焼岳:素晴らしき春山
- GPS
- 07:34
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 955m
- 下り
- 970m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の20日は気温が低く降雪が有ったため、新安房トンネルの道から分かれ中の湯への道は圧雪でした。入り口ゲートに係員がいて4駆スタッドレスの車以外は入れないようになっていました。 安房トンネルへの旧道が開通するのは例年4月中頃です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
通常の雪山登降トレーニングが出来ていれば特に困難なルートでは有りません。但し視界が悪い場合はルーファイに慣れていないと難しいと思います。 中の湯から「広場」まではほぼ夏道通りです。この日は入山者が多かったのでラッセルは不要で、アイゼンで快適に歩けましたが、通常はわかんやスノーシューが必要です。 「広場」を過ぎると夏道と離れ冬季限定の南峰に向かいます。特に決められたルートは無いですが、頂上に向かって左側に有る尾根に向かうルートが比較的傾斜も緩く雪崩の危険も少ないと思いますのでお勧めです。 沢状のルートを直登する方も多数おりますが、雪崩には常に注意が必要だと思います。 頂上直下はやや急な斜面ですのでピッケル・アイゼンが必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
GPS
ツェルト
ナイフ
|
感想
春山と言うと真っ先に思いつくのは最近は焼岳になりました。
北アルプスの中では標高も低く、どちらかと言うと登るより河童橋から眺める山の様に思われていますが、登ってみれば楽しい山で特に穂高や乗鞍岳に近いことから雄大な展望が360度広がっています。
また、焼岳の最高地点「南峰」には夏は登れず積雪期限定となっており、そんな面でも春山を楽しむのに最適な山です。
今回もまたParko1113さんと行ってきました。
去年3月に焼岳に登った時は、春の軟雪の踏み抜きで予想外の時間がかかり「広場」にて撤退、その後4月にリベンジとなりましたので今回も登れるかどうかは雪の状態にかかっていると思っていたのですが、うまい具合に前日に寒波が来て積雪が締まり、当日も10人以上の人が登っていたため、トレースもしっかり出来て何とスノーシュー無しで登ることが出来ました。
もっとも、途中からトレースを離れ左の尾根に向かったためプチラッセルとなり、体重の軽いParkoさんは殆ど踏み抜き無く楽々と登りましたが、私は一歩ごとに踏み抜き地獄となり今回も苦労させられました。
山頂では雲も無く風も弱く絶好の日和となりました。すぐそばの穂高連峰や乗鞍岳、笠ヶ岳はもちろん、遠く裏銀座の山々や白山までもすべて見渡せました。
冬山と違って風も穏やかで気温もそれほど低くなく、優しく快適な山頂でした。
1時近く山頂を楽しみ下山、午後になっても天気は良いままで、下山途中の「広場」では暖かい日だまりで、のんびりとラーメンを食べたり、ベーコンを焼いたり、コーヒーを飲んだりと、ピクニック気分でゆっくりランチしました。
春の一日を思う存分満喫した楽しい山行でした。
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