5月の山野草と生き物【信州南部】☆散歩記録の総括

2020年05月31日(日) [日帰り]

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写真

【上旬の山林】
連休中の2日、散り急いだ桜に代わり、サクラソウの登場。

【上旬の山林】
探すと結構見つかる、シロヤブケマン。

【上旬の山林】
同日、早くもサンカヨウまで咲き始めました。登山中に見つけると嬉しくなるお花ですが、今は我慢ですね。

【上旬の山林】
山桜は、まだ見頃でした。

【上旬の山林】
アカヤシオも見に行けない間に、ヤマツツジの季節到来。

【上旬の山林】
4月中旬に咲き始めたヤマブキは、今が盛りとなりました。

【上旬の山林】
林道区間の路肩に、どういうわけかヤブイチゲの小群落あり。

【上旬の山林】
昨夜の雨に打たれた、ヤマオダマキ。

【上旬の山林】
数多く咲いている、ラショウモンカズラ。

【上旬の山林】
ニリンソウも、まだ至る所に咲いています。

【上旬の山林】
3日には、今年初めてのヤマシャクヤク。

【上旬の山林】
連休の終盤に、近場の山裾にて鳥見。ありきたりの場所で、人との遭遇は皆無。ただ、鳥も少なく、帰りがけにやっと本命のオオルリ君登場。

【上旬の山林】
その直後、初撮りのスリムなサンショウクイ嬢登場。2羽で移動中だったので、もう一羽が♂だったのかも。

【上旬の山林】
巣が近くにあるのか、警戒して付きまとうコサメビタキ。

【上旬】
運転休止中のRWも、6月6日から再開予定。この頃は無人だと思われる宝剣岳の雄姿。

【中旬の山林】
いつもの忙しない登山中では、ピント合わせに苦労するマイヅルソウ。

【中旬の山林】
薄暗い林で、突如現れたコンロンソウの大群落。

【中旬の山林】
エンレイソウは終盤でしたが、新たな群落を見つけました。

【中旬の山林】
不思議な、ナツトウダイの容姿。

【中旬の山林】
無数のホウチャクソウ。

【中旬の山林】
一株だけイカリソウ。

【中旬の山林】
サクラを名乗る割には、地味目なウワミズザクラ。

【中旬の山林】
ピンクタイプの、ラショウモンカズラ。

【中旬の山林】
標高が低い場所では、レンゲツツジも咲きだしました。

【中旬の山林】
紅タイプのレンゲツツジ。日当たりが良かったので、眩しいほどの発色です。

【中旬の山林】
ユキザサも開花。

【中旬の山林】
背の低い、ヤマブキソウが少々。

【中旬の山林】
薄暗い渓流沿いには、シャガの群落。

【中旬の山林】
その近くに、オドリコソウ。

【中旬の山林】
まだ咲き始めの、ハルユキノシタ。

【中旬の山林】
初撮りのアオジ君。他の個体は一目散に逃げたのに、この子はリラックスしてくれ、長時間楽しませてくれました。

【中旬の山林】
鳴き声で、その存在に気が付いたアカゲラ嬢。直ぐに飛び立ってしまい残念。

【中旬の山林】
帰りがけにはアカゲラ君が、赤いベレー帽を被って登場。

【中旬の山林】
《18禁？》黒地2紋タイプのナミテントウ。

【中旬の山林】
林道脇に何故か？帰化植物のマツバウンラン。

【中旬の山林】
何処にも生えてくる、逞しきクサノオウ。

【中旬の山林】
一般的な、ナナホシテントウ。

【中旬の山林】
毎年訪れるクリンソウ公園は、満開ながら閉鎖中。山裾で僅かに咲く花で我慢です。

【中旬の山林】
チゴユリは盛り。

【中旬の山林】
タツナミソウは咲き始め。

【中旬の山林】
タンポポは、綿毛へと変身。

【中旬の山林】
一輪だけのヒメシャガ。

【中旬の山林】
テカリ過ぎるので、割と撮影が面倒なウマノアシガタ。

【中旬の山林】
ドウダンはとっくに終わり、今はサラサドウダンの季節。

【中旬の自宅】
従妹からのリクエストで、咲き始めのスズラン。

【中旬の自宅】
全容姿だとまとまりが無い花ですが、花の咲き始めを切り取ると、中々イケてるオオツルボ。

【下旬の里】
民家に咲いていた、好きなシラン。

【下旬の里】
同じくシライトソウ。

【下旬の里】
眩いほどのポピー畑。

【下旬の山林】
数多く舞っていたウスバシロチョウ。

【下旬の山林】
鳥見に訪れるも山は新緑に覆われ、鳥はかくれんぼ。ヤマツツジが満開でした。

【下旬の山林】
頭上には、フジも咲いています。

【下旬の山林】
修羅場を潜り抜けてきたのか、羽の傷みが目立つオナガアゲハ♂

【下旬の山林】
羽先端の黄色が粋な、ツマキチョウ♂の吸蜜。

【下旬の山林】
咲き始めのホタルカズラ。

【下旬の山林】
日が経ち、鮮やかなブルーになった個体。

【下旬の山林】
その隣には、控え目なオオヤマフスマ。

【下旬の山林】
新たに生息地を見つけ、丁度見頃だったギンラン。

【下旬の山林】
膝丈まである、エゾノタチツボスミレ。

【下旬の山林】
花よりも、特徴的な葉が目立つクルマムグラ。

【下旬の山林】
渓流沿いに、フレッシュなヤブデマリ。

【下旬の山林】
県内の移動規制は解除されたものの、登山に対する自粛要請はまだ継続されたまま。そこで、久々にメジャーな探鳥地へ出向き、早々にニホンリスと遭遇。

【下旬の山林】
コンロンソウのお花畑で、モンシロチョウ。

【下旬の山林】
やはり、メジャーな場所だと、出会う鳥のランク高し。

【下旬の山林】
そのクロツグミ君ですが、歌声は実にお見事！

【下旬の山林】
今季お目に掛かれなかった、夏鳥のキビタキ君。本当に綺麗な小鳥です。

【下旬の山林】
10分以上も留まってくれ、これまた美声を堪能いたしました。

【下旬の山林】
帰化植物のヒレハリソウ（コンフリー）

【下旬の山林】
見頃のタニウツギ。

【下旬の山林】
むせ返る程の、ニセアカシアの香り。

【下旬の山林】
多数のベニバナイチヤクソウで、山林内が華やいでいました。

【下旬の山林】
先月のヒトリシズカから、随分遅れてフタリシズカの登場。

【下旬の山林】
花より高く葉を伸ばす、ササバギンラン。

【下旬の山林】
肉食系のハンターだけあり、クワガタ並みの厳つい顎の持ち主は、極彩色のハンミョウ。

【下旬の山林】
ゾウムシに食らいついたものの、硬い甲殻に阻まれ、リリースしたところ。

【下旬の山林】
水辺の傾斜地では、産卵行為まで見られました。数ヶ月登山を離れたことにより、幼少時代のワクワク感を思い出せた気がします。

感想

tailwind

ご無沙汰しております。暫くヤマレコ活動は休止しており、馴染みの方々のレコにも訪れず、失礼いたしました。

登山自粛要請が継続中でしたので、短時間の散策を取りまとめた、個人的な備忘録となります。全国的な緊急事態宣言が解除されるまでは、地元のマイナーな山林ばかりを散歩がてら歩き、生物全般を被写体として楽しんでおりました。
例年ですと、この季節に山林をこれ程散策する機会などなく、意外な場所に咲く山野草、野鳥、昆虫との出会いは、本当に驚きの連続でした。全て知っているつもりの近場でしたが、中々どうして、山裾のフィールドも奥深き世界で侮れません。コロナ騒ぎで得られた時間ですので不謹慎と思いつつも、個人的には有意義に過ごしていました。

緊急事態宣言も解除され、人々が競って登山再開をされているようですね。私は、楽しみの裾野が広がり、再開への執着心は薄いかな...。それでも、青空の広がる週末ともなれば、森林限界越えのピークに立ちたくなることでしょう。