記録ID: 2324507
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
雨乞岳(遭難者発見情報 !! 遭難者捜索 P-967まで)
2020年05月01日(金) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 08:00
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 415m
- 下り
- 416m
コースタイム
天候 | 晴、気温高め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トラックログを見て頂けると分かりますが、この上り口は、初めてなので、間違えています。雨量計の直ぐ後ろで、渡渉しなければならないのに、山側に上がって、回っています。良くあるパターンです。 稜線ルートに上がる迄は、急登です。稜線ルートに乗れば、P-967まで、アップダウンのある、歩き易いコースです。 今回、降下を試みた、P-967から南西に伸びる稜線の南東斜面は、植林の為、伐採し、その後の方針転換で、放置された一帯の様です。雑木、馬酔木等が密生し、ザイルで確保しながら、降下する事が、出来ませんでした。当初の予定では、稲ヶ谷の入口に降りて来る予定でしたが、残念です。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
雨具
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS×2
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
予備バッテリー
時計
タオル
ストック
ヘルメット
ハーネス
ザイル50m/20m
ナイフ
カラビナ
スリング
ATC下降器×1
アセンダー×2
携帯用鋸
携帯用鉈
ゴム付き軍手
山仕事用鋸
山仕事用鉈
|
---|---|
備考 | 持って行って良かった物は、GPS機器の予備機、Gamin etrex20です。今回、メインのGamin GPSMAP 64sに、トラックログが溜まり過ぎ、誤作動を起していますので、etrex20で、今回の山行きを行っています。 |
感想
今回、少しですが、捜索に入って、感じた事は、P-967とP-1014の間の谷と斜面、P-1014と東雨乞岳の間の谷と斜面の捜索は、かなり難しいだろうと考えました。滑落防止の装備と技術が無いと、捜索出来ないのでは?と感じました。捜索面積が大きいので、装備と技術を持った多くの人員も必要だと思います。
2018年の4月の比良山系北部シシ谷遭難を思い出します。この時も、多くの方が、捜索に参加されましたが、シシ谷に降下出来ず、5/17に、沢登りの大学生の方に依って発見されました。
これからも、捜索は続くと思います。早く発見される事を、祈っています。
「追記」 写真2枚を追加しました。
1枚目は、Tさんの予想トラックログを、駐車地より、御在所山までを、推定して描いたものです。
2枚目は、Tさんの発見された黒谷で、最大の滝の写真です。(撮影者は、kennyanさんです。2018-03-25の記録です。)
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コメント
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いつもありがとうございます。
私の知人(たまに沢にご一緒するかた)の情報によると、本日発見されたそうです。知人が本日捜索隊に参加されていたらしく、発見場所は神崎川のコクイ谷から御在所に向かう黒谷だそうです。残念ながらお亡くなりになったそうです。鈴鹿の山を自分の庭のように活動されていたということでしたが、今回は久々の山行とも聞きました。山では何が起こるかわかりませんね。ご面識はないですがご冥福をお祈りします。
ixy-wonterさん、情報有難う御座います。コクイ谷の支谷の黒谷で、亡くなられていたのですね。本当に、残念です。御冥福をお祈り致します。今日は、沢山の方が、捜索に入られると、お聞きしていたので、発見されるのではと、期待をしていました。未だ、一週間なので、脚部の骨折ならば、生きておられるのでは?と希望を持っていましたが、亡くなられたのは、本当に残念です。ご連絡、感謝致します。
まず、故人のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
雨乞岳も笹間ヶ岳も共によく歩かれている方で、経験のある方だったようです。山では、何が起こるかわからないので、ケガやトラブルになったときにどのようにリカバリーするか、生きて帰ってくるかという経験も必要と改めて思いました。
捜索お疲れさまでした。
churabanaさん、コメント有難う御座います。
先ず、御在所山西側の難所「黒谷」で亡くなられた「Tさん」の御冥福をお祈り致します。
捜索隊の方々のお話しでは、「Tさん」は、鈴鹿山系の大ベテランと言われている方だそうです。最近では、体調面の事もあり、山行きは、控えられておられたとの事です。駐車地から、尾根を越えて、コクイ谷に下り、東側にある「黒谷」に入られたのでは?と推測しています。
「黒谷」では、以前にも、若い登山者の方が、滝で滑落され、亡くなられています。
「Tさん」は、今回、本当に引退される前に、難コースの「コクイ谷から黒谷を経て御在所山へのルート」を踏破して、「記念の思い出」を作る目的で登られたのでは?と、考えています。一度、お会いして、鈴鹿の山々のお話しを、お伺いしたかった方です。本当に残念です。
彼方の国で、再び、山々に挑戦される事を願っています。
よく訪れる界隈なのでこのニュースは気になってました
たしか犬のパピヨンを連れておられたような
迷いやすい山域なんで道迷いかとおもってましたが
この山域に詳しい方とのことなので道迷いでは無さそうですね
ルートがルートだけに滑落されたのでしょうか?
本当に残念です
捜索お疲れ様でした
junbaderさん、コメント有難う御座います。
Tさんと犬のパピヨンの写真は、捜索隊の方に、見せて頂きました。「犬の鳴き声に気を付けて下さい。」との、指示も出ていました。パピヨンの消息については、今のところ情報がありません。
東近江署の発表では、「渓流の側に倒れていた。死因を調べている。」との事です。この文面からすると、明らかに、滝での滑落との表現では無いので、黒谷の急登で、体調が悪くなり、休まれていて、そのまま、お亡くなりになられた可能性もあると考えています。
お話しを伺った捜索隊の方のお話しでは、Tさんは、体調万全では無い状態で、登られていた可能性がある様です。
Tさんの、こよなく愛された、鈴鹿の山に抱かれて、眠る様に、亡くなられたのではないか?と考えています。Tさんの御冥福をお祈り致します。
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