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Yamareco

記録ID: 2312732
全員に公開
ハイキング
甲信越

逢見山〜牛首峠

2020年04月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:09
距離
15.0km
登り
911m
下り
910m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:36
休憩
0:34
合計
11:10
5:25
598
スタート地点
15:23
15:57
38
16:35
ゴール地点
05:25 ー北部グランドPスタート(0.00km) 05:25 - No34鉄塔(2.00km) 06:34 - 逢見山(2.50km) 07:22 - 1151m(3.78km) 08:13 - 1173m(4.15km) 08:41 - 峠道と交差(4.91km) 09:22 - パワースポット?(6.15km) 10:35 - 1232mの登り(6.33km) 10:43 - (6.51km) 11:12 - 1232m三角点(6.71km) 11:26 - 分水嶺尾根(7.44km) 12:54 - 1347m(7.74km) 13:33 - 1347m分水嶺頂(7.84km) 13:47 - 下山尾根乗り直し(8.19km) 14:33 - ゴール(13.88km) 16:35
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
一般登山道ではなく、藪山です。

地図に山名記載の無い1202m山・逢見山の名称は、
霧訪山頂に有る展望レリーフに由る。

長野県辰野町小野
中央アルプス木曽山脈の稜線北部末端は数本に枝分かれしています。
霧訪山から続く中央分水嶺山脈と、
伊那平野部に面した経ヶ岳〜楡沢山の山脈。
その間にも2本の稜線。
穴倉〜近江〜長畑~黒沢の稜線と、
そして今回山行の、逢見山〜牛首峠の稜線。

この逢見〜牛首峠の稜線は、山が最も浅く短く、
挑戦的な要素は一番低いと言えます。

が、終盤の1347m〜牛首峠は、中央分水嶺に引っ掛かっています。
中央分水嶺踏破には、決して外せないポイントとなります。

  麓〜No32鉄塔
 麓の取付きから暫くは、トラバース道。 周囲に灌木や草付きが無い樹林帯で、踏み跡を見失ないそう。


No32鉄塔〜分水嶺尾根
笹は一切なし。 踏み跡はほぼ明瞭に付いているが、灌木・倒木・張出枝の手入れは未熟。 だが、激しい藪山といったレベルに有らず。逆ルートの際には流されてしまいそうなのは、1173mと、分水嶺の肩。 だがどちらも、茸山バラ線でバリケードされてるので、迷い込みの可能性は低い。

  分水嶺の肩〜1347m
尾根に乗るまで短区間、笹藪。

 肩〜牛首峠への下り
 丸尾根筋は、常に西の際をキープすれば間違い無し。 うっかりしていたら東に流されてゆくポイントが二ヵ所ほど有る。
  
距離が長くなく、標高差も少なく、藪も激しくなくて、
体力的にも時間的にも技術的にも、藪山初級からのレベルアップには最適なコースかも。
堆肥センターの裏手に見える送電線鉄塔。
逢見山までの取付きに一番便利なのは、
この巡視路利用のコースです。
堆肥センターの裏手に見える送電線鉄塔。
逢見山までの取付きに一番便利なのは、
この巡視路利用のコースです。
積水樹脂プラメタルの工場を過ぎ、川岸に有る牛舎。
対岸の林の所に、堆肥センター。
奥に見える小橋を渡ります。
(巡視路取付きは堆肥センターの裏手になりますが、
施設敷地に付き、通り抜け禁止)
積水樹脂プラメタルの工場を過ぎ、川岸に有る牛舎。
対岸の林の所に、堆肥センター。
奥に見える小橋を渡ります。
(巡視路取付きは堆肥センターの裏手になりますが、
施設敷地に付き、通り抜け禁止)
川沿い道を、橋を渡ってUターン。
画像、右側の岸へ。
川沿い道を、橋を渡ってUターン。
画像、右側の岸へ。
堆肥センター裏手に、パレット置場。
山手に、巡視路の黄色い標識が有ります。
堆肥センター裏手に、パレット置場。
山手に、巡視路の黄色い標識が有ります。
パレット置場から、
取付きの階段が見えます。
パレット置場から、
取付きの階段が見えます。
階段を上がったら、左にトラバース。
階段を上がったら、左にトラバース。
尾根の末端をトラバースで回り込む形になります。
そして谷部を上がってゆく。
この周辺の踏み跡が、少し判りづらい。
尾根の末端をトラバースで回り込む形になります。
そして谷部を上がってゆく。
この周辺の踏み跡が、少し判りづらい。
小沢に沿って登ってゆくと、
やがて尾根に登る道になる。
No32鉄塔へ向かう巡視路標識。 
小沢に沿って登ってゆくと、
やがて尾根に登る道になる。
No32鉄塔へ向かう巡視路標識。 
No32鉄塔。
この先の、No33、No34までゆく。
No32鉄塔。
この先の、No33、No34までゆく。
冷え込んだ朝。
とは言え、4月下旬にして、この霜柱。
冷え込んだ朝。
とは言え、4月下旬にして、この霜柱。
No32鉄塔のすぐ上、
一角だけ、ポカンと開けた場所が。
切株も見当たらないし、
これは自然に出来た広場なのか?
No32鉄塔のすぐ上、
一角だけ、ポカンと開けた場所が。
切株も見当たらないし、
これは自然に出来た広場なのか?
No33から、辰野町小野の町並み。
山並みは、善知鳥峠から大芝山、霧訪山。
そう、この山並みは、中央分水嶺。
No33から、辰野町小野の町並み。
山並みは、善知鳥峠から大芝山、霧訪山。
そう、この山並みは、中央分水嶺。
今回向かう逢見山の道から少し離れるが、
No34鉄塔にも寄り道。
今回向かう逢見山の道から少し離れるが、
No34鉄塔にも寄り道。
No34の少し上に、
こちらは、開墾された裸地。

送電施設か何かの建設予定でも有るのか?
No34の少し上に、
こちらは、開墾された裸地。

送電施設か何かの建設予定でも有るのか?
1202m逢見山には、真新しい三角点。
地図には山名記載が無い。
本ログでの私の山名・逢見山の記述は、
霧訪山頂に有る展望レリーフから。
1202m逢見山には、真新しい三角点。
地図には山名記載が無い。
本ログでの私の山名・逢見山の記述は、
霧訪山頂に有る展望レリーフから。
コースのほぼ全線に、
茸山立入禁止の有刺鉄線やテープ。
踏み跡は明瞭だが、
灌木・倒木・張出枝が、あまり手入れされていない。
コースのほぼ全線に、
茸山立入禁止の有刺鉄線やテープ。
踏み跡は明瞭だが、
灌木・倒木・張出枝が、あまり手入れされていない。
抜けた鹿の角が落ちてた。
抜けた鹿の角が落ちてた。
1151mへ。
1173m。
対面の山に有る自衛隊演習場から砲音が。
1173m。
対面の山に有る自衛隊演習場から砲音が。
1012mと1133mの鞍部。
1012mと1133mの鞍部。
その鞍部には、峠道が走っていた。
牛首峠から流れる飯沼川と横川の集落を繋ぐもの。
峠から横川方面は少し手入れが未熟の様だが、
飯沼川の山口方面へ降りる道は、かなり整備されてる感じ。

これは、本コースのエスケープルートとしても使えそう。
その鞍部には、峠道が走っていた。
牛首峠から流れる飯沼川と横川の集落を繋ぐもの。
峠から横川方面は少し手入れが未熟の様だが、
飯沼川の山口方面へ降りる道は、かなり整備されてる感じ。

これは、本コースのエスケープルートとしても使えそう。
パワースポット? ミステリースポット?
この一角だけ、妙に歪んだ落葉松林が。
パワースポット? ミステリースポット?
この一角だけ、妙に歪んだ落葉松林が。
1232m三角点の肩、の手前から、
今日歩いてきた山並みを振り返る。

この季節だから展望が得られるのだが、
夏季だとそれは叶わないか?
1232m三角点の肩、の手前から、
今日歩いてきた山並みを振り返る。

この季節だから展望が得られるのだが、
夏季だとそれは叶わないか?
1232mの肩から、コース状少し離れるが、
1232m三角点へ寄り道。
1232mの肩から、コース状少し離れるが、
1232m三角点へ寄り道。
1232m三角点。
茸山の有刺鉄線を潜る。
1232m三角点。
茸山の有刺鉄線を潜る。
1347mの肩。
此処から、中央分水嶺になる。
また、今回山行の下降ポイントでもある。
1347mの肩。
此処から、中央分水嶺になる。
また、今回山行の下降ポイントでもある。
肩から、1347m尾根を見る。
肩から、1347m尾根を見る。
暫く進むと、膝丈の笹が現れる。
今回山行で、初めての笹。
暫く進むと、膝丈の笹が現れる。
今回山行で、初めての笹。
一旦笹は収まる。
が、画像奥に見える尾根への詰めが、
踏み跡も定かではない胸丈の笹。

が、何せ、見た通り短区間。
一旦笹は収まる。
が、画像奥に見える尾根への詰めが、
踏み跡も定かではない胸丈の笹。

が、何せ、見た通り短区間。
尾根に乗りあがったら、
笹刈り整備されていた。
尾根に乗りあがったら、
笹刈り整備されていた。
分水嶺ラインを通り越し、ひとまず1347m三角点に向かう。
ここの分水嶺ラインは少し複雑になるのだが、
通り過ぎた手前のピークが分水嶺頂点。
三角点地点は、分水嶺から外れる。

三角点標石、残念ながら見付けられず。
分水嶺ラインを通り越し、ひとまず1347m三角点に向かう。
ここの分水嶺ラインは少し複雑になるのだが、
通り過ぎた手前のピークが分水嶺頂点。
三角点地点は、分水嶺から外れる。

三角点標石、残念ながら見付けられず。
三角点から、分水嶺頂に戻り、ここでゆっくりする事に。

牛首峠から伸びるお玉ヶ池林道の詰めからの刈込道。
これも分水嶺ラインです。

さて、此処で13:44。松本地震発生。
地面が少し揺れた。
三角点から、分水嶺頂に戻り、ここでゆっくりする事に。

牛首峠から伸びるお玉ヶ池林道の詰めからの刈込道。
これも分水嶺ラインです。

さて、此処で13:44。松本地震発生。
地面が少し揺れた。
帰路へ。
先程の、短区間激藪。

この何でもない、尾根筋とも呼べないくらいの起伏。
これも分水嶺ラインになる。
右手は太平洋に。 左手は日本海に。
雨を運ぶ。
帰路へ。
先程の、短区間激藪。

この何でもない、尾根筋とも呼べないくらいの起伏。
これも分水嶺ラインになる。
右手は太平洋に。 左手は日本海に。
雨を運ぶ。
肩まで戻り、下山開始。
対面山並みは今年1月に歩いた、これも分水嶺。
その下降ポイントだった、
中央の膨らみ方向を目指す。
肩まで戻り、下山開始。
対面山並みは今年1月に歩いた、これも分水嶺。
その下降ポイントだった、
中央の膨らみ方向を目指す。
灌木の中、踏み跡不明瞭な丸尾根を下ってると、尾根分岐地点を通り過ぎてしまった。
向こうの尾根筋に乗るのが正解。
灌木の中、踏み跡不明瞭な丸尾根を下ってると、尾根分岐地点を通り過ぎてしまった。
向こうの尾根筋に乗るのが正解。
笹藪でも無いし、トラバースしても良かったが、
一応、分水嶺踏破が目的。
登り直し、分水嶺尾根筋に乗り直す。
15分ほどの時間ロス。
笹藪でも無いし、トラバースしても良かったが、
一応、分水嶺踏破が目的。
登り直し、分水嶺尾根筋に乗り直す。
15分ほどの時間ロス。
ヤセ尾根となり、
ヤセ尾根となり、
取り留めないだだっ広い尾根になり、
取り留めないだだっ広い尾根になり、
最下部では鬱蒼とした樹林帯となり、
最下部では鬱蒼とした樹林帯となり、
車道牛首峠からも見える、祠。
車道牛首峠からも見える、祠。
牛首峠に下山。

4月17日まで冬季閉鎖されていた牛首峠ゲートは、
既に開放されている。
牛首峠に下山。

4月17日まで冬季閉鎖されていた牛首峠ゲートは、
既に開放されている。
1kmほど下った、中山道休憩舎に事前デポしたチャリを回収。
1kmほど下った、中山道休憩舎に事前デポしたチャリを回収。
車を停めた北部グランドへ戻る。
車を停めた北部グランドへ戻る。
南信州の平野部では、桜はもう殆ど終わりだが、
山間部では今が満開。
南信州の平野部では、桜はもう殆ど終わりだが、
山間部では今が満開。

感想

南信州上伊那地方の藪山稜線の中でも、
低いし、際立った特徴も無い。
大きな展望を得られるポイントも無い。
恐らく、藪山マニアからもあまり歩かれていないコースなのだろう。
ルートテープの類も、皆無に近かった。

標高から言ってもむしろ里山なのだが、
里山に多くみられる要所要所の石仏なども皆無。
しかし、
地図記載の無い峠道の発見と、パワースポットもどきの発見は、
今回山行の収穫といえる。


終盤の1347m山は牛首峠から近い分水嶺なので、
もっと歩かれていると思ったが、
特に上部が踏み跡不明瞭な個所が多かった。

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