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Yamareco

記録ID: 2319002
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

「過去レコ」白く輝く 五龍岳

1983年11月01日(火) 〜 1983年11月03日(木)
情報量の目安: B
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.0km
登り
1,649m
下り
1,649m

コースタイム

1日目
山行
5:45
休憩
0:42
合計
6:27
9:00
92
10:32
10:37
73
11:50
12:10
35
休憩
12:45
12:52
48
13:40
13:50
82
休憩
15:12
2日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
6:00
0
6:00
五竜山荘
3日目
山行
5:20
休憩
2:45
合計
8:05
7:15
75
五竜山荘
8:30
8:45
30
9:15
11:00
60
12:00
12:10
50
13:00
13:15
65
14:20
14:40
40
15:20
テレキャビンアルプス平
天候 11/1 晴れのち曇り
11/2 雪のため停滞
11/3 快晴
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿発の夜行列車で神城駅へ
神城駅〜テレキャビン 間は往復とも徒歩
帰路も神城駅から電車で新宿へ
コース状況/
危険箇所等
当時はネットで情報を得ることは出来ませんでしたので、どうやって下調べをしたのかはっきりは覚えていませんが、私にとっては難易度の高い山行だったと思います。
その分感動も一入でしたが(^^)

小屋のトイレは使えたのですが、雪と寒さで凍って戸がなかなか開けられず大変でした。
3日目の朝、真っ白になった五竜岳に緊張感をもって出発しました。
12
3日目の朝、真っ白になった五竜岳に緊張感をもって出発しました。
山頂です!
後ろには剱岳がクッキリ!
誰もいないのでお互い撮りっこ(^^)
17
山頂です!
後ろには剱岳がクッキリ!
誰もいないのでお互い撮りっこ(^^)
ダブルヤッケに目出帽、オーバー手袋にこの時は木製のピッケルだったのかな(^^;
ノスタルジック〜
15
ダブルヤッケに目出帽、オーバー手袋にこの時は木製のピッケルだったのかな(^^;
ノスタルジック〜
登りでは深い所で膝くらいだったのが、場所によっては腰までのラッセルとなり、ワカンが一つしかなかったので交代で頑張り、やっと一息ついた頃、登ってきた人に撮っていただきました。
達成感と充実感で満たされています(^^v
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登りでは深い所で膝くらいだったのが、場所によっては腰までのラッセルとなり、ワカンが一つしかなかったので交代で頑張り、やっと一息ついた頃、登ってきた人に撮っていただきました。
達成感と充実感で満たされています(^^v

装備

共同装備
ダンロップのテント

感想

雪の五竜岳は素晴らしかったです。

入山日、深い所で膝、殆どが踝くらいのそれほど深い雪ではなく、
天気にも恵まれ無事五竜山荘まで着きました。
この日は小屋を閉める日で、小屋の方たちは忙しそう。
明日は天気が怪しいので無理はしないようにとだけ言い下りて行ってしまいました。
私たち以外にテントはもう一張り。
たまたま同じ大学のワンゲルの男子二人だったので、顔見知りでした。
彼らは翌日鹿島槍まで行き、その後赤岩尾根を下る予定とのこと。
ですが翌日予報通り雪。
私たちは迷わず停滞しましたが、彼らはどうしたか、全く記憶にありません(^^;
天気図を書いて翌日は天候も回復しそうだったので早めに就寝。

雪は音も無く降り続き、目が覚めればテントの雪を除けたり通気口を確認したりしていましたが、なんだか体が重くて息苦しいなぁと思いながらも眠ってしまいました。
雷鳥の鳴き声がして目が覚めると、テントに雪が積もって雪の重みでつぶされそうになっていました(@@)
通気口も少ししか空いておらず、息苦しいはずです!
慌ててふたりで雪を蹴飛ばし、なんとか通気口と入口を開けました。
あ〜危ない(><)
酸欠になるところでした。

何とか無事に体制を整え外に出ると、真っ青に晴れ渡った空と、真っ白に雪化粧した五竜岳に感動!!
気を引き締めて出発です!

雪は深くふかふかさらさら・・・
その下の状態が分りづらく、正直ドキドキでした。
ゆっくり一歩一歩確認しながらなんとか登頂!
誰もいない山頂からは剱岳や鹿島槍ヶ岳が本当に美しかったです。

テントに戻り荷物をまとめて下山です。
初めのうちはクラストした雪面にアイゼンが心地よく刺さり快適でしたが、途中から足の付け根くらいまでのラッセルとなり、一つしか持って来なかったワカンを代わりばんこで付け交代でラッセルしました。
相棒は私より背が低いので、腰くらいまで埋まり大変だったと思います。
今みたいにスノーシューがあったらもっと楽で楽しかっただろうなぁ(^^♪
その後積雪が減り膝以下になった所で下から登ってくる人たちとすれ違いました。
お互いにこの先は少し楽になりますね♪とバトンタッチしたかんじでした(^^)

無事下山し感動と達成感で大満足でしたが、学ぶことも多い山行となりました。
                     
                         (2020.5.6 記)

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コメント

朝ねー、蹴った蹴った!!あの感覚…いまもわすれないよー⛄️そして、あの晴れのwhite&blue;!一生忘れられない!考えてみたら、下りでよかったぁ!ラッセルも、けっこう体重かけてズボズボと、楽しかったこと思い出すよ。すごくラッキーな、しあわせ山行だったよ。

chinyukoとは、あれだねー、ほんとに感動やドキドキをともにしてきたね。あの時共有した感覚は、すぐに目覚めるなぁ。イワウチワ見た時も同じだった。

そーねー、これからは年相応の、快適・感動・ゆったりで、おいしい山行がいいねー。けど、もっと体力戻して、北ア…行きたいねー🌱
2021/4/12 17:25
Re: 無題
行こー行こー!
ゆったりアルプス行こーねー
2021/4/12 18:16
プロフィール画像
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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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