西吾妻山…中ノ沢〜二十日平ルート


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,017m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:28
天候 | 快晴、0℃ 、山頂部のみ風あり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中腹から山頂までの藪は埋まっていて、滑走に問題なし。中腹から下は藪が出ているが、それでも滑走は可能です。雪壁がある中ノ沢の渡渉がこのコースの核心で、沢はほとんど割れています。全体的に視界があれば危険はないが、ガスの時は、ルートをロスしやすいので注意です。 |
写真
感想
師匠がやっと山スキーに行けるということで、シートラで三本槍を提案すると即却下。そりゃ、そうだよね。今季初の山スキーでシートラ1時間半で滑走10分じゃモチベーション上がらない。
そんな訳で、まだ雪のある西吾妻山へ。当初はスキー場の1km手前の小野川不動尊から登る予定でしたが、すでに雪が無い。素直に駐車料金1000円を払いグランデコからゴンドラを使わずにハイクアップ。係りの女性がいたので、「こんにちは。すぐに林に入りますので、最初だけゲレンデの端を歩かせてください。」とお願いすると、笑顔で「お気をつけて〜」。いいスキー場です!
中ノ沢のスノーブリッジはすでに崩壊していて、しかもまだ雪壁が高くてなかなか渡渉地点が見つかりません。でも、これが楽しい。あまり苦労も無くガイド本通りの山スキーもモチロン楽しいですが、自分は命にかかわらない程度の多少のアドベンチャーを求めるスキーがしたい。この二十日平ルートでは、中ノ沢の渡渉が唯一のアドベンチャー。スキーを担ぎ、ウイペッドを刺しながら渡渉に成功しただけで目標の半分達成です。
山頂部の滑走は快適ザラメのオープンバーンで、今季初スキーの師匠は大満足。中腹まではザラメの快適ツリーランでしたが、その下は重い雪と藪で少々手ごわい滑走が続きました。帰りは、行きで作った足場があったのですんなり渡渉。ほぼ予定時刻に下山できました。
自分があまりスキー場のゴンドラ等を使いたくないのは、自分の足だけで登り、自分の足で滑りたいという山ヤ魂を持ち続けたいからですが、もう1つの理由は、もしも遭難した時にスキー場に迷惑を掛けたくないという気持ちからです。ゴンドラを利用した登山者が遭難すると、スキー場側は知らんぷりをする訳にはいきません。場合によっては一晩スキー場で夜を明かさないといけないこともあります。自分はボランティアですが救助隊員をやっているので、なおさらその気持ちを強く持っています。
ただ、これが可能なのは携帯電話の通話範囲が広がったことと、ココヘリを持ったからで、そうじゃなければ自分の安全のためにスキー場を利用することが多くなると思います。そして、スキー場を利用してもスキー場に迷惑を掛けないようにするのは、山ヤとして当然のことと肝に銘じています。
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