谷川岳〜西黒尾根から天神平

2012年10月15日(月) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 7.8km
• 登り: 1,411m
• 下り: 838m

コースタイム

7:00谷川岳ベースプラザ-7:10登山指導センター-7:30西黒尾根登山口-8:58最初の鎖場-9:30巖剛新道分岐-10:33天神尾根分岐-10:36トマノ耳-10:50オキノ耳（10分休憩）-11:15肩の小屋（トイレ休憩、雨合羽装着に15分）-11:57天狗のたまり場（食事休憩30分）-12:57熊沢穴避難小屋-13:22天神峠分岐-14:02ロープウェイ天神平駅

天候

晴れのちガス時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

谷川岳ベースプラザ駐車場、一日500円

コース状況／危険箇所等

谷川岳ベースプラザ、登山指導センターに登山ポスト
西黒尾根に複数の鎖場。しっかりと三点支持を意識しないと危険と感じたのは2カ所でした。鎖場以外でも、蛇紋岩が登山者の靴で磨かれ青光りしているところは特に滑りやすいので注意が必要です。

写真

10/15 7:31

国道291号から西黒尾根への登山口

10/15 8:57

最初の鎖場に到達。ヘルメットを装着して振り返ると、白髪門〜朝日岳方面がくっきり

10/16 7:42

灌木帯まで上がってくると日だまりにリンドウが咲き残っている

10/15 9:21

独特の青みを帯びた谷川岳の山頂部。この時間帯にはくっきり見えていたのだが…

10/15 9:24

ラクダのコルから登山道がくっきりと見える

10/15 10:34

万太郎山方面に向かう縦走路

10/15 10:37

トマノ耳。東側はガスに覆われて展望なし

10/16 7:48

オキノ耳。この時間帯はまだ青空が見えていた

10/16 7:49

オキノ耳からトマノ耳を望む。続々と登山者が登ってくる

10/16 7:50

肩の小屋が見えてきたが、ガスに加え雨と強風。雨具を身につける

10/16 7:52

天狗のたまり場。ときおり吹き付ける風に悩まされながら食事。目の前には色づいたナナカマド

10/16 7:54

天神尾根を下っていく。ガスが晴れると紅葉が鮮やか

10/15 13:29

天神峠からの天神尾根。山頂はガスに包まれたまま

10/16 8:05

リフト終点にまつられた天神様裏から天神峠方面

10/15 14:02

本日の終着点・ロープウェー天神平駅

撮影機器：

PowerShot S5 IS CANON

感想

隼鷹

昨年、巖剛新道から山頂を目指すも岩場で転落、負傷して撤退した谷川岳へ。単独行なので、万一の事態も考え、登山者の多い西黒尾根から頂上を目指した。

ベースプラザ付近はまだ青々としていたが、1500m付近は紅葉のみごろで、朝のうちは遠くに靄がかかっていたものの気持ちのいい晴れ。樹林帯を抜け、最初の鎖場を越えると、紅葉に裾を彩られた谷川岳山頂の勇姿が目に飛び込んできた。

西黒尾根の後半から次第にガスが出てきて、オキノ耳からの下山し始めてほどなく雨が降り出し、肩の小屋に着いた頃には風も強まり、天神尾根の下り、せっかくの紅葉もガスの中では鮮やかさ半減。それでも天神平分岐から天神峠にさしかかるころにはガスも晴れ、紅葉を見渡すことができた。

前年の事故を教訓にヘルメットを装着、足に慣れた地下足袋での再挑戦。岩場初心者、しかも高所恐怖症なので、恐怖感、緊張感は強いられたけれど、ご褒美も大きい山行だった。

ロープウェーで上がってこられるせいか、天神尾根では風雨の中にもかかわらず、ビニールカッパ、スニーカーで軽装の登山者もちらほら。西黒尾根ほどでないにせよ鎖場もある登山道。他人事ながら心配になる。