南八甲田（猿倉温泉〜櫛ヶ峰）

2012年09月22日(土) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 22.1km
• 登り: 801m
• 下り: 788m

コースタイム

猿倉温泉登山口（6：22）→矢櫃橋（7：38）→乗鞍岳入口（8：23）→地獄峠（8：53）→駒ヶ峰入口（9：03）→櫛ヶ峰入口（9：35）→櫛ヶ峰（10：38大休止11：50）→櫛ヶ峰入口（12：50）→駒ヶ峰入口（13：12）→地獄峠（13：27）→乗鞍岳入口（13：49）→矢櫃橋（14：26）→猿倉温泉登山口（15：22）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉温泉内駐車場を利用　20台程駐車可能

コース状況／危険箇所等

登山ポストに鉛筆は備えてあるが用紙が無い。その代わり八甲田のリーフレットは大量に入っていた。
登山口にトイレがあるがここ一箇所のみ。
コースの殆どは深い笹薮（他の登山者に聞いたところ、数日前に刈り払いして歩きやすかったとのことだが、初めての自分はそれでもきつかった）
登山道は湿地帯の木道を抜かせば、雨水で削られてV字状になっている道が多く、ガレ場もかなり多い。足首まで水に浸かる箇所や泥のぬかるみも多数。
汚れ防止に長靴を履くか、いつもの登山靴を履くかは迷うところだがいずれにせよ足元の苦労は絶えない。
鎖場が一箇所有り、要手袋。
櫛ヶ峰の山頂以外は携帯電話が通じないので、怪我や遭難は致命的。
往復22kmの登山道の状況は最悪だが、櫛ヶ峰から眺める景色は最高である。

写真

9/22 15:33

猿倉温泉入口

9/22 6:19

登山道入口
「遭難注意」携帯電話が通じない

9/22 6:31

歩き始めてすぐに藪

9/22 6:41

ぬかるみ

9/22 6:46

浮石多く歩きづらい

9/22 7:07

雨水で削られたV字状の道
片足入れるのがやっと

9/22 7:16

9/22 7:17

藪＆ガレ場

9/22 7:29

たまに観られる湿地帯
一時のオアシス

9/22 7:38

矢櫃橋

9/22 8:19

松次郎清水　冷たくて旨い

9/22 8:23

乗鞍岳入口

9/22 8:43

深い笹薮が続く

9/22 8:53

地獄峠

9/22 8:54

9/22 9:03

駒ヶ峰入口

9/22 9:30

9/22 9:35

櫛ヶ峰入口

9/22 9:39

9/22 9:39

9/22 9:40

長い藪こぎの後の木道が心地良い

9/22 9:41

9/22 12:42

あの山のてっぺんを目指します

9/22 10:01

鎖場　要手袋

9/22 10:33

あともうちょい

9/22 11:25

無事登頂！

9/22 10:38

三角点にタッチ

9/22 11:09

山ランチはいつものラーメン

9/22 11:33

山頂で食べるラーメンは格別に旨いね！

9/22 20:44

北八甲田の山々。右から高田大岳、小岳、大岳

9/22 10:43

遠くに薄く観える岩木山

9/22 10:43

十和田湖

9/22 11:49

青森市内＆陸奥湾

9/22 12:43

登ったし食ったし後は来た道を戻るだけ

撮影機器：

サイバーショット DSC-T20 SONY

REGZA Phone T-01C FCNT

感想

takaof

いつも遠くから眺めてはいたが行ったことがない南八甲田。
一度は行かなきゃだめでしょ！って勝手に自分に言い聞かせて臨んだ今回の山行。
事前にヤマレコでリサーチはしていたが、藪こぎの距離は想像以上に長かった。
おまけにガレ場にぬかるみ・・・そんな登山道がほぼ延々と往復22km。鎖場まで急坂は無く殆ど平坦な道なのが幸い。
長靴履いて汚れ対策したものの長時間の歩行は困難を極め、下りの途中で足が悲鳴をあげた。登りであまり気にしなかったガレ場は下りで疲労した足裏に容赦なく突き刺さる。汚れよりも安全ないつもの登山靴が良かったと反省。

櫛ヶ峰入口からは景色が一変。心地の良い木道を歩くと疲れた気分はポジティブに変わった。
そして、山頂から観た360度の大パノラマは素晴らしかった！苦労して歩いたかいがあった。

この日出会った登山客はたったの5人。紅葉はまだ遅く山は青々としていたからなのか・・・アプローチの悪さなのか・・・

総じて、自然保護の為に立ち入り禁止区域も多く原始性を味わうには良いエリアだと思った。