記録ID: 226298
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無雪期ピークハント/縦走
アジア
済州島・ハルラ山
2012年09月15日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,326m
コースタイム
0905 城板岳
1141 チンダルレ避難小屋
1323 登頂
1355 山頂出発
1800 観音寺(下山完了)
1141 チンダルレ避難小屋
1323 登頂
1355 山頂出発
1800 観音寺(下山完了)
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り(城板岳コース)9・6キロ、下り(観音寺コース)8・7キロ、登り標高差約1200メートル。なかなか骨のある、いいお山でした。通年登山ができるので、今度は冬場に訪ねたいと思います。 ずっとガスの中にいましたので、景色を楽しむ余裕はあまりなく、ハイペースの韓国人登山客にあおられるように歩きました。 実は、清掃登山を兼ねていましたので、登り予定時間(5時間)、下り予定時間(4時間)ほど計算していましたが、安全のため、この山は入山時間(季節によって3種類)が決まっていて、かつ、日没までに下山しなければなりません。出発が遅くなったもので、ゴミ拾いしながら小走りせないかんという、やたら疲れる山行でした。 避難小屋での昼飯は、お弁当の大きな韓国海苔巻きとカップラーメン。同行の女子高生の1人は、さすがですね、カップラーメン1・5杯と海苔巻き2本、ロッテのチョコパイ1個をたいらげ、圧倒されました。すごい食欲でしたが、全然太っていません。とんがらし効果でありましょう。小生は目を白黒させながら(たぶん)、見栄を張って海苔巻き2本をなんとか詰め込みました。 山頂は大混雑でして、そこら中でみんな弁当を広げ、大量のキムチをほおばり、健闘をたたえ合っておりました。管理官が「はよ降りなあきまへんでえ!」(たぶんそういう意味)と大声で叫びだしたのが13時半ごろ。みんな礼儀正しく「ネ!」(はい!)とか「イエー、イエー」(はい、はい)とか返事するんですけど、盛り上がってしまって一向に下山しようとしないのが何とも韓国的な大らかさでありました。 女子高生の1人がモモ痛になってしまい、下りはどうしてもスローペースになってしまいがちで、そのうち空がだんだん暗くなってきました。へっ電を持っていたのは小生だけで、日のあるうちにみんなを下ろさざるを得ませんでしたから、「君、いい足(健脚の意)してるよ!」「そのうち一緒にエベレストへ行こう!」とか何とか言って、なだめすかしつつ、何とか暗くなる前に下山完了。学校の先生に女子高生2人を無事引き渡しました。 で、以前小野先輩から質問いただいた「反日感情」なんですけど、小生はまったく感じませんでした。道中、日本人の院生とはずっと日本語でしたし、避難小屋や山頂の群衆の中でも遠慮せず、日本人らしく振る舞いました。にらまれることも、いちゃもんつけられることもなく、すれ違えば「アンニンハセヨ(こんちは)!」と挨拶を交わし合い、しんどそうなおばちゃんがいれば「ケンチャナ(大丈夫)?」と声をかけ、普通に登り、普通に降りました。 加えて、メシ(キムチ、焼き肉、チヂミ、刺身、あわびのお粥)は旨いし、酒(マッコルリ、焼酎、ビール)もいけるし、韓国を旅行している感覚があまりなかったのがほんとのところで、竹島のドタバタなんかほとんど忘れてました。 ハルラ山は四季を通じて美しい山です。いつか皆さま、ご一緒しませう。 GPS機能付きの時計を持って行ったんですが、ログを取れず、地図は手作業で入れました。 のじ拝 |
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