羅臼岳 1660m
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年08月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8/3(土)家−(高速)−夕張―道東道入口−足寄―オシンコシンの滝 −岩尾別・木下小屋 7:00 8:40 10:00 15:50 16:15 16:50 88km 153km 460km 481km 8/4(日)木下小屋−弥三吉水−極楽平―銀嶺水―羅臼平―羅臼岳―木下小屋―阿寒湖畔 5:30 10:30 10:45 14:10 15:20 19:00 8/5(月)阿寒湖畔―野中温泉登山口―3合目―4合目−5合目−6合目―8合目―9合目 9:05 9:57 10:36 10:55 11:18 11;43 11:59 710m 930m 1030m 1080m 1200m 1300m 1400m 26℃ 23℃ 30℃ 33℃ 31℃ 31℃ 28℃ 雌阿寒岳―6合目―4合目―3合目−2合目―野中温泉登山口―日勝峠―札幌 12:15 13:05 13:45 14:05 14:20 16:30 19:00 22:15 1400m 1210m 1040m 950m 890m 320km 500km 24℃ 23℃ 23℃ 25℃ 24℃ |
写真
感想
去年6月、この山に登るべく、ホテル地の涯に泊まった。女中さんに聞くと、明日羅臼岳に登る人がいる、と。
早速部屋をノックしてみる。30前の若者で、横浜から来たと。一緒に登ることにした。
翌朝一緒に出発。極楽平をかなり進んだ所で、雪渓があり、上の方へ踏み跡が付いている。
踏み跡を辿って上って行く。やがて藪となり、踏み跡もない。藪を掻き分けて探すが道はない。この頃から、霧粒を含んだ冷たい風が雪渓を吹き上げてくる。
雪渓を引き返し、元の地点へ。よく見ると、赤いテープがあり、道があるではないか。
暫らく行くと銀嶺水である。
やや緩やかな道を暫らく登ると大きな雪渓が見える。
雪渓に取り付くと、霧粒を含んだ冷たい風が吹き上げてくる。先ほどの雪渓より標高が高いだけ1段と激しい。若者も納得の上、諦めることにした。こんな因縁の山である。
8/3(土) 札幌から宇登呂まで、去年走った道だが、さすがに遠い。木下小屋のすぐ下の狭い道路脇に車を止める。小屋は、僕のほかには、3〜5人のパーテイが3つ、混んではいない。
2階の隅っこに場所を決め、食事をして寝る。横を流れる川の音がうるさかったが、すぐ眠ったようだ。
8/4(日)5時半出発。昨夜、法量さんに聞いたら、熊は何処にでもいると考えてくれ、と。
展望台、弥三吉水、極楽平と登り、小さな沢にさしかかる。ここが前回、まだ雪渓で、迷い込んだ所だ。銀嶺水で水を補給し、大沢に取り付く。雪渓が僅かに残っている。前回はここがまだ大雪渓だった。ぬかった急な崖を登ると、羅臼平だ。ここは三つ峰と羅臼岳とのコルだ。左に三つ峰、右に羅臼岳が聳えている。
デポ用の鉄製の箱がある。サブザックを持ち、あとはデポして最後の登りだ。
崖の水場の前を通り、あと一息の筈だが、頂上が遠い。這うようにしてやっと頂上に着く。
雲が忙しく流れ、展望を見え隠れさせている。さすが最果て、凄惨という感じである。
往路を順調に下って木下小屋に着く。法量さんが僕の竹の杖に注目。アイヌは同じ様な杖を使っていたと、本を探して写真を見せてくれた。僕の杖を評価してくれたのはこの人が初めてだ。小屋の裏の露天風呂で汗を流し、荷物を纏めて出発。
途中、オシンコシンの滝を見学して、阿寒湖畔の民宿に泊まる。
初め、野中温泉に泊まる予定で、阿寒湖畔から左手山道に入ったが、道は段々険しくなるし、真っ暗で、不安になってきたので引き返した。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する