分やワイヤー部分だったら使えなくなってた。ギア置く場所も壁から離れた場所の方が良さそう。
・Wさんのドローン映像がすごかった。
土日がっつりトラッドの予定が、悪天候のため日曜だけ城ヶ崎へ。
日曜は天気大丈夫かと思ったけど、城ヶ崎着くころ雨が振り出し結構本降りに…
全員行ったことないエリアはやめておいて、ワルオさん慣れてるファミリーエリアで様子を見ることにした。
雨はやんだので意外と登れるけど、城ヶ崎にしては寒い。ポカポカ〜をイメージしてたから、薄着だし…
以下それぞれ、TRでやってからリードしてRP。Jフェイスは、下部カム残してあったやつそのまま使って上部だけ自分でカムセットした。
・ベビークラック 5.8 TR×1、リード×1
使おうと思えばクラック以外にもフットスタンスたくさんある。
・シスタークラック 5.9 TR×1、リード×1
下部怖い。足ジャムすれば安定。
・Jフェイス 5.9 途中からリード×1
レイバック気味に登れる。上部は脆そうで沢登りみたい。サムクラックだと思っていたけど、違ったみたい。
他に新人クラックでカム回収訓練と撤退訓練。
計5本。雨の後なのと、寒くて身体カチコチになってたので、リードはあまり気がのらなかった。最近城ヶ崎の事故よく聞くし、めっちゃ慎重になる。
トラッドはちょっとずつ経験積んでこう!
今回、カムの回収レベルが1上がった。
トラッド撤退レベルが1上がった。
カムの色とサイズ感をなんとなく覚えてきた。
MP(メンタルポイント)を75/100消費した。
次は湯川や小川山にトラッドやりに行きたい!
・どこも終了点なし。ファザークラックだけ、抜け口に残置スリングが見えた。木に支点とってトップロープ張った。ルートによっては結構奥まで伸ばさないといけない。念の為バックアップも取る。懸垂時に回収できるルート考えて木選ぶ。
・ベビークラック私が最後に登って、カムの回収頭から抜けていて、終了点回収して上から歩いて戻ろうとしてロープダウン。落とした瞬間「あっ!カムは?」ってなった、ワルさんに再登してもらう。よく考えないと。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する