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Yamareco

記録ID: 2329705
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無雪期ピークハント/縦走
北陸

赤兎山(過去レコです)。

2003年08月03日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.6km
登り
591m
下り
588m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2003年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 東海北陸自動車道、白鳥ICから中部横断道を経て大野へ。国道157号線で勝山へ、小原から林道に入り登山口の駐車場へ。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所はありません。
2003年08月03日 08:41撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
1
8/3 8:41
山頂で。
2003年08月03日 09:26撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
5
8/3 9:26
山頂で。
2003年08月03日 09:26撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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8/3 9:26
2003年08月03日 09:26撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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8/3 9:26
2003年08月03日 09:27撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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8/3 9:27
2003年08月03日 09:27撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2003年08月03日 09:40撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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8/3 9:40
避難小屋へ。
2003年08月03日 09:55撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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避難小屋へ。
2003年08月03日 10:22撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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池塘。
2020年05月04日 17:05撮影
4
5/4 17:05
池塘。
赤兎山を背に。
2020年05月04日 17:06撮影
4
5/4 17:06
赤兎山を背に。

感想


 以前、荒島岳に登った時に泊まった鳩ケ湯鉱泉に、赤兎山の登山口があるのを知った。赤兎山というのを始めて聞いたのだが、鳩ケ湯からは行程が長く、登ろうという気には無らなかった。山の向こう側の勝山からも登山道があり、距離も短くて手軽に登れる山であるという事を後に知った。梅雨前線が未だ東北地方の大平洋に停滞し、天気予報では東海地方は朝方雨であるというので、北陸地方の山の中から赤兎山を選んだ。平成15年8月3日、朝5時に自宅を出て、東海北陸自動車道に乗り、白鳥から中部横断道を経て大野に至った。大野から国道157号線で勝山に向かい、小原から林道に入った。一部鋪装もされているが決して良い道とはいえない林道を30分程行くと、右手に広い駐車場があり、数台が駐車されていた。明るい太陽の照りつける日であったが、山の上には黒い雲が流れているので、念のためザックにレインウェアーを入れて出発した。林道を少し歩き、水場を過ぎるとすぐに赤兎山登山口があり、8時20分そこに入った。登山口はすでに標高1150mの高地であり、頂上までの標高差は500mもない。杉林の中の溝状の登山道を登り、小さな清流の沢を何度か渡り、時には水の流れる溝状の道を登った。40分程登ると赤兎山と大長山との分岐である小原峠に着き、ザックを下ろして小休止をとった。標識に従って赤兎山に向かうと、ブナ林の中の急登となる。ひとしきり汗をかき、峠から30分程で大舟山分岐に出た。そこからは赤兎山を見ながら緩やかな斜面を登り、9時50分に山頂に到着した。山頂の小広場は360度さえぎるものは無く、東に雲のかかった白山、別山、三の峰、二の峰、一の峰、銚子ガ峰が見え、西に経ケ岳、その左奥に荒島岳が望まれる。頂上を越えて先に進むと、眼下に広々とした草原状の眺めが広がり、丘の上には小さく避難小屋が見える。赤兎山をおりて小屋に続く歩道を歩いて行くと、道端にはキンコウカやコメツツジの花が咲き乱れ、リュウキンカやミヤマオトギリも見る事ができる。木道が整備された沼地には澄んだ水を貯えた小さな池があり、その真ん中に浮かぶ島にはニッコウキスゲが咲いている。別世界に身を投じ、非日常のさまを充分に味わった。小屋の横で休んでいると続々と人がやってきて、それぞれが実に楽しそうにしている。小屋からさらに進むと笹原の斜面にニッコウキスゲが群生し、あちこちで家族連れが弁当を広げている。ひとしきり天国を味わった後、赤兎山に引き返すと小さな広場は人でうめ尽されており、早々と下山することになった。汗をかきかきもと来た道を戻り1時間で林道に下り立ったが、この日は今年最高の35℃を記録した日で、頭はクラクラになっていた。水場でタオルを洗い顔を拭うと、なんと冷たく気持ち良く、頭もすっきりと蘇った。手軽に登れて別世界が味わえる、こんな山が近くにあれば毎日でも登りたくなるに違い無い。
 勝山温泉センター「水芭蕉」で汗を流し、帰宅したら次女が2人目のお産のため里帰りして来ていた。

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