暮らしと寄り添う水のある風景

2020年03月23日(月) [日帰り]

• GPS: 04:46
• 距離: 6.7km
• 登り: 8m
• 下り: 7m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:46

9:38 スタート地点
14:25 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

全面舗装道路

写真

3/23 9:34

今日は高島市にやってきました。
風車と水の里だそうです。

3/23 9:56

霜降地区とこれから行く針江地区はともにその水辺景観が国の重要文化財的景観に指定されています。

3/23 9:57

山に降った雨が伏流水となって、その地区の地下を流れています。なので水脈まで管を伸ばすと水が自然と上がってきます。

3/23 9:57

霜降地区の田んぼの横を流れる用水は地下からの湧水も合流しているので常に流れがあります。

3/23 9:58

こぶしの花が綺麗に咲いていました。

3/23 9:59

水辺まで降りられるようになっています。

3/23 10:00

地元の方が男藻などと呼んでいる藻でしょうか

3/23 10:01

こんなところに小さなお地蔵さま。
水と生活が密着している証拠ですね。

3/23 10:01

小さなお魚がたくさんいました。
この辺りは琵琶湖から鮎や鯉が遡上してくるんだそうです。

3/23 10:02

霜降地区の比較的大きな道路に面した用水路

3/23 10:02

ここのかばたはもう使われていないのでしょうか？

3/23 10:05

こんこんと水をたたえたかばたもあります。

3/23 10:12

常夜灯は小型水力発電によって電力をまかなっているとか

3/23 10:13

ノスタルジー満載の郵便ポストは、リニューアルの際四角い従来の物からこちらの旧型に。もちろん本物。投函するときちんと郵便物が届きます。

3/23 10:25

ご近所のかたがかばたを見せてくださいました。
右の丸いのが壺池、壺池の右と左の3箇所にかばたは分かれています。

3/23 10:27

左がかばたと同じ湧水。右が水道水。
ラッキーなことに飲み比べることができました。
水道水ももちろん美味しいのですが、地下水はとてもまろやかで、雑味が全くなくどちらかというと少し甘い感じがしました。

3/23 10:32

針江地区では、100軒ほどのお宅で現在もかばたが利用されています。

3/23 10:43

観賞用に鯉がはなされています。
池に入って取ったりしないでくださいね。

3/23 10:44

先ほどの池は清水の郷の池。
その昔お米屋さんがあり、脱穀用の水車が回っていたそうです。その水車が再現されています。

3/23 10:45

今は少し調子が悪いのでお休み中の水車です。

3/23 10:45

水車のすぐ下にかばたがあり、ご近所のかたが実際に洗い物をしに来られていました。

3/23 10:45

冷たく綺麗な水でしか育たない梅花藻。よく見ると本当に小さな可愛らしいお花が一つ二つ咲いていました。

3/23 10:46

心ない人が持って帰ってしまって一年。いまだにその場所は復活せずだそうです。
多分水草(金魚草とか)と間違えたんでしょうけどね😣とお掃除をされていたかたが寂しそうに話されていました。

3/23 10:46

針江大川。
昔は川幅がもっと広く、土地ももっと川に近いくらい低かったそうです。
家はこの辺り、でも田んぼは琵琶湖畔。ということで、皆さんは田舟を使って家と農地の行き来をしていたそうです。なので川のあちこちに田舟が置かれていたとか。

3/23 10:47

琵琶湖まで続く針江大川

3/23 10:47

下水ではありますが、本当の下水は別のところを通っているらしく、針江大川はかばたからの排水と元々の川の水だけ。なのでとても綺麗です。

3/23 10:49

所々誰でも汲めるかばたがあったりします。

3/23 10:50

スノーフレークが咲いていました。

3/23 10:50

川の流れを追って歩いてみました

3/23 10:52

小型水力発電機
近くの常夜灯(上水道の点検用設備だそう)の電源をまかなっています。

3/23 10:52

針江の集落から琵琶湖に向かう流れ。
綺麗に整備されているし、水の流れは綺麗だし、言うことなしです。

3/23 10:53

自然の恵みである水を利用させていただいているという思い。そして、その水はお隣の人も使うのだから使った水すら汚さずにする工夫。それら昔ながらの考えが未だ根付いている地域と言えます。

3/23 10:53

菜の花でしょうか
今日は風が冷たく、日陰はとても寒く感じますが、自然の世界はすっかり春です。

3/23 10:54

お〜きな鯉が悠々と泳いでいました。

3/23 10:55

家々のかばたからの水が合流するのでここの流れも止まることはありません。

3/23 10:55

外かばたの跡のようです。

3/23 10:57

今日はお休みのラシーヌホーム針江

3/23 11:03

ふと見ると苔むしています。

3/23 11:08

ツツジの花でしょうか？

3/23 11:13

ぐるっと一回りして水車のかばたのところまで帰ってきました。

3/23 11:13

本当は動かしたいけど修理費が。。。とそう言えば話されていました。

3/23 11:14

校外学習でこの地を訪れる子どもたちが楽しみにしている発泡スチロールの簡易イカダ。100mほど移動しつつ、黄色い声がこの辺りを響き渡るそうです。

3/23 11:16

外かばたの跡。
したから二段目くらいまでが昔の土地の高さだとか。この辺りの土地が今よりもう少し低かったことがわかります。

3/23 11:16

ここならじっくり見学していても大丈夫です。

3/23 11:18

元々この辺りは田舟の船着場だったとか

3/23 11:19

霜降地区より下流にある針江地区。
針江地区の方が地下の水脈が豊富なためこの辺りの川幅が一番広いようです。

3/23 11:19

3/23 11:21

こちらも点検用の設備でしょうか？

3/23 11:21

3/23 11:21

なんと外かばたを見せていただけることに😊
壷池、端池、そして水路へと水は流れていきます。端池には魚がいて残飯を食べてくれたりするので汚水を水路に出さずにすみます。

3/23 11:23

このかばたには金魚がいます。端池ではこのように魚が飼われています。

3/23 11:23

外かばたの様子。
あくまでも個人宅の敷地内にあるので、案内なしでの見学は禁止です。

3/23 11:25

家も無くなってしまった更地にかばただけが残されています。

3/23 11:26

今日は風が冷たく、ちょっと季節が戻ったようなきさえしますが、自然界はしっかり春を迎えています。

3/23 11:27

個人でなのか、それとも自治会のかたがたでなのか、綺麗な花が植えられています。

3/23 11:31

以前訪れた高月町に似た景色です。

3/23 11:31

2008年6月に平成の名水百選に認定されました。

3/23 11:32

日吉神社さん
針江地区の氏神様です。

3/23 11:34

3/23 11:36

発泡スチロールのイカダの出発地。

3/23 11:41

3/23 11:42

3/23 11:43

3/23 11:43

3/23 11:43

3/23 11:54

元お米屋さんがあったところが公園になっています。

3/23 12:05

3/23 12:06

鴨の家族が仲良く泳いでいました

3/23 13:37

ワンちゃんのお散歩をしていたかたに教えていただいたお蕎麦屋さんでゆっくりさせていただいて帰阪しました。

3/23 13:39

内装がおしゃれなログハウスです。

3/23 13:39

酒屋さんかと思うくらいお酒が並んでいました。お蕎麦に日本酒、合いそうです。

撮影機器：

EOS 5D Mark IV ボディ CANON