鳳凰山、ワイルドな大ナジカに早朝の美しい稜線
C-chan
体力度について
- GPS
- 29:51
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,328m
- 下り
- 2,310m
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甘利山駐車場 9：05 → （途中10分休憩） → 千頭星山 10：55 → 大ナジカ峠 11：55 → （途中15分休憩） → 苺平 13：50 → 辻山 14：05 → 14：25 南御室小屋
10月10日（水）
南御室小屋 4：50 → 5：35 砂払手前 5：50 → 薬師岳 6：10 → 6：40 観音岳 6：50 → 7：10 薬師岳 7：25 → 8：10 南御室小屋
南御室小屋 10：50 → 苺平 11：15 → （途中10分休憩） → 大ナジカ峠 12：30 → （途中15分休憩） → 千頭星山 13：40 → 14：45 甘利山駐車場
| 天候 | 10月 9日（火）：甘利山まで晴れ、その後ガス 10月10日（水）：晴れ、朝の稜線は冷たい風、シモバシラもたくさん。日中もかなり涼しい。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ただし、11月に入ると凍結防止のため水が止められる、また、道路も毎年12月〜翌年の4月末ごろまで冬季閉鎖される。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
甘利山 → 千頭星山: ハイキングコース。濡れていると結構滑りやすい。 千頭星山 → 大ナジカ峠: 細くて険しい、足場の悪い道。千頭星山からアップダウンを繰り返しながら標高差250メートルくらい下がります。不明瞭なところもあるのでテープに注意。軽いハイキング気分で入らないように。 大ナジカ峠周辺の笹は現在かなり茂っていて、高さはあまりないが道が分かりにくくなっている。また、地面が見えない急坂のところが歩きにくい。 大ナジカ峠 → 苺平: 標高差約650メートルの険しい道。 辻山の上部に到達すると傾斜が少しずつ緩くなる。ジグザグで登るところに、曲がるのが正解なのにまっすぐ行ってしまいそうなところもあり常に正しい道を歩いているか、テープに注意することが必要。 苺平 → 辻山 → 南御室小屋: ふわふわしている道、苺平から辻山はほとんど登りがない。途中から南御室小屋への近道がある。 南御室小屋 → 薬師岳: 歩きやすい登山道。 薬師岳 → 観音岳: 砂の稜線を歩く、登りの少ない道。 |
写真
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苺平手前、森がいい雰囲気を出している
富士山はちょうど隠れているけど・・・
ここは静かだったけど、下山中には2パーティーの登山者とすれ違った。
感想
甘利山からの鳳凰山を贅沢な2日間で歩いてきた。
1日目の朝は、子供たちを学校に送ってからゆっくり遅めに出発。
ザックはいつもより一回り大きくずいぶん重くて、慣れるまで
ちょっと大変だったけど、時間の余裕があったのであまり負担に
ならなかった。
涼しいガスの中、千頭星山までのハイキングコースを登り終えて、
気を引き締めて大ナジカ峠までの険しい道を降下。今までと
違って今日は峠で休まないことにして、辻山側の笹原の急坂を
30分くらい登って樹林帯に入る手前の展望スポットでお昼休憩。
ガスで展望はゼロだったけど、ちょうどいい天然ベンチに腰を
下ろして、ぼーっと食べながらガスを見るのも気持ちよかった！
休憩の後のいきなりの超急坂で体が慣れるまできつかったけど、
休憩した場所では既に標高を稼いでいた分、傾斜が緩むと
ころまでの距離が短くて割とラクに登れた。苺平に着いたら後は
辻山の山頂に寄って南御室小屋に降りるだけだったから、
気が楽で本当に贅沢な気分だった。
南御室小屋に着いて、荷物を整理して、コーヒーを飲んだり
おしゃべりしたり、スタッフのお風呂までいただいたりして・・・
この日は宿泊客が少なく、Y-chanが手伝いに行った連休と
違って私が手伝える仕事もなく、申し訳ないほどのんびり過ごした。
2日目は、カッパのポケットに最低限の荷物だけ入れて、暗いうちに
小屋を出て稜線を目指した。足を止めて息も止めると完全に
静かな暗い森、上を見上げると木の間から月が、下には町の明かりが
少し見えて・・・この雰囲気には御来光と同じくらい感動した！
それから少しずつ水平線に赤い部分が見え始めて、いつの間にか
鳥の鳴き声が聞こえるようになって、ヘッドライトなしでも歩ける
くらい明るくなった時にはちょうど砂払岳直下の展望台に到着。
持ってきたクリームパンをかじりながら、写真を撮ったりして、
いいアングルを探そうと歩きまわったりして御来光を待った。
その後、薬師岳を越えて、早朝の雰囲気を楽しみながら観音岳
までぶらぶらと歩いた。結構寒かったので、割と短い休憩の後
引き返して、薬師岳へ戻って、縦走路から少し外れている
ピークに登ってみたら、予想以上にいい景色だった。
ここでもちょっと休憩してから南御室小屋に戻った。
朝ご飯食べて、また暫くまったりと・・・
甘利山への帰り道は、やはり日帰りの時と違って、苺平から
大ナジカ峠への、いつもは大変に感じる下りも含めてすごく楽
だった。
お天気が最高、晴れているけど涼しい。前日と同じ展望スポットで
同じくお昼休憩、小屋のスタッフが作ってくれた巨大おにぎりは
美味しかったな。
千頭星山へ登り返してから、ハイキングコースの下りの時には
ウォークマンで好きな音楽を聴いて、最後まで楽しく歩けた。
山にも、いつも温かく迎えてくれる南御室小屋にも、
心からありがとう！です。
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C-chanさんなら日帰りで行くコースなのに、今回は泊でゆっくりですか。でもそのおかげで綺麗な朝焼けが見れて良かったですね
こういう時間を気にしないでのんびりと贅沢な時間を山で過ごすのは良いですね
ガスっている景色も好きですが、今回はやっぱり二日目の景色の方が良いです
我々が行ってからそんなに日にちが経っていないのに・・・紅葉の色が濃く見えるね。
寒いから進むのが早いのかな？
きれいですね。
Futaroさん、こんにちは
今まで日帰りでしか歩いたことがないところを2日間で歩くのは、本当に贅沢な気持ちでした。
山は2倍の時間をかけると楽しみが3倍増えると思いましたよ
登りの日は涼しいガス、下りの日は晴れと展望という風にお天気も見方してくれてラッキーでした。
賢パパさん、こんにちは
そうですよね、私の記憶にはY-chanと賢パパの写真があって同じくらいかと思っていたら、紅葉が本当に進んでいた、というか、ほぼ終わりという感じでした。
たぶんこの週末登ればもう赤・黄色より茶色の方が強いかもしれません。
昨日の朝は冷えて、稜線ではフリース＋カッパに毛糸の帽子、暖かい手袋をしてもちょっと寒いという感じでした
C-chanさん
鳳凰山お疲れ様でした。
お気に入りのルートからでしたね
Y-chanさん引き続きお泊りハイク。
日の出や朝日に照らされた斜面が綺麗です。
10日は絶好の登山日和でしたね
kankotoさん、
こんばんは
一番好きなコースを、贅沢に2日間時間の余裕を持って歩けたのは本当に幸せでした
9日はガスで、辻山の超急坂を登りながら翌日が雨だったらどうしようなどちょっと心配していましたが結局は最高の天気で、帰り道で何度もニヤニヤしてしまいました
早朝の稜線、赤っぽい紅葉にオレンジ色の光が当たって写真でなかなか表せない素晴らしい景色でした
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