記録ID: 2369335
全員に公開
ハイキング
関東
旧東海道を往く（保土ケ谷宿歴史の道）
2020年05月30日(土) [日帰り]
神奈川県
hadzuki
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:54
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 98m
- 下り
- 123m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:55
距離 11.8km
登り 103m
下り 126m
11:32
77分
東戸塚駅
12:49
12:55
5分
福寿観音
13:00
13:02
20分
品濃一里塚
13:22
13:24
7分
武相国境之木モニュメント
14:31
14:32
16分
権太坂改修記念碑
14:48
14:55
37分
樹源寺
15:32
15:34
22分
保土ケ谷宿上方見附跡と一里塚
15:56
15:59
27分
瀬戸ヶ谷八幡社
16:26
16:28
9分
保土ケ谷宿本陣跡
16:37
16:38
25分
金沢横丁道標四基
17:03
17:04
29分
古東海道保土ケ谷宿碑
17:33
17:35
33分
神明社
18:08
14分
芝生追分
18:27
よこはま道起点標識
今回のコースは、横浜市HPの保土ケ谷区紹介に掲載されている「横浜 旧東海道 保土ケ谷宿 歴史とひとにふれあう よりみち こみち マップ」を参考にしています。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
終点：よこはま道の起点案内板（横浜市西区浅間下交差点近く。JR横浜駅から徒歩10分） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
旧東海道保土ケ谷宿歴史の道として選定されたコースがほとんどの町歩きですので、交通事故以外の危険はありません。 基本的に町歩きですが、ルート途中にはほとんど公衆トイレがありません。 （お休み処の帷子番所は、12時〜15時のみ開館ですので、タイミングに注意） |
写真
今年3月以来の久しぶりの電車ウサトレです。といっても、JR東戸塚駅はウサクマの巣穴からJR横須賀線でたった2駅です。
駅前のハンバーガー屋さん。ここのクーポン狙いで今回の計画を立てたのに、なんと休業中！（コロナ騒ぎとは関係なく、4月に火災があった影響らしいです、聞いてないよ〜）
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5/30 11:34
駅前のハンバーガー屋さん。ここのクーポン狙いで今回の計画を立てたのに、なんと休業中！（コロナ騒ぎとは関係なく、4月に火災があった影響らしいです、聞いてないよ〜）
でも東戸塚駅前には大きなオーロラモールがデデーン。このモールを通過するのも、今回のルートのうちなのですが、広すぎて、もはや都市ダンジョン。もちろんフードコートやお惣菜、パン屋さんも期待大♪
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5/30 11:37
でも東戸塚駅前には大きなオーロラモールがデデーン。このモールを通過するのも、今回のルートのうちなのですが、広すぎて、もはや都市ダンジョン。もちろんフードコートやお惣菜、パン屋さんも期待大♪
フードコートも魅力的だったのですが、お惣菜コーナーのお弁当がリーズナブルで種類も豊富。ちょうどお昼どきなのでお弁当をいただきました。そして、お散歩のお供に美味しそうなパンもゲット〜
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5/30 12:08
フードコートも魅力的だったのですが、お惣菜コーナーのお弁当がリーズナブルで種類も豊富。ちょうどお昼どきなのでお弁当をいただきました。そして、お散歩のお供に美味しそうなパンもゲット〜
屋上に上がると、おお〜夏空ですね〜でも・・・あれ、ここって7階建てビルの屋上ですよね。なのに、水平方向を見ると普通にお家が並んでる？ 実は駅前と旧東海道が通る平戸地区は、標高差30mもあるのです。
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5/30 12:46
屋上に上がると、おお〜夏空ですね〜でも・・・あれ、ここって7階建てビルの屋上ですよね。なのに、水平方向を見ると普通にお家が並んでる？ 実は駅前と旧東海道が通る平戸地区は、標高差30mもあるのです。
オーロラモールの屋上から環状2号線を天空の歩道のような福寿歩道橋で渡ると、戸塚区品濃町と平戸地区の尾根。雰囲気はいきなり「歴史の道」となり、福寿観音堂です。
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5/30 12:50
オーロラモールの屋上から環状2号線を天空の歩道のような福寿歩道橋で渡ると、戸塚区品濃町と平戸地区の尾根。雰囲気はいきなり「歴史の道」となり、福寿観音堂です。
お参りのためにお堂の前に立つと、観音堂のガラスには、背後に聳える都市ダンジョンがしっかり映り込んでいます。
今日のウサトレの安全、少し足を痛めているウサさんの快癒をお願いしておきます。（なので今日のお散歩はウサさんのリハビリを兼ねています）
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5/30 12:55
今日のウサトレの安全、少し足を痛めているウサさんの快癒をお願いしておきます。（なので今日のお散歩はウサさんのリハビリを兼ねています）
観音堂の前はもう旧東海道です。今回はここから保土ヶ谷宿へ向かって、ゆっくりと歩いていきます。閑静な住宅地ですね。
3分ほど歩くと今日最初の史跡。品濃一里塚です。江戸日本橋から数えて九番目（9里≒35�辧砲任后�神奈川県内ではほぼ完全な形で残る唯一の一里塚だそうです。
5/30 13:01
3分ほど歩くと今日最初の史跡。品濃一里塚です。江戸日本橋から数えて九番目（9里≒35�辧砲任后�神奈川県内ではほぼ完全な形で残る唯一の一里塚だそうです。
一里塚脇に立っていた旧東海道の石標。ここは旧東海道の戸塚宿と保土ヶ谷宿の中間にあたります。
路傍に石仏がありました。武器を持った腕が6本ある（六臂）青面金剛像です。三猿は確認できませんしたので庚申塔かは分かりませんが、手を合わせていきます。
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5/30 13:09
路傍に石仏がありました。武器を持った腕が6本ある（六臂）青面金剛像です。三猿は確認できませんしたので庚申塔かは分かりませんが、手を合わせていきます。
上り坂の勾配がきつくなってきました。リハビリ中のウサさんは一歩一歩確認するように登っていきます。
この坂道は「焼餅坂」と呼ばれ、かつて品濃村と平戸村の境にあった一町半（約160m）の坂道です。
パッと見でいつものイモカタバミかと思いましたが、お花の色が薄紫色で中心付近が黄緑っぽいので、ムラサキカタバミでしょうかね。
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5/30 13:17
パッと見でいつものイモカタバミかと思いましたが、お花の色が薄紫色で中心付近が黄緑っぽいので、ムラサキカタバミでしょうかね。
坂道を登り切ったところに「焼餅坂」のタイル製の綺麗な案内板がありました。かつては坂の傍らの茶屋で焼き餅を商っていたそうで、別名「牡丹餅坂（ぼたもちさか）とも呼ばれていたとか。
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5/30 13:18
坂道を登り切ったところに「焼餅坂」のタイル製の綺麗な案内板がありました。かつては坂の傍らの茶屋で焼き餅を商っていたそうで、別名「牡丹餅坂（ぼたもちさか）とも呼ばれていたとか。
「武相国境之木」というモニュメントがありました。ここが昔の相模国（戸塚宿）と武蔵国（保土ケ谷宿）の国境であったようです。昔は木の杭が立てられていたので、この地を「境木」というそうです（そのまんまやね）。
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5/30 13:24
「武相国境之木」というモニュメントがありました。ここが昔の相模国（戸塚宿）と武蔵国（保土ケ谷宿）の国境であったようです。昔は木の杭が立てられていたので、この地を「境木」というそうです（そのまんまやね）。
旧東海道保土ケ谷宿周辺散策案内図です。今日のウサトレコースがほぼすべて記載されていました。
武相国境の境木地蔵尊をお参りしました。創建は江戸時代初期で、江戸からの多くに旅人が参拝したとのことですが、いまも綺麗に献花がお供えされ、大切にされていることが分かります。
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5/30 13:26
武相国境の境木地蔵尊をお参りしました。創建は江戸時代初期で、江戸からの多くに旅人が参拝したとのことですが、いまも綺麗に献花がお供えされ、大切にされていることが分かります。
お堂の扁額には「良翁院」とあります。こちらのお堂は良翁寺という小さなお寺にあったそうです。しかし、関東大震災の被災で良翁寺は廃寺になってしまい、お堂のみが震災後に再建されてここに残ったそうです（現在ここは保土ケ谷駅近くにある見光寺の飛び地だとか）
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5/30 13:31
お堂の扁額には「良翁院」とあります。こちらのお堂は良翁寺という小さなお寺にあったそうです。しかし、関東大震災の被災で良翁寺は廃寺になってしまい、お堂のみが震災後に再建されてここに残ったそうです（現在ここは保土ケ谷駅近くにある見光寺の飛び地だとか）
地蔵尊のすぐ近くには境木立場跡の案内板。この辺りは旧東海道の権太坂の頂上にあたり、江戸時代は茶屋が多く大変賑わったそうです。
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5/30 13:34
地蔵尊のすぐ近くには境木立場跡の案内板。この辺りは旧東海道の権太坂の頂上にあたり、江戸時代は茶屋が多く大変賑わったそうです。
そんな立場茶屋の一軒「若林家」さん。こちらには明治天皇も休息されたそうで、静かな木戸の向こうには「御東幸御小休所跡」の標識がありました。（立ち入りはできないようです）
5/30 13:38
そんな立場茶屋の一軒「若林家」さん。こちらには明治天皇も休息されたそうで、静かな木戸の向こうには「御東幸御小休所跡」の標識がありました。（立ち入りはできないようです）
お堂から権太坂へ向かって少し歩いた境木商店街。境木名物ジャンボコロッケはすでに売り切れ、残念〜
境木商店街にある和菓子屋「菓匠栗山」さん。境木地蔵をモチーフにした「境木おじぞうさんもなか」が名物です。もちろんウサクマもゲット〜プラスで「権太坂」という和菓子も。
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5/30 13:48
境木商店街にある和菓子屋「菓匠栗山」さん。境木地蔵をモチーフにした「境木おじぞうさんもなか」が名物です。もちろんウサクマもゲット〜プラスで「権太坂」という和菓子も。
権太坂を下る前に、境木中学校の少し先にある投げ込み塚の碑へ立ち寄りました。昔、街道の近くに旅の途中で行き倒れた人や牛馬を葬った場所があり、供養のためにこの碑が建てられたそうです。
5/30 13:55
権太坂を下る前に、境木中学校の少し先にある投げ込み塚の碑へ立ち寄りました。昔、街道の近くに旅の途中で行き倒れた人や牛馬を葬った場所があり、供養のためにこの碑が建てられたそうです。
さあ、権太坂です。残念ながら今日は富士山は見えません。ここは旧東海道の権太坂二番坂。箱根駅伝で有名な権太坂は、少し東側の国道1号線が走る権太坂一番坂です。
5/30 14:07
さあ、権太坂です。残念ながら今日は富士山は見えません。ここは旧東海道の権太坂二番坂。箱根駅伝で有名な権太坂は、少し東側の国道1号線が走る権太坂一番坂です。
昔は今よりも急坂で、江戸からの旅人が最初に出会う難所でした。今回のウサトレでは下っていますが、いまでもかなりの勾配の長〜い坂道です。
5/30 14:11
昔は今よりも急坂で、江戸からの旅人が最初に出会う難所でした。今回のウサトレでは下っていますが、いまでもかなりの勾配の長〜い坂道です。
坂道の中間ほどに、保土ケ谷区役所が設置した「歴史の道 権太坂」という解説版がありました。権太坂の由来は2つあるそうで、ウサクマも知っていたのは「その1」。「その2」の権左衛門さん説は、初めて聞きました。
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5/30 14:12
坂道の中間ほどに、保土ケ谷区役所が設置した「歴史の道 権太坂」という解説版がありました。権太坂の由来は2つあるそうで、ウサクマも知っていたのは「その1」。「その2」の権左衛門さん説は、初めて聞きました。
だいぶ下ったあたりに、こんどは横浜市教育委員会が設置した「横浜市地域史跡 権太坂」という解説版がありました。内容はほぼ同じ（由来その1説）です。設置時期は15年ほど差がありますが、市と区の縦割り行政の結果でしょうか。もう少し工夫してもよかったのでは？と思えてしまいます。
5/30 14:18
だいぶ下ったあたりに、こんどは横浜市教育委員会が設置した「横浜市地域史跡 権太坂」という解説版がありました。内容はほぼ同じ（由来その1説）です。設置時期は15年ほど差がありますが、市と区の縦割り行政の結果でしょうか。もう少し工夫してもよかったのでは？と思えてしまいます。
横浜市の解説版近くに立っていた「権太坂」の石標が一番趣きがあったので、おじぞうさんもなかと一緒に買った「権太坂」と記念撮影。抹茶たっぷりの蒸し生地でつぶあんを包み込んだ和菓子は、抹茶の緑を、かつて山深かった権太坂の風景に重ねたんだそうです。美味♪
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5/30 14:25
横浜市の解説版近くに立っていた「権太坂」の石標が一番趣きがあったので、おじぞうさんもなかと一緒に買った「権太坂」と記念撮影。抹茶たっぷりの蒸し生地でつぶあんを包み込んだ和菓子は、抹茶の緑を、かつて山深かった権太坂の風景に重ねたんだそうです。美味♪
権太坂陸橋で横浜横須賀道路を越えたあたり。この二番坂を上るのは、かなり大変ですね〜箱根駅伝ルート「花の2区」になっている権太坂一番坂よりも、勾配は確実にキツイです。
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5/30 14:30
権太坂陸橋で横浜横須賀道路を越えたあたり。この二番坂を上るのは、かなり大変ですね〜箱根駅伝ルート「花の2区」になっている権太坂一番坂よりも、勾配は確実にキツイです。
旧東海道権太坂改修記念碑という石碑と、小さな祠がありました。石碑は昭和30年の横浜市長碑銘があるので、半世紀ちょっと前の改修でしょうか。ネット上でも、あまり情報がありません
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5/30 14:32
旧東海道権太坂改修記念碑という石碑と、小さな祠がありました。石碑は昭和30年の横浜市長碑銘があるので、半世紀ちょっと前の改修でしょうか。ネット上でも、あまり情報がありません
下り始めてから30分ほどで、権太坂二番坂の上り口分岐に到着しました〜この先の保土ヶ谷宿の宿内は、ほとんどアップダウンはありません。ウサさんの足も問題なく回復が進んでいるようで一安心。
5/30 14:33
下り始めてから30分ほどで、権太坂二番坂の上り口分岐に到着しました〜この先の保土ヶ谷宿の宿内は、ほとんどアップダウンはありません。ウサさんの足も問題なく回復が進んでいるようで一安心。
今井川に架かる元町橋手前の石仏。先ほどの歴史の道案内板には庚申塔と記載。六臂青面金剛像の下には三猿も見えますね。右の堅牢地神は、仏教における天部の神の1 つで大地を司る女神で、このような地神塔は、東日本では神奈川県に多く分布するそうです。
5/30 14:35
今井川に架かる元町橋手前の石仏。先ほどの歴史の道案内板には庚申塔と記載。六臂青面金剛像の下には三猿も見えますね。右の堅牢地神は、仏教における天部の神の1 つで大地を司る女神で、このような地神塔は、東日本では神奈川県に多く分布するそうです。
旧東海道は、元町橋で今井川を渡り、JR線の元町ガードの手前で東にほぼ直角の曲がります。
路傍には、青紫が鮮やかなヤグルマギクが咲いています。とても綺麗な花ですが、麦畑に侵入すると大幅に収穫を減らしてしまう厄介者のようです。何事も一面だけ見てはいけませんね〜
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5/30 14:40
路傍には、青紫が鮮やかなヤグルマギクが咲いています。とても綺麗な花ですが、麦畑に侵入すると大幅に収穫を減らしてしまう厄介者のようです。何事も一面だけ見てはいけませんね〜
アジサイもかなり良い色に染まってきました。もうすぐ梅雨の季節ですね〜毎年この時期のトレッキングは雨模様が心配になりますが、今年は更に心配事が多い年になりそうです。
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5/30 14:42
アジサイもかなり良い色に染まってきました。もうすぐ梅雨の季節ですね〜毎年この時期のトレッキングは雨模様が心配になりますが、今年は更に心配事が多い年になりそうです。
今井川に沿って旧東海道を歩き、保土ケ谷消防団第一分断第二班の消防小屋まで来ると、旧元町橋跡の標識がありました。
消防小屋の路地を少し入ると帝釈天があります。昔の今井川は、この帝釈天の祠のある山裾に沿って流れていて、祠の下あたりに旧元町橋があったそうです。今の今井川は川筋を変えたんですね。
5/30 14:43
消防小屋の路地を少し入ると帝釈天があります。昔の今井川は、この帝釈天の祠のある山裾に沿って流れていて、祠の下あたりに旧元町橋があったそうです。今の今井川は川筋を変えたんですね。
ウサトレでお参りしたたこともある日蓮宗身延山久遠寺末の樹源寺さんに立ち寄ります。かつては真言宗の巨刹でしたが江戸時代初期に兵火に罹り、保土ヶ谷宿の豪族・経部吉次の娘が発願となり、寛永5年に創建したといいます。
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5/30 14:48
ウサトレでお参りしたたこともある日蓮宗身延山久遠寺末の樹源寺さんに立ち寄ります。かつては真言宗の巨刹でしたが江戸時代初期に兵火に罹り、保土ヶ谷宿の豪族・経部吉次の娘が発願となり、寛永5年に創建したといいます。
山門をくぐると街道沿いと思えない静かな境内。清正公堂前のお庭には青々としたモミジが瑞々しいです。秋には綺麗に色づきそうですね。
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5/30 14:48
山門をくぐると街道沿いと思えない静かな境内。清正公堂前のお庭には青々としたモミジが瑞々しいです。秋には綺麗に色づきそうですね。
お庭の池には小ぶりですが見事な滝が造られていました。少しシャッター速度を落として撮影してみました。
涼しそうな池には、色鮮やかなたくさんの錦鯉たちがゆったりと泳いでいます。
旧東海道に戻って再び歩き始めると、路傍に白いお花がたくさん。あ、この葉っぱはドクダミですよね。これが八重のドクダミかな？
保土ケ谷2丁目の旧道分岐です。ウサクマは右側の旧東海道を歩いてきました。左側が箱根駅伝ルートである現在の東海道（国道1号）です。
5/30 15:02
保土ケ谷2丁目の旧道分岐です。ウサクマは右側の旧東海道を歩いてきました。左側が箱根駅伝ルートである現在の東海道（国道1号）です。
保土ケ谷2丁目交差点の横断歩道で今井川沿いの現東海道側の歩道に渡ると、保土ケ谷宿の松並木や一里塚の復元事業を説明する解説版がありました。
5/30 15:05
保土ケ谷2丁目交差点の横断歩道で今井川沿いの現東海道側の歩道に渡ると、保土ケ谷宿の松並木や一里塚の復元事業を説明する解説版がありました。
車がブンブン走る国道沿いは趣きに欠けるので、今井川沿いの遊歩道を歩きます。三面舗装された都市河川になっていますが、河床にはゴロゴロと石もあり、流れる水も綺麗ですね。
5/30 15:06
車がブンブン走る国道沿いは趣きに欠けるので、今井川沿いの遊歩道を歩きます。三面舗装された都市河川になっていますが、河床にはゴロゴロと石もあり、流れる水も綺麗ですね。
ちょうどよい休憩ベンチがあったので一休み。オーロラモールのパン屋さんで買ったリーズナブルで美味しいパンをいただきました。
パンをかじりながら川を眺めてみれば、川辺の動物たちがたくさん居ます。2羽のカモさんが並んで闊歩。仲良しカップルかな〜
目の前を高速で何かがヒュンヒュン飛び交います〜川辺に水浴びでとまったのは、ツバメくんたちでした。カッコいいです。
まった〜り、ゆらゆら〜、丸々としたたくさんの大きなコイも泳いでいます。君ら、すこし食べ過ぎじゃない？
あ。カメさんだ。甲羅干しをする姿はよく見かけるのですが、このカメさんはこの後、水面にダイブ。よいしょ、よいしょ、短い手足をバタバタさせて泳ぐ姿が可愛い〜
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5/30 15:23
あ。カメさんだ。甲羅干しをする姿はよく見かけるのですが、このカメさんはこの後、水面にダイブ。よいしょ、よいしょ、短い手足をバタバタさせて泳ぐ姿が可愛い〜
川辺をジョギングしていたお姉さんが、急に立ち止まって必死にスマホのカメラを川に向け始めました。なになに？ え？ あ！ カモさん親子、キターーーーーー♪
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5/30 15:27
川辺をジョギングしていたお姉さんが、急に立ち止まって必死にスマホのカメラを川に向け始めました。なになに？ え？ あ！ カモさん親子、キターーーーーー♪
お母さんに見守られながら、元気いっぱいの子ガモたちに、すっかり癒されたウサクマでした。ありがとね〜元気でね〜〜くーーー（涙）後ろ髪引かれるくま〜
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5/30 15:29
お母さんに見守られながら、元気いっぱいの子ガモたちに、すっかり癒されたウサクマでした。ありがとね〜元気でね〜〜くーーー（涙）後ろ髪引かれるくま〜
先ほどの保土ケ谷宿の解説板にも記されていた保土ケ谷宿上方見附跡です。宿場の京都側の境が上方見附、江戸側の境が江戸方見附、両見附間が「宿内」です。保土ケ谷宿の江戸川見附跡は、ウサクマがいつも散歩している天王町商店街の旧東海道沿いにあります（今年4月28日の横浜さんぽレコに写真あります）。
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5/30 15:33
先ほどの保土ケ谷宿の解説板にも記されていた保土ケ谷宿上方見附跡です。宿場の京都側の境が上方見附、江戸側の境が江戸方見附、両見附間が「宿内」です。保土ケ谷宿の江戸川見附跡は、ウサクマがいつも散歩している天王町商店街の旧東海道沿いにあります（今年4月28日の横浜さんぽレコに写真あります）。
こちらも復元された保土ケ谷宿の一里塚跡。江戸日本橋から八番目（8里≒31Km）ですね。品濃一里塚から旧東海道を1里歩いたことになります。
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5/30 15:34
こちらも復元された保土ケ谷宿の一里塚跡。江戸日本橋から八番目（8里≒31Km）ですね。品濃一里塚から旧東海道を1里歩いたことになります。
一里塚のすぐ近くに架かる仙人橋を渡って、対岸の外川神社へ立ち寄ります。
外川神社は「お仙人様」の名で親しまれ、子供の虫封じ（これも最近あまり聞かない言葉ですね）に効き目があるそうです。新しめの狛犬さんが凛々しいです。
5/30 15:37
外川神社は「お仙人様」の名で親しまれ、子供の虫封じ（これも最近あまり聞かない言葉ですね）に効き目があるそうです。新しめの狛犬さんが凛々しいです。
新しい狛犬さんの足元に、ずっと昔からここを守っているであろう古参の狛犬さんがいらっしゃいました。クリっとした目をしてニッコリ微笑んで見える可愛い狛犬さんです。
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5/30 15:37
新しい狛犬さんの足元に、ずっと昔からここを守っているであろう古参の狛犬さんがいらっしゃいました。クリっとした目をしてニッコリ微笑んで見える可愛い狛犬さんです。
外川神社のすぐ脇には湯殿山供養塔がありましたのでお参りしておきます。ウサトレでも随分前から出羽三山への計画があるのですが、なかなか実現できませんね〜
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5/30 15:45
外川神社のすぐ脇には湯殿山供養塔がありましたのでお参りしておきます。ウサトレでも随分前から出羽三山への計画があるのですが、なかなか実現できませんね〜
今井川に掛かる「鯉持出し禁止」の注意看板。あの丸々太った鯉たちを釣り上げるのは至難の業。網とかで持ち出す輩がいるんですかね〜
東海道沿いからちょっと脇に入って、瀬戸ヶ谷八幡社へお詣りしました。鳥居の下で宮司さんとちょっと長めの立ち話。賽銭泥棒を捕まえた武勇伝などを面白可笑しく話してくださいました。
5/30 15:58
東海道沿いからちょっと脇に入って、瀬戸ヶ谷八幡社へお詣りしました。鳥居の下で宮司さんとちょっと長めの立ち話。賽銭泥棒を捕まえた武勇伝などを面白可笑しく話してくださいました。
八幡社は鎌倉時代末期の創建とのこと。こちらの歴史を感じさせる狛犬さんもキリっとしていますね〜横に張り出したお耳が特徴的です。
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5/30 15:58
八幡社は鎌倉時代末期の創建とのこと。こちらの歴史を感じさせる狛犬さんもキリっとしていますね〜横に張り出したお耳が特徴的です。
東海道に戻る途中の八幡橋のたもとに、どっかりとネコタが居ました〜全然逃げませんね、この子は。見てる目の前でシャリシャリと余裕の毛づくろい、でした。
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5/30 16:15
東海道に戻る途中の八幡橋のたもとに、どっかりとネコタが居ました〜全然逃げませんね、この子は。見てる目の前でシャリシャリと余裕の毛づくろい、でした。
八幡橋の交差点から東海道（国道1号）を歩くと、こちらは旅籠本金小屋跡。本金小屋は江戸時代に旅籠として栄え、今も当時の面影を残しています。
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5/30 16:20
八幡橋の交差点から東海道（国道1号）を歩くと、こちらは旅籠本金小屋跡。本金小屋は江戸時代に旅籠として栄え、今も当時の面影を残しています。
こちらは脇本陣跡。参勤交代の大名などが利用する本陣ですが、大所帯で本陣に収まり切れない場合に脇本陣が利用されたそうです。
保土ヶ谷宿の碑がありました。このあたりの国道1号沿いには、東海道保土ケ谷宿の旧跡や古い商家などが並んでいるようです。
国道1号は交通量の多い幹線道路ですが、路傍には野良の草花もたくさん。ヒルザキツキミソウも、西に傾いた日差しの中に揺れていました。
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5/30 16:25
国道1号は交通量の多い幹線道路ですが、路傍には野良の草花もたくさん。ヒルザキツキミソウも、西に傾いた日差しの中に揺れていました。
先ほどは脇本陣でしたが、こちらが保土ケ谷本陣跡になります。本陣は代々苅部家がつとめてきたそうですが、今も軽部に改姓されてご在住とのことです。
5/30 16:28
先ほどは脇本陣でしたが、こちらが保土ケ谷本陣跡になります。本陣は代々苅部家がつとめてきたそうですが、今も軽部に改姓されてご在住とのことです。
保土ケ谷一丁目本陣跡前交差点で国道1号（東海道）から再び旧東海道へ分かれます。
JR線の踏切を渡ると、地元生活感満点の商店街の四辻に、旧東海道金沢横丁の標識がありました。ここから分岐する「かなさわ・かまくら道」（金沢・浦賀往還）も興味そそられますね〜
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5/30 16:34
JR線の踏切を渡ると、地元生活感満点の商店街の四辻に、旧東海道金沢横丁の標識がありました。ここから分岐する「かなさわ・かまくら道」（金沢・浦賀往還）も興味そそられますね〜
ちょうどの四辻の一角には帷子番所というお休み処兼資料館があり（15時で閉館でした、残念）、その前には金沢横丁道標4基が並べられていました。円海山、杉田など信仰や観光の地への道しるべですね。保土ケ谷は当時「程ヶ谷」と記したようです。
5/30 16:38
ちょうどの四辻の一角には帷子番所というお休み処兼資料館があり（15時で閉館でした、残念）、その前には金沢横丁道標4基が並べられていました。円海山、杉田など信仰や観光の地への道しるべですね。保土ケ谷は当時「程ヶ谷」と記したようです。
散歩の帰りがけに買い物も、との計画だったので、金沢横丁の八百屋さんでお安い野菜をゲット！ザックが重い〜4Kgも買ってしまった（汗）いきなり歩荷モードです。
5/30 16:45
散歩の帰りがけに買い物も、との計画だったので、金沢横丁の八百屋さんでお安い野菜をゲット！ザックが重い〜4Kgも買ってしまった（汗）いきなり歩荷モードです。
前回のウサトレで歩いた神奈川宿にもあった高札場跡です。幕府の制令や掟の広報掲示板ですね。神奈川宿では復元された札掛け板がありましたが、こちらは標識だけのようです。
5/30 16:46
前回のウサトレで歩いた神奈川宿にもあった高札場跡です。幕府の制令や掟の広報掲示板ですね。神奈川宿では復元された札掛け板がありましたが、こちらは標識だけのようです。
金沢横丁を抜けていくと、あら、見覚えのある風景。へえ〜保土ケ谷駅前に出ました。横浜市環状1号線のこの交差点から旧東海道が延びてたんだ〜
5/30 16:50
金沢横丁を抜けていくと、あら、見覚えのある風景。へえ〜保土ケ谷駅前に出ました。横浜市環状1号線のこの交差点から旧東海道が延びてたんだ〜
本来の旧東海道は、このまま環状1号を相鉄線 天王町駅まで歩き、そこから天王町商店街内にある橘樹神社、保土ヶ谷宿江戸方見附跡へと続きますが、そこは今年4月末のウサトレで歩いているので、今回は旧中橋跡で左へ入り、ルートを変えます。
5/30 16:54
本来の旧東海道は、このまま環状1号を相鉄線 天王町駅まで歩き、そこから天王町商店街内にある橘樹神社、保土ヶ谷宿江戸方見附跡へと続きますが、そこは今年4月末のウサトレで歩いているので、今回は旧中橋跡で左へ入り、ルートを変えます。
角を曲がってキク薬局さんの前を通過し、左手に石の仏像が並ぶ参道を抜けると遍照寺です。こちらもとても静かな境内。創建年代等は不詳ながら、貞観十八年（876年）に眞雅僧正が開創したといわれる古刹です。
5/30 16:57
角を曲がってキク薬局さんの前を通過し、左手に石の仏像が並ぶ参道を抜けると遍照寺です。こちらもとても静かな境内。創建年代等は不詳ながら、貞観十八年（876年）に眞雅僧正が開創したといわれる古刹です。
本堂脇に大きな仏足石がありました。仏像が無かった原始仏教では、お釈迦さまの足跡と言われる仏足石を信仰の対象にしていたそうです。一般的には足形に日輪が彫られてたものですが、この仏足石は魚などいろいろなものが彫られ、足指にも装飾が施され、意匠的にとてもユニークで、微笑ましい雰囲気です。
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5/30 16:58
本堂脇に大きな仏足石がありました。仏像が無かった原始仏教では、お釈迦さまの足跡と言われる仏足石を信仰の対象にしていたそうです。一般的には足形に日輪が彫られてたものですが、この仏足石は魚などいろいろなものが彫られ、足指にも装飾が施され、意匠的にとてもユニークで、微笑ましい雰囲気です。
遍照寺から、1852年以前に今井川が流れていた川筋の道を往きます。この道が旧東海道よりもさらに古い「古東海道」、今回最も歩きたかった旧街道です。少し歩くと「古東海道 保土ケ谷宿」の碑がありました。
5/30 17:03
遍照寺から、1852年以前に今井川が流れていた川筋の道を往きます。この道が旧東海道よりもさらに古い「古東海道」、今回最も歩きたかった旧街道です。少し歩くと「古東海道 保土ケ谷宿」の碑がありました。
碑の先には、日蓮宗にて房州鴨川の小湊山誕生寺末、妙栄山西孝院大蓮寺です。誕生寺には昨年4月にウサトレで訪れています。さっき訪れた身延山久遠寺末の樹源寺さんと合わせて、意図せずウサトレによる日蓮聖人さん繋がりが出来ました。
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5/30 17:05
碑の先には、日蓮宗にて房州鴨川の小湊山誕生寺末、妙栄山西孝院大蓮寺です。誕生寺には昨年4月にウサトレで訪れています。さっき訪れた身延山久遠寺末の樹源寺さんと合わせて、意図せずウサトレによる日蓮聖人さん繋がりが出来ました。
石段を上ると静かな境内。こちらの手水はカメさんの口から流れ出ていますが、なんと人が近づくと自動的に水が出ます。ここ大蓮寺さんは、結構いたるところに人感センサが設置されていて、照明がついたり、水が出たり、と、実はとてもハイテクなお寺なのです。
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5/30 17:06
石段を上ると静かな境内。こちらの手水はカメさんの口から流れ出ていますが、なんと人が近づくと自動的に水が出ます。ここ大蓮寺さんは、結構いたるところに人感センサが設置されていて、照明がついたり、水が出たり、と、実はとてもハイテクなお寺なのです。
でも、そのハイテクも境内の厳かな雰囲気を乱すものではありません。今回の日蓮聖人繋がりの縁（えにし）に感謝し、お参りします。
事前情報はなかったのですが、こちらではトイレを開放してくださっています。帷子番所のトイレが閉館時間でお借りできなかったので、これは有難かったです。
5/30 17:13
事前情報はなかったのですが、こちらではトイレを開放してくださっています。帷子番所のトイレが閉館時間でお借りできなかったので、これは有難かったです。
本堂の奥の石段の上には、慈母観音がたたずんでいました。風と木漏れ日が気持ちい空間です。
大蓮寺を後に、古東海道を歩いていくと、旧相州道の交わる四辻に出ました。ここから旧相州道を往くと、下末吉台地へ上る急坂を経て、二俣川を越え、厚木街道へ繋がっていくようです。これまた興味深い。
5/30 17:30
大蓮寺を後に、古東海道を歩いていくと、旧相州道の交わる四辻に出ました。ここから旧相州道を往くと、下末吉台地へ上る急坂を経て、二俣川を越え、厚木街道へ繋がっていくようです。これまた興味深い。
道標の傍らにも庚申塔がありました。お花や折り鶴が供えられていて、こちらも地元で大切にされています。
さらに古東海道を歩いたところに、横浜市内では最も由緒の古い神社の一つとされる神明社が、静かなたたずまいを見せていました。創建は平安時代中期の天禄元年（970年）。ここでは、時間がゆっくりと流れています。
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5/30 17:34
さらに古東海道を歩いたところに、横浜市内では最も由緒の古い神社の一つとされる神明社が、静かなたたずまいを見せていました。創建は平安時代中期の天禄元年（970年）。ここでは、時間がゆっくりと流れています。
ここには古い川筋の帷子川に架かっていた旧古町橋があったそうです。
そして、これが今の川筋の帷子川です。この川もかつてはかなりの暴れ川で氾濫を繰り返していたそうです。そういえば、クマが横浜に棲み始めてからも、台風で溢れたことがあったな〜
5/30 17:48
そして、これが今の川筋の帷子川です。この川もかつてはかなりの暴れ川で氾濫を繰り返していたそうです。そういえば、クマが横浜に棲み始めてからも、台風で溢れたことがあったな〜
ウサクマにはお馴染みの天王町商店街。旧東海道は、ひと区画隣りを通っていて、そちらに保土ケ谷宿江戸方見附跡がありますが、今回はこのまま古東海道を往きます。というより、いつも見ていたこの道が「古東海道」だったなんてビックリです。
5/30 17:53
ウサクマにはお馴染みの天王町商店街。旧東海道は、ひと区画隣りを通っていて、そちらに保土ケ谷宿江戸方見附跡がありますが、今回はこのまま古東海道を往きます。というより、いつも見ていたこの道が「古東海道」だったなんてビックリです。
八王子街道（国道16号）に出ました。宮田町2丁目交差点で、八王子街道と古東海道は交差していました。
交差点を渡ってすぐのところに延命地蔵尊がありました。この交差点もこれまで何度も見てきているのに、この地蔵尊には気づいていませんでした。
5/30 17:58
交差点を渡ってすぐのところに延命地蔵尊がありました。この交差点もこれまで何度も見てきているのに、この地蔵尊には気づいていませんでした。
これまで見逃してきたお詫びも込めて、そして新型コロナ禍をしのいで延命を願って、しっかりとお参りしておきました。
古東海道は保土ケ谷宿を抜けて、次の神奈川宿までの間にあった旧芝生村に入ります。
こちらの庚申塔の石仏は、かなり粗削りで迫力がありますね〜でも台座にはしっかりと三猿が彫られています。花やお水も新しいものがしっかりお供えされていますね。
5/30 18:06
こちらの庚申塔の石仏は、かなり粗削りで迫力がありますね〜でも台座にはしっかりと三猿が彫られています。花やお水も新しいものがしっかりお供えされていますね。
いつも散歩で通っている芝生追分に出ました。ここで古東海道は旧東海道と合流します。この追分標識には記載がないので気づきませんでしたが、ここは旧東海道と八王子道の分岐であるとともに、古東海道への分岐でもあったんですね。
5/30 18:08
いつも散歩で通っている芝生追分に出ました。ここで古東海道は旧東海道と合流します。この追分標識には記載がないので気づきませんでしたが、ここは旧東海道と八王子道の分岐であるとともに、古東海道への分岐でもあったんですね。
さあ、いつもの旧東海道へ戻ってきました。芝生追分から今日も浅間町マッターホルン（勝手に命名）の雄姿を仰ぎ見ます。
そして、いつもの浅間神社。ここでゴールにすることが多いのですが、今回はもうちょっと先まで行きます。
日も落ちてきた道端には、紫の鮮やかなショカッサイが揺れていました。
横浜市環状1号線と新横浜通りが交差する浅間下交差点を渡ります。かつては大気汚染全国ワースト10に入っていた交差点ですが、今はどうなんでしょう。横断歩道の先に見えるのは、開店から10年余り、気になっていながら一度も行ったことのない中華飯店「小林家」さんです。
5/30 18:25
横浜市環状1号線と新横浜通りが交差する浅間下交差点を渡ります。かつては大気汚染全国ワースト10に入っていた交差点ですが、今はどうなんでしょう。横断歩道の先に見えるのは、開店から10年余り、気になっていながら一度も行ったことのない中華飯店「小林家」さんです。
小林家さんのすぐ裏に、横浜市西区の歴史の道「よこはま道」の起点があります。今回はここに繋いでゴールとします、ってか、小林家さんで打上げしたいだけだろ！
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5/30 18:27
小林家さんのすぐ裏に、横浜市西区の歴史の道「よこはま道」の起点があります。今回はここに繋いでゴールとします、ってか、小林家さんで打上げしたいだけだろ！
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
予備電池
GPS
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
新型コロナウィルスによる影響で、巷ではお得なテイクアウトメニューが増えているようですね。米国フロリダ州マイアミに本社のあるハンバーガーチェーン店「バーガーキング」では、ハンバーガー1個買うと、もう1個くれる「クーポン」が配信されていました。でもウサクマの巣穴近くには店舗がないな〜ネットで調べてみたら「東戸塚駅前」に店舗を発見。東戸塚といえば、旧東海道の戸塚宿や保土ケ谷宿を歩くのに便利で、しかも保土ヶ谷宿方面に歩けば、そのままウサクマの巣穴まで10kmちょっと。ちょうどお散歩にいい距離ではないですか？ かねてから横浜さんぽで旧東海道沿いを色々と歩いてみているので、ひさしぶりに電車に乗って、お散歩開始〜
東戸塚駅は上ったり下ったり、高低差がとっても不思議な駅で、地表のバーガーキングに向けて降りると・・・マジかぁ〜〜⁉今年4月に火災があったらしくて機器トラブルで休業中でした。はんばーーーぐ！（ウサクマ絶叫）
腹ぺこなので駅前のオーロラモールで、お弁当をイートインして、車がブンブン走りぬける大通り「横浜市環状2号」を見下ろしつつ連絡道を渡れば、いきなり尾根道の雰囲気な旧東海道、そして古道チックな福寿観音。近代的な都市ダンジョンから、いきなりお江戸情緒になって、なかなか面白いエリアですね。
お江戸日本橋から9つ目の「品濃一里塚」を抜けて、「焼餅坂」を登れば、この辺りの丘陵地帯の頂上なのかな？ 戸塚区と保土ケ谷区の境には「境木地蔵尊」。明治維新の前は、相模国と武蔵国の国境だったという史跡「武相国境モニュメント」がありました。ここまで歩いてきた戸塚区は「相模国」、そしてこれから保土ケ谷区から北は「武蔵国」。横浜市内だけど、十分に国境感があって、旧東海道歩くのって面白いな〜
さ〜て、まずは、保土ケ谷谷宿まで一里（約4km）。ひと山越えて歩きます。ここからは権太坂を下ります。かつての権太坂は今より勾配もキツい急坂で、江戸から上方への旅人が最初に出会う難所。今でも丘陵の頂部を抜けていくので、道に沿って並ぶ建物の隙間からは、左右とも展望が広がっていて気持ちいい〜！葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 東海道 程ヶ谷」にもありますけど、このあたりからは富士山が見えたのかな？宿場と宿場の間の山道、これぞ古道のロマンですよね〜
旧東海道が抜ける下末吉台地の丘陵から下山すると保土ヶ谷宿。上方見附に入れば、すっかり宿場町チックになって「なんちゃら跡」という史跡もたくさん。見所もいっぱい。昔ながらのお寺を散策したり、神社もお参りしまくったり。
そして、今井川沿いの水鳥やカメさんなど、いきものたちもたくさん、のんび〜り観察したり、ぼ〜〜っと生きたりして、こういう時間に追われない散歩は楽しいですね〜♪ お寺の錦鯉に、子ガモが可愛い盛りの川のカモさん親子、カッコいいタキシード姿のツバメさん、懸命に泳ぐカメさん、そして道端に居座るネコタ。いろんな動物たちと出会えました。
保土ケ谷駅あたりを過ぎて、天王町駅近くまで行くと、いつものウサクマお散歩ルート。今日は旧東海道よりももっと古い「古東海道」を歩いてみることに。とはいいつつも、よく通る道を横切ったりして「ここが古東海道だったなんて！」と新たな発見もあって、いろいろとつながっていくのが、ご近所ウォーキングの醍醐味なのかも。
芝生の追分で旧東海道にぶつかり、いつも食材の買い出ししているハマのアメ横「洪福寺松原町商店街」はすぐそこ。でも、今日は途中の保土ケ谷宿金沢横丁の目いっぱいお安い八百屋さんで買い物を済ませてきちゃいました（クマのザックがズッシリ重いくま〜）。なので、このまま横浜駅西口にほど近い浅間下交差点脇の「よこはま道起点」まで歩いてゴール！しました。今回も12km近く、20000歩を越えるお散歩ができました〜
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