伊豆ヶ岳_西吾野駅>正丸駅
- GPS
- 04:53
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 685m
- 下り
- 623m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当然ながらルートが正確に追えれば危険個所なし、 |
写真
感想
西吾野駅で下車した人女性2名・男性1名、それぞれ登山者姿で北川方面・高麗川下流・上流方面へ。
花桐(あなぎり)川から奥の南川諏訪神社では参拝者?二人連れ・女性に出会った。一人は地元の方のようで、昨年の台風による川の被害状況を語っていた。付近では大きいこの神社のお祭りはいろいろ手伝ってもらえるものの、人が少なくなった今維持は大変らしい。確認してみると、奉納される獅子舞は秩父市浦山の昌安寺(浦山の獅子舞)から16世紀末に伝えれたという言い伝えのある飯能市指定無形民俗文化財だそうだ。かなり昔から吾野は秩父と密接だったことを再確認、また年末などにお札が地元の方に配られているそうだ。8月中旬に行われるという獅子舞も機会を見て参加してみたい。沢を降りて参加するのも一興だろう。
その後さらに上流で庭先の手入れをしていた女性から、サル・鹿・猪が多い実感を聞くことができた。今咲いているミツマタが多いのは鹿が食べないからだそうで、植えていたアジサイなどみんな食べられてしまったそうだ。彼岸花とスイセンも食べないので球根を植えているといっていた。
その後、沢沿いに登っていくと、一人の登山者と出会った。彼も適宜目印を確認しながら登っているようだった。二人とも水のなくなった急傾斜になった沢を詰めていったものの、不審に思い左側にトラバースすると比較的歩きやすい林道に出会った。彼はそのまま尾根に登ったようだったが、山頂で再び一緒になったとき岩の崩壊が大きく苦労したと聞くことができた。彼によれば、かつて山頂にあった茶店が下の村との往来に利用していたルートで、その後ほとんど利用されていないそうだ。
帰宅後確認すると、山頂広場に伊豆ヶ岳山荘があったのは40数年前だそうで、現在ほぼ廃道化してしまった状況、さらには沢に登る前に地元の方が二人とも「これからお山に登るなら気を付けて」とルートに違和感なく挨拶してくれたことも納得できた。彼女たちの年齢であれば伊豆ヶ岳山荘の維持など村の方たちはこのルートに違和感なく利用していたのであろう。
沢最後のルート取りを誤った地点は、以下の記録でよくわかった
西吾野駅より伊豆ヶ岳(花桐川ルート)2020年03月21日(土) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2269797.html
写真に記載されていた【さて終盤以降は沢を離れて急登。ザレ場が現れるがここは直登してはいけない。左の杉林に踏み跡が出てくる。】
以下の情報がその後同年5月に発信されているのでおどろきました。
令和元年10月の台風被害により、伊豆ヶ岳北面、五輪山〜胸突き八丁〜大岩沢沿いの登山道が荒廃し、通行困難となり、地権者様、地元自治会様より飯能市観光課様に登山道封鎖の通告があり、『新版・奥武蔵登山詳細図』としても、一般登山コースとして表記のある上記部分を、次版発行までの間、当ページにて注意告知をさせて頂くきます。
http://mordred1114.blog.fc2.com/blog-entry-509.html
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