二本木山、勝沼ぶどう郷近くの尾根を地図を頼りに

2012年10月06日(土) [日帰り]

• GPS: 07:12
• 距離: 12.1km
• 登り: 815m
• 下り: 1,078m

コースタイム

8:16 日影バス停
8:43 登り口
11:34 二本木山手前の林道で昼食
12:00 発
12:11 二本木山
12:48 大沢山
13:36 茶臼山
14:59 石尊山ふもとの車道に
15:36 ぶどう園着、タクシー乗車

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き：JR中央本線甲斐大和駅からバスで「日影」まで
帰り：石尊山ふもとに下山しタクシーでJR勝沼ぶどう郷駅へ

コース状況／危険箇所等

地元の山の会の地図読み山行に参加。
地図とコンパスを頼りに踏み跡もあまりない尾根をたどる。
あまり密集はしていないが、枝を掻き分け、足元も草木を踏み越えていくところも多かった。リーダーについていったので歩けたが、単独では難しい。

ふもとに下りたところはぶどう園が広がっていた。

写真

10/6 8:40

蕎麦畑の収穫

10/6 8:44

このあたりから登る

10/6 11:00

道なき道か

10/6 11:03

リーダー頼みます

10/6 11:07

甲府盆地が見通せた

10/6 11:18

尾根をたどります

10/6 12:03

一旦林道に出る

10/6 12:11

二本木山頂上、1078m
誰かの手製の標識
「二本山」になっている

10/6 12:44

大沢山1042m
同じ人の手製

10/6 12:44

頂上の周り
見晴らしはありません

10/6 13:26

茶臼山978m
これは官製？の標識

10/6 13:37

やはり眺望はありません

10/6 14:56

結構急な斜面を掻き分け掻き分け下ってここに出てきました

10/6 14:57

勝沼の里

10/6 14:57

ススキと北西の山々

10/6 15:14

ブドウ畑

10/6 15:54

勝沼ぶどう郷駅です

撮影機器：

FinePix F550EXR 富士フイルム

感想

OKchan

地元の山の会の地図読み山行に参加。いつもiPhoneのGPSにたよりきっているが地図読みの力をつけて、iPhoneなしでも歩けるようになろう。

JR甲斐大和駅からバスで少し入ったところからスタート。リーダーが用意してくれた地図には予定コースに経過ポイントの数字が書き込まれている。コンパスを地図にあてがい、リングをまわして磁北線にあわせ、磁石とリング矢印を合わせるとコンパスの進行線が行くべき方向を示してくれる、という説明を聞かせていただく。なるほど、と感激した。

最初は登山道らしき道から入っていくが、しばらくして道はなくなり、尾根をはずさないようにたどっていく。ポイントにくるとリーダーが「このあたりですね」、といって回りの地形を確認する。するとなるほど前後左右の小さな尾根や谷も地図どおりになっている。しかし、自分で今どこにいるかがわかるようになるのはだいぶ熟練が要りそうだ。

コースは最初はゆるやかなのぼりで歩きやすかったが、だんだんと木を掻き分けていくようになった。地図にも道にはなっていないコースなので歩く人もほとんどいないルートだ。むしろところどころにさっきまで動物が寝ていたような跡がある。中にはだいぶ大きい跡もあったがイノシシのものだろうか。

リーダーはメンバーへの解説、地図読み指導、コース取り、道の選定と大変な上にクモの巣がそこらじゅうにあるのを先頭で破っていかねばならず、通常のリーダーよりはるかにきつい感じだ。小生はリーダーの後ろに付かしてもらっていろいろ教えてもらえた。

二本木山、大沢山、茶臼山、と小さいピークを超えて行き、それから下りになったが、結構急で足場の悪いところもあり、小生は一度しりもちを突いた。まばらな藪の中を歩いていく感じで見晴らしはあまりなかったが、リーダーでも少し迷う場面もあり、整備された道にはないアドベンチャー気分がたっぷり楽しめた。最後に車道に出たときは、なんとなく「生還した」という気持ちであった。

リーダーには地図読み地形読みわかりやすく教えてもらって感謝です。メンバーのかたがたとも気持ちのいい山歩きが楽しめました。ありがとうございました。