南宮山（過去レコです）。
岐阜県
onisan
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 585m
- 下り
- 581m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ。 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 |
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感想
平成14年1月14日、南宮大社の駐車場で支度をし9時に出発。大社の裏にハイキングコースの入り口があり、よく整備された登山道を登って行った。杉林で眺めは全くなく、久し振りの山登りで気分は最高というわけにはいかないが、年末から正月にかけ全く動かしておらず、3�圓和世辰紳里鮠�しでも減らそうという目的があった。100m程度の高度になった頃から道に残雪が目立ちはじめ、ぬかるみとなった登山道を滑らないように注意しながらゆっくりと登った。ベンチがあり、ちょこっとだけ眺めが得られる場所で休憩しているとおじさんが一人登って来て、「今日は暖かいから霞んで遠くが見られない、もっと寒い日には遠くまでよく見える」といって先に行ってしまった。階段状の道を登って行くと、石垣の上に小さな神社があり、高山神社というらしく、木花咲耶姫命という美濃の国の水源を司る女神を祀った神社との事が記されていた。登山道には、南宮山頂まで40分とか20分とか記され、所々にベンチも整備されていた。ゆっくり登って行くと、さっきのおじさんが下りてくるのに出会い、間もなく予定時間どおりの10時に山頂に着いた。雪で被われた小広場には、あづまや、展望説明板、関ヶ原の戦いの布陣図などが設けられていた。右手に養老山、正面に牧田川が流れ込む濃尾平野が開けているのだが、大垣のソフトピアのビルがやっとぼんやりと見える程度で、1月というのにまるで春霞であった。説明板を見ると、そこは関ヶ原の戦いで西軍の毛利秀元の陣が置かれた場所で、山頂と思っていたのだが南宮山頂はもっと先のようであった。雪の中に足跡がついた細い道があり、そこに入って行くとすぐに下りとなり、どんどん下って行った。雪がたっぷり積もった斜面の足跡をつたって鞍部に出ると今度は登りとなり、こんな所を登って大丈夫かなと少々不安になりながら雪の積もった斜面を這い上がっていった。やっと頂上に着いたかと思ったが、再び下りとなり足跡を辿って下りていった。正月の猛吹雪で倒れたのだろうか、倒木が行く手をふさいでおり、これを跨いだりくぐったりしながら鞍部に降り立った。ここから再び登りとなり、ふうふう云って登り切ると、そこはまだ頂上ではなく再び道は下りとなった。最後にひと登りするとようやく南宮山頂に着いた。随分時間がかかったように思われたが、時計を見ると毛利の陣地から30分しか経っていなかった。雑木林に囲まれ眺めも全く無く、ズボンの裾はビチョビチョに濡れてしまっていたが、誰もいない雪の積もった山頂は最高に気持ち良かった。三角点に腰をおろし、ジュースを飲んで10時50分に下り始めた。雪の中の登り降りをくり返し、行きと同じ三30分で毛利陣跡に到着。11時25分そこを出発し、途中3組のパーテイと行き違い、12時5分に駐車場に到着した。南宮大社は天照大神の兄である金山彦命を祀った美濃国一宮としての格式高い神社であり、南宮山の名もこの神社に由来して付けられたようだ。帰りは、駐車場へ入ろうとする車で、大鳥居から国道までの細い道は大渋滞となっていた。気が付けば、今日は成人の日であった。
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