鳥海山 鉾立より、紅葉と冬の始まり
- GPS
- 07:37
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
12:05御室-12:35七高山-13:06湯ノ台分岐-13:24文殊岳-14:00御田ヶ原分岐
14:22鳥海湖-15:00賽の河原-15:45鉾立登山口
天候 | 晴れ 風あり。山頂と外輪、御浜は強い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時期は観光バスもたくさん。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ポストは登山口よこの小屋にあり。記入用紙もあります。 千蛇谷から上は雪が積もっています。 北側は雪が氷になって滑る所もあり。 特に山頂への最後の数メートルは北側になるので滑ります。 千蛇谷コースは全体が石、岩の上を歩くコースなのでスリップ注意。 紅葉はここ何日かで見頃になると思います。 温泉は鉾立から一番近いところで鶴泉荘でしょうか。かくせんそう。ひらがなだと ちょっとこわい。向かいに食堂もあります。 国道7号に出ると道の駅にも温泉があります。 |
写真
感想
先週の岩手山に続いての2000m峰。
そろそろ登れなくなりそうな時期なので駆け込み登山。
どのルートを登ろうか迷っていたものの日が短くなっているのと、
乳頭山のガサガサッがまだ気になり、鉾立を選択。
駐車場に到着するも鳥海山は雲の中。近くの紅葉の写真を撮り、
準備をして出発。自分の数少ない経験ではこれから山頂も晴れるはず。
紅葉の写真を撮りながら上を目指します。
途中下山してきた方とすれ違う。賽の河原で引き返してきたらしい。
そこから上はガスで見えないからとの事。これから晴れそうだけどなぁ。
賽の河原で休憩中の数人に挨拶をして御浜へ。このあたりで足が重く
感じる。先週の岩手山の疲れがまだとれていないようだ。このことが
原因なのかこのあとちょっとしたトラブルが・・・。
御浜に着くと鳥海山の姿が。一部雪をかぶっているのが厳しい感じに
見える。御浜はいつも風が強い。山頂の風の強さもこれくらいかな、
と推測。
御田ヶ原から山頂の写真を撮り先へ。ここも風がないといい休憩ポイ
ントなんだけど・・・。
七五三掛を過ぎ千蛇谷方向へ。梯子を下りたあたりでスリップ。
慎重にと思いながら下っていきます。
石をあと2つ3つ踏んで行けば平らな細い道。そこを過ぎると千蛇谷。
その1つ目の石を左足が踏んだ時、スリップ!
バランスをとろうとするものの、身体は山側ではなく谷側へ。
あぁだめだ。まず左肘が地面に着いた。すでに道から外れている。
そのあと頭がぶつかる。どこまで転がっていくんだろう。
幸いそのあと身体が止まった。腹這いで両手を上にのばした状態。
左手には草と何かの太い茎を握っていた。3m近く転がったようだ。
左肘と頭が痛いものの大した事は無さそう。
近くに岩も点在しているだけにそれに当たらなかったことが幸いした。
初めてここを通ったとき落ちそうな所だと思ったが、まさか本当に
なるとは・・・。
ここで引き返そうかと思ったものの先へ。
帰りは風が多少強くても外輪を通ろう。
千蛇谷で休憩をとり雪の上を歩いて上を目指します。
陽が当たらないので凍ってすべる。嫌でも慎重になる状態。
一歩一歩確実に。本来こうあるべきなんだよなぁ、と反省。
御室周辺は雪景色。
帰りにまた寄ることにして山頂へ。
途中年輩の方とすれ違う。山頂はガチガチで立っていられないよとの事。
今いる足場もそんなものなのでよくわかる。
南側はザラメ状になっているものの北側になるとガチガチ。
足場を選び、ビビリながら山頂へ。もう落ちたくないからね。
山頂は確かにガチガチ。滑って雪の上は歩けない。写真を撮って撤収。
風も強くて今日のお昼にはこの場所は向かないな。
御室で無事下山の御参りをして七高山へ。外輪は風が強くカッパのフード
までかぶる。七高山も長居はせずに下山開始。
と、風向きが変わった。西風から東風。これなら山頂近くでも風をよけて
お昼を食べられたのに・・・。
外輪を下り、御田ヶ原分岐で鳥海湖へ。初めて通る道。
最近木道を新しくしたのかチョークの記号まではっきり付いている。
すぐに半年も雪の下になることを考えるともったいない気もする。
鳥海湖は水も少なくなっていた。水辺まで行けそうだが先へ。
今日は吹浦口方面から賽の河原へ抜ける道を選択。
まだ3時にもなっていないのに陽が横から当たってくる。
寂しい感じになってきた。
わかりにくい道を進み賽の河原へ合流。そこからはまっすぐ鉾立へ。
途中紅葉の写真を撮りながら下山。西日の当たる紅葉が綺麗。
鉾立へ着くと観光客でにぎわっていた。
観光バスも何台か。半袖短パンの人もいる。山の中とは別世界。
帰り支度をしながら大きな怪我なく過ごせたことに安堵と感謝。
今回も鳥海山から課題をあたえられて帰ってきたのでありました。
すごいですね!
行ってみたいです。
雪がある(゚Д゚)
Webberさん、こんにちは。
標高が高いだけあって、鳥海山の山頂付近は既に冬の気配ですね。
ガレ場や木の根、スリップなど、登山で転倒はある意味付き物ですが、
それにしても大きな怪我がなくて良かったですね。
kimberliteさんこんばんは
東北の2000mクラスは冬になってしまいました。
当然下の方はまだ秋ですので途中まで登るという
選択もありかと思います。
紅葉もまだ見られますので。
なお登る際は冬の装備も忘れずに
httさん、こんばんは。
鳥海山はこれから人を寄せつけなくなる時期に
入ります。初冠雪から何日か経っていたので、
この気温なら消えているかなと思っていたのですが、
逆に固くなっていました。
山では何度も転んでいるのですが、道を外れて
しまったのは初めてです。
滑落はこんな感じで起こるのかと思いました。
たいした怪我もなく結果的に勉強になった、
そんな出来事となりました。
もう冠雪ですか
さすが鳥海山、早いですね。
明日、飯豊に一泊で登る予定なのですが、こちらも2000mクラス。
雪、大丈夫かなぁ・・・
少々心配であります。
千蛇谷への下りは、結構急斜面なので、落ち方が悪かったら危なかったですね
ご無事なようでなによりです。
私も何度か山で危ない場面に出くわした事がありましたが、原因は全て「油断」でした。
やはり、慎重さを心がける事が大切ですね。
その事を再認識しつつ、飯豊へ行って参ります。
今回はロングルートなので、前日移動であります
Luskeさん、こんばんは。
今頃は山小屋でのんびりでしょうか?
前日移動とは、気合が入っていますね!!
当初は疲れが原因と思っていたのですが、突き詰めていくとやはりLuskeさんが書いている「油断」ということになるかと。
実際、転がったところは斜面が平らになるようなところだったので油断、気の緩みがあったと思います。
今後の山行は慎重に行くこともテーマにします。
飯豊、天気が良ければいいですが。
レコ楽しみにしています。
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