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Yamareco

記録ID: 2303139
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ハイキング
富士・御坂

倒木だらけの茶臼山・大沢山/ついでに蜂城山へ

2020年04月15日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.3km
登り
778m
下り
779m

コースタイム

出発8:20−枝林道入口8:25−枝林道終点8:45〜8:50−縦走路(茶臼平直上)9:40〜10:10−鞍部10:15−茶臼山頂上10:25〜10:30−展望台10:40〜10:45−茶臼山頂上11:00−鞍部11:05〜11:15−茶臼平直上11:25−大沢山頂上11:50〜12:30−鹿柵13:05−846mコブ13:10−830m圏コブ13:20−民家庭先13:40−ゴール13:50
再出発14:40−枝林道入口14:45−堰堤14:55−再度堰堤15:15−鞍部15:45−蜂城山頂上16:00〜16:30−鞍部16:40−堰堤通過16:55―ゴール17:05
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道を勝沼ICで降り、高速道沿い側道を西に走る。釈迦堂遺跡博物館の300m程先、京戸山・茶臼山登山口の案内に従って左折、桃畑の間の狭い道を進む。そのまま直進して京戸川林道に入る。茶臼山登山口の50m程手前の路肩に駐車できる。
コース状況/
危険箇所等
写真説明と感想欄に記載
駐車地点から50m程先が茶臼山登山口。案内板が立っていた
2020年04月15日 08:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 8:22
駐車地点から50m程先が茶臼山登山口。案内板が立っていた
しかし「この先、倒木が多いため入山禁止」の警告板が置かれていた。さて困った、どうしよう
2020年04月15日 08:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 8:23
しかし「この先、倒木が多いため入山禁止」の警告板が置かれていた。さて困った、どうしよう
西尾根がだめなら縦走路途中にある茶臼平から回り込むことにする。先程の登山口の100m先、京戸川林道から分かれて枝林道に入る
2020年04月15日 08:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 8:25
西尾根がだめなら縦走路途中にある茶臼平から回り込むことにする。先程の登山口の100m先、京戸川林道から分かれて枝林道に入る
この枝林道は大きな堰堤の手前で終わる。左岸に渡って、ザラザラした尾根の末端から取付く
2020年04月15日 08:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 8:46
この枝林道は大きな堰堤の手前で終わる。左岸に渡って、ザラザラした尾根の末端から取付く
直ぐに植林帯となる。明瞭な作業道が続いているのでこれを辿る
2020年04月15日 08:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 8:57
直ぐに植林帯となる。明瞭な作業道が続いているのでこれを辿る
しかし作業道は右の枝沢の方へ巻いて行くので、これと分かれて尾根筋を登る。踏跡は無いがどこでも歩ける
2020年04月15日 09:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 9:01
しかし作業道は右の枝沢の方へ巻いて行くので、これと分かれて尾根筋を登る。踏跡は無いがどこでも歩ける
尾根筋の右側は伐採したばかりの木や枝が散乱しているので、尾根筋の左寄りを登る。しばらくは急登が続く
2020年04月15日 09:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 9:03
尾根筋の右側は伐採したばかりの木や枝が散乱しているので、尾根筋の左寄りを登る。しばらくは急登が続く
850m圏を越えると少し傾斜が緩まる。尾根幅が広がってきたので、上りは良いが、ここを下る時はルート探索が大変だろうな
2020年04月15日 09:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 9:30
850m圏を越えると少し傾斜が緩まる。尾根幅が広がってきたので、上りは良いが、ここを下る時はルート探索が大変だろうな
再度急な登りとなった後に940m圏で縦走路に出た。甲州市と笛吹市の境界線が折れ曲がった地点だ。右下に茶臼平の平坦地を見下ろせる
2020年04月15日 10:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:11
再度急な登りとなった後に940m圏で縦走路に出た。甲州市と笛吹市の境界線が折れ曲がった地点だ。右下に茶臼平の平坦地を見下ろせる
茶臼山に向かって縦走路を北に進む。針葉樹林中の急な下りだが、踏跡がある上、テープも散見される
2020年04月15日 10:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:13
茶臼山に向かって縦走路を北に進む。針葉樹林中の急な下りだが、踏跡がある上、テープも散見される
900m圏の鞍部から茶臼山の登りになる。葉を落とした明るい広葉樹林の中、良く踏まれた幅広い登山道が続いている
2020年04月15日 10:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:17
900m圏の鞍部から茶臼山の登りになる。葉を落とした明るい広葉樹林の中、良く踏まれた幅広い登山道が続いている
茶臼山948mの頂上に着いた。山名板は一部が欠け、細い石碑は折れている。背後の木が倒れて、これらを壊したのかしら?
2020年04月15日 10:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:29
茶臼山948mの頂上に着いた。山名板は一部が欠け、細い石碑は折れている。背後の木が倒れて、これらを壊したのかしら?
大龍王の石碑が建っているが、その周りも倒木だらけ。この碑は壊れていない
2020年04月15日 10:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 10:31
大龍王の石碑が建っているが、その周りも倒木だらけ。この碑は壊れていない
西尾根を少し下ると眺望の優れた場所があると言うので降りてみる。途中、倒木が多い
2020年04月15日 10:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:34
西尾根を少し下ると眺望の優れた場所があると言うので降りてみる。途中、倒木が多い
展望が開けた場所まで降りて来た。植林した若木を保護するために白いカバーが被されて、まるで墓石のようだ
2020年04月15日 10:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 10:40
展望が開けた場所まで降りて来た。植林した若木を保護するために白いカバーが被されて、まるで墓石のようだ
昔は優れた展望台だったらしいが、周りの木々が伸びて今は木の隙間から覗くだけ。西北西に甲斐駒ヶ岳
2020年04月15日 10:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:50
昔は優れた展望台だったらしいが、周りの木々が伸びて今は木の隙間から覗くだけ。西北西に甲斐駒ヶ岳
西方向には、右から北岳、間ノ岳、農鳥岳の白根三山
2020年04月15日 10:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:53
西方向には、右から北岳、間ノ岳、農鳥岳の白根三山
西南西には右:荒川岳、左:赤石岳
2020年04月15日 10:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:49
西南西には右:荒川岳、左:赤石岳
北方向には左:金峰山、右:国師ヶ岳の奥秩父
2020年04月15日 10:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 10:41
北方向には左:金峰山、右:国師ヶ岳の奥秩父
さあ下山だ。大沢山の西尾根を降りることにした。縦走路を先程の940m圏コブまで戻る。直ぐ下が茶臼平
2020年04月15日 11:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 11:27
さあ下山だ。大沢山の西尾根を降りることにした。縦走路を先程の940m圏コブまで戻る。直ぐ下が茶臼平
茶臼平を右に見下ろしながら、ぐるりと回り込む。平坦で気持ち良い尾根道が続く
2020年04月15日 11:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 11:29
茶臼平を右に見下ろしながら、ぐるりと回り込む。平坦で気持ち良い尾根道が続く
大沢山の登りになると、一転して標高差100mの急登になる。道は不明瞭なので適当に突き上げるが、足場が悪く歩きにくい
2020年04月15日 11:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 11:37
大沢山の登りになると、一転して標高差100mの急登になる。道は不明瞭なので適当に突き上げるが、足場が悪く歩きにくい
大沢山1042mの頂上に着いた。木に括りつけられた山名板に、かわいいテルテル坊主?が下がっていた
2020年04月15日 11:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 11:49
大沢山1042mの頂上に着いた。木に括りつけられた山名板に、かわいいテルテル坊主?が下がっていた
ここから西尾根を降りる。縦走路の途中から西に向かって特徴の無い急な尾根を下る。地形図とカンが頼り
2020年04月15日 12:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 12:46
ここから西尾根を降りる。縦走路の途中から西に向かって特徴の無い急な尾根を下る。地形図とカンが頼り
970m圏辺りから倒木だらけ。北に倒れているので南側の根の際を巻くことが多い
2020年04月15日 12:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 12:53
970m圏辺りから倒木だらけ。北に倒れているので南側の根の際を巻くことが多い
これだけの本数の木を纏めて薙ぎ倒すとは、昨年9月の台風の破壊力は凄まじかったのだろう
2020年04月15日 12:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 12:54
これだけの本数の木を纏めて薙ぎ倒すとは、昨年9月の台風の破壊力は凄まじかったのだろう
倒木によっては、巻くよりもくぐったり、乗り越えたりした方が楽だ
2020年04月15日 12:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 12:54
倒木によっては、巻くよりもくぐったり、乗り越えたりした方が楽だ
尾根筋や尾根南側は倒木が多いので、910m圏から北側の植林中を降りた。尾根筋に出て上部を見ると壮絶な風景。こんな倒木帯の中を通らなくて良かった
2020年04月15日 13:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 13:03
尾根筋や尾根南側は倒木が多いので、910m圏から北側の植林中を降りた。尾根筋に出て上部を見ると壮絶な風景。こんな倒木帯の中を通らなくて良かった
尾根筋を南側に乗り越すと鹿柵が延々と張られていた。倒木は北側に倒れているので、この鹿柵の脇を下れば、倒木に邪魔されることはなかった
2020年04月15日 13:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 13:06
尾根筋を南側に乗り越すと鹿柵が延々と張られていた。倒木は北側に倒れているので、この鹿柵の脇を下れば、倒木に邪魔されることはなかった
846mコブ手前の鞍部で鹿柵は谷に降りて行く。再び倒木帯を抜けて尾根を辿るが、通れるように切断されているので楽だ
2020年04月15日 13:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 13:09
846mコブ手前の鞍部で鹿柵は谷に降りて行く。再び倒木帯を抜けて尾根を辿るが、通れるように切断されているので楽だ
846mコブを過ぎると尾根筋が明瞭になる。倒木はほとんど無くなり、踏跡が現れて安心して降りられる
2020年04月15日 13:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 13:29
846mコブを過ぎると尾根筋が明瞭になる。倒木はほとんど無くなり、踏跡が現れて安心して降りられる
ただし急下降である
2020年04月15日 13:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 13:33
ただし急下降である
眼下に建屋が見え、京戸川越しに蜂城山が望めた。ゴールしたら引き続いてあの山に登ろう
2020年04月15日 13:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 13:37
眼下に建屋が見え、京戸川越しに蜂城山が望めた。ゴールしたら引き続いてあの山に登ろう
民家の庭先を通って小沢を渡ると、今朝登った枝林道と合流した。ここから5分も歩けば車に戻れた
2020年04月15日 13:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 13:45
民家の庭先を通って小沢を渡ると、今朝登った枝林道と合流した。ここから5分も歩けば車に戻れた
一休みした後、蜂城山目指して再出発。京戸川林道を下流へ300m程歩き、仏像や祠がある地点で枝林道に左折する
2020年04月15日 14:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 14:47
一休みした後、蜂城山目指して再出発。京戸川林道を下流へ300m程歩き、仏像や祠がある地点で枝林道に左折する
作業建屋の間を抜けると桃畑。桃の花が満開で、農家の方々が受粉作業に追われていた
2020年04月15日 14:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 14:51
作業建屋の間を抜けると桃畑。桃の花が満開で、農家の方々が受粉作業に追われていた
林道の舗装が切れた地点に大きな堰堤があり、対岸に蜂城山が見えた。しかし、林道は堰堤がある沢沿いに上って行く
2020年04月15日 15:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:16
林道の舗装が切れた地点に大きな堰堤があり、対岸に蜂城山が見えた。しかし、林道は堰堤がある沢沿いに上って行く
道は次第に狭まるが沢沿いに続く。でも方角が違う。ミスコースしたようだ。堰堤まで戻り、その下流側に降りる。写真右側の尾根に取付く
2020年04月15日 15:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:21
道は次第に狭まるが沢沿いに続く。でも方角が違う。ミスコースしたようだ。堰堤まで戻り、その下流側に降りる。写真右側の尾根に取付く
先程の堰堤と直角の位置関係に別の堰堤が建設されていて、水を湛えていた。地形図通りだ
2020年04月15日 15:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:33
先程の堰堤と直角の位置関係に別の堰堤が建設されていて、水を湛えていた。地形図通りだ
ここに流れ込む沢の右岸沿いに、幅広い明瞭な踏跡が付いているのでこれを辿る
2020年04月15日 15:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:32
ここに流れ込む沢の右岸沿いに、幅広い明瞭な踏跡が付いているのでこれを辿る
この道は支流を渡る地点で崩れていた。しかし小さな沢なので簡単に通過出来た
2020年04月15日 15:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:35
この道は支流を渡る地点で崩れていた。しかし小さな沢なので簡単に通過出来た
神領山と蜂城山の鞍部目がけて、カール状に開けた谷を詰めて行く
2020年04月15日 15:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:39
神領山と蜂城山の鞍部目がけて、カール状に開けた谷を詰めて行く
鞍部に着くと、この山で初めて道標を見かけた
2020年04月15日 15:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:43
鞍部に着くと、この山で初めて道標を見かけた
登って来た谷に向けて、こんな警告板が置かれていた。確かに一般登山道とは言えないだろう
2020年04月15日 15:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:44
登って来た谷に向けて、こんな警告板が置かれていた。確かに一般登山道とは言えないだろう
ここから北へ蜂城山に登る。幅広く、良く踏まれた登山道が続く
2020年04月15日 15:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 15:48
ここから北へ蜂城山に登る。幅広く、良く踏まれた登山道が続く
蜂城山738mの頂上に着いて驚いた。ここに蜂城神社が建っているが、鞘堂が壊れて小さな本殿が剥き出しになっていた
2020年04月15日 16:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 16:00
蜂城山738mの頂上に着いて驚いた。ここに蜂城神社が建っているが、鞘堂が壊れて小さな本殿が剥き出しになっていた
鞘堂の屋根は拝殿の横に吹き飛ばされて仰向けに転がっていた。台風で凄まじい風が吹き荒れたのだろう
2020年04月15日 16:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 16:00
鞘堂の屋根は拝殿の横に吹き飛ばされて仰向けに転がっていた。台風で凄まじい風が吹き荒れたのだろう
裏側から登って来たので鳥居がある表側に回ると、拝殿は無傷のようだ
2020年04月15日 16:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 16:02
裏側から登って来たので鳥居がある表側に回ると、拝殿は無傷のようだ
西側に南アルプスが垣間見られたが、夕靄で写真にならない。東側に先ほど登った茶臼山から大沢山が望めた
2020年04月15日 16:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 16:30
西側に南アルプスが垣間見られたが、夕靄で写真にならない。東側に先ほど登った茶臼山から大沢山が望めた
さあ下ろう。鞍部まで降り、行き止まりの警告板を無視して同じ道を下る。上りにミスコースした堰堤の上まで降りて来た
2020年04月15日 16:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 16:49
さあ下ろう。鞍部まで降り、行き止まりの警告板を無視して同じ道を下る。上りにミスコースした堰堤の上まで降りて来た
往きにはこの堰堤の下流側を登ったが、堰堤の上流側に、沢底へ降りる踏跡が付いているので、これを下る
2020年04月15日 16:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/15 16:49
往きにはこの堰堤の下流側を登ったが、堰堤の上流側に、沢底へ降りる踏跡が付いているので、これを下る
沢底から右岸に付いている明瞭な踏跡を辿ると堰堤の上に出た。あとは林道を10分も歩けば再びゴール
2020年04月15日 16:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/15 16:52
沢底から右岸に付いている明瞭な踏跡を辿ると堰堤の上に出た。あとは林道を10分も歩けば再びゴール
撮影機器:

感想

今回は、まず中央高速道の勝沼ICの直ぐ南にある茶臼山を目指した。しかし、西尾根の登山道入口に着くと「倒木のため入山禁止」の警告板。仕方ない、頂上の南にある茶臼平に登って、縦走路から回り込んだ。
茶臼山の頂上から西へ展望台まで降りた。昔は伐採地で南アルプスや甲府盆地の眺望が素晴らしかったらしいが、今は木々が伸びて期待外れだった。

さて下りをどうするか。展望台からそのまま茶臼山の西尾根を辿れば最短距離で降りられる。でも、警告を無視した、と非難されるだろう。そこで、南隣の大沢山まで縦走路を辿り、ここの西尾根を下ることにした。地形図を読んで降りられると判断した尾根である。
結果として、頂上から846mコブまでの西尾根上部には、踏跡やテープは皆無であった。あったのは凄まじい倒木の連続。

茶臼山西尾根上部の状況から、この大沢山西尾根にも倒木が多いだろうと覚悟はしていたが、予想以上だった。
下りでは尾根を間違えない様にルート探索に気を遣う。今回はそれに加えて、どうやって目の前の倒木を切り抜けるかにも神経を遣った。倒木を乗り越えるか、潜るか、巻くか。巻くにしても右か左か、即断が要求される。

1本や2本の倒木ならまだしも、数十本の倒木帯になると迷路と同じである。900m圏から850m圏の間、尾根筋は倒木帯の連続であった。そこで北側の植林帯に逃げたり、南側の鹿柵沿いに下ったりして、これらの倒木帯を避けた。もしも、まともに倒木帯に入り込んでいたら、どれだけの体力と時間を消耗したか分からない。
結果として頂上から麓まで1時間10分程で一気に降りられた。まあまあのペースかな。

車に戻ったのはまだ14時前だったので、京戸川の反対側に聳えている蜂城山に登ることにした。梯子酒ならぬ梯子登山である。

昨年5月にこの山を狙った。この時は旭山から達沢山に登り、ここから蜂城山まで長大な北西尾根を降りる予定だった。しかし、下っている途中で激しい雷雨に襲われた。落雷の危険を感じたので縦走を諦め、北西尾根のほぼ中間にある大積寺山から下山した。従って今回はこの時のリベンジである。

ここの山頂に蜂城神社があり、西側の麓から参道が通じている。しかし今回は東側の茶臼山登山口近くに車を停めてあるので、ここから京戸川支流の谷を詰めて蜂城山の南側鞍部に登り、そこから神社に出た。着いた所が神社の裏側だったので、いきなり神社の惨状が目に飛び込んできた。写真に載せた通りである。
つい先ほど、大沢山の西尾根で延々と倒木帯を見て来たばかりである。今度は神社の被害。立て続けに台風の凄まじさ、これによる惨状を見せつけられ、今日は驚愕の連続である。

今回、茶臼平へ支尾根の上り、大沢山西尾根の下り、京戸川支流から蜂城山の南側鞍部への往復、と、3ヶ所のバリエーションルートを楽しんだ。これらのルートでは、いつもの如くルート探索に緊張した上に、いつもには無い倒木通過のルート選択も加わって、小さな山々ではあるが充実した山行でした。

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