ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2372679
全員に公開
ハイキング
丹沢

石砂山/牧馬峠から往復・ヤマビルに襲われる

2020年05月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
gakukyourou その他1人
GPS
--:--
距離
2.7km
登り
164m
下り
169m

コースタイム

ゆっくりペースで歩き、あちこちで休憩したので参考にはならないから省略。
天候 晴れ一時曇り
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道412号線の青山で国道413号線に入り、さらに牧馬入口で県道518線に右折する。牧馬集落を過ぎ、牧馬峠の通行規制杭を抜けた先の路肩に駐車。
コース状況/
危険箇所等
案内板や道標は無い。道形は明瞭だが、仕事道が多いので分岐に注意。一般登山道とは言い難い。写真説明と感想欄で詳述。
牧馬峠には、大型車両の通行を制限するために、2本の杭が2mの間隔に打たれている。この北側に駐車
2020年05月29日 10:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 10:04
牧馬峠には、大型車両の通行を制限するために、2本の杭が2mの間隔に打たれている。この北側に駐車
金網の途切れた個所から山道に入る
2020年05月29日 10:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 10:04
金網の途切れた個所から山道に入る
峠の西の450m圏峰を巻く。明瞭な道で歩き易い
2020年05月29日 10:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
5/29 10:20
峠の西の450m圏峰を巻く。明瞭な道で歩き易い
次の同じ標高450m圏峰も南側を巻くが、道は次第に悪くなる
2020年05月29日 10:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/29 10:35
次の同じ標高450m圏峰も南側を巻くが、道は次第に悪くなる
中沢集落から登って来る広い道と合流。ここにギフ蝶保護の注意書が張ってあった。これはあちこちで見かけた
2020年05月29日 11:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 11:00
中沢集落から登って来る広い道と合流。ここにギフ蝶保護の注意書が張ってあった。これはあちこちで見かけた
この先しばらく尾根筋を進み、幅広い歩き易い道が続く
2020年05月29日 11:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
5/29 11:11
この先しばらく尾根筋を進み、幅広い歩き易い道が続く
496m峰は南側を巻く。道は幅が狭く、急斜面を巻いているので、滑り落ちそうな個所もある
2020年05月29日 11:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 11:21
496m峰は南側を巻く。道は幅が狭く、急斜面を巻いているので、滑り落ちそうな個所もある
巻き終わって尾根筋に出れば、なだらかな幅広い道で気持ちが良い
2020年05月29日 11:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 11:50
巻き終わって尾根筋に出れば、なだらかな幅広い道で気持ちが良い
石砂山本峰の登りが始まる
2020年05月29日 11:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
5/29 11:56
石砂山本峰の登りが始まる
足元がザラザラで登りにくい

2020年05月29日 11:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 11:58
足元がザラザラで登りにくい

ひたすら急な道を登って行く
2020年05月29日 12:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 12:11
ひたすら急な道を登って行く
一段と急になり、足場も悪くなる。あと頂上まで標高差40m程だが、家内には厳しいので戻ることにする
2020年05月29日 12:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
5/29 12:11
一段と急になり、足場も悪くなる。あと頂上まで標高差40m程だが、家内には厳しいので戻ることにする
足場が滑りやすいので慎重に降りる
2020年05月29日 12:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 12:32
足場が滑りやすいので慎重に降りる
496m峰は巻かずに直登し、尾根通しに下る。巻道より道は良いし距離も短い
2020年05月29日 13:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/29 13:54
496m峰は巻かずに直登し、尾根通しに下る。巻道より道は良いし距離も短い
ただし急な下りなので慎重に降りる
2020年05月29日 14:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
5/29 14:02
ただし急な下りなので慎重に降りる
牧馬峠のゴールは近い
2020年05月29日 14:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3
5/29 14:20
牧馬峠のゴールは近い
撮影機器:

感想

新型コロナウィルス対策として出されていた緊急事態宣言が5月25日に解除された。早速、家内とハイキングに出かけることにしたが、都県境は越えないように、とのことなので、神奈川県内の山に限定される。そこで石老山の西隣にある石砂(いしざれ)山に登ることにした。

この山には二人がまだ若い頃に、伏馬田集落から登っている。今は体力も衰えているので、標高差が少ないルートを、と言うことで、今回は牧馬峠から往復することにした。峠から頂上までの標高差は160m程だから、家内でも楽に登れると思ったのだが・・・

最近の地形図には牧馬峠〜石砂山に破線が描かれているが、一般登山道とは言い難い道であった。巻道が多いが、幅の狭い道が急斜面を巻いているので、滑り落ちそうで緊張する。尾根筋に出ると道幅は広くなるが、急登になるとザラザラした斜面のために滑りやすい。脚力が衰えた家内にしてみれば、踏ん張りが利かず、大分苦労していた。

石砂山本峰へ最後の上りになった。標高差100mを一気に登るが、あと40m程登れば頂上、と言う地点で、これは無理と判断して、戻ることにした。家内も一度登っているから、頂上にはさほど固執していないようだ。
私にしてみれば4年前の2月に高塚山から石老山を越えて今回のルートを歩いている。その時の記憶で、牧馬峠からなら家内でも歩ける、と踏んだのだが、甘かった。でも、不要不急の外出は控える生活を1ヶ月半以上続けたので、深緑溢れる山の中をのんびり歩けて家内も満足したようだ。

ここで特筆することが一つ。二人ともヤマビルに襲われたことである。
往復2.6km程の山道を、5時間ほどかけてのんびり歩いている間に、家内も私もそれぞれ5匹〜6匹のヤマビルの襲撃を受けた。

家内の場合、靴の外をヤマビルが2匹這っていたし、ストックの先のリング皿の中に1匹隠れていた。さらに、車に戻って靴を脱いだら、靴下と靴の間に2匹発見、悲鳴を上げていた。でも、足の肌まで達して素足のどこかを噛まれた訳ではないので、実害は無かった。

私の場合、靴の外に2匹が、ズボンの裾を1匹が、休憩中にテルモスの筒部分を1匹が這っているのを見つけた。さらに、休憩していた上の枝から1匹がポトリと襟首に落ちてきたので、直ぐに処理した。

ヤマビルに遭遇して家内はパニックに陥るかな、と心配したが、落ち着いていた。牧馬峠近くまで降りてきた。あと少しで車道に出るので、その前にコーヒーブレイクにしたいと言う。こんな状況なのに、なかなか肝が据わっている。

コーヒーを飲みながらズボンの裾を捲ってみたら、居た居た、右足の脛にヤマビルが。
今まで見つけたヒルは、血を求めて這いまわっている内に捕まえたので、まだまだ痩せた細いヒルだった。しかし私の脛にジーっと吸い付いているヤマビルは、私の血を少しは吸ったようで小太りしている。
そこで、非常用の袋に常に入れている塩を取り出し、ヒルの上にたっぷり乗せてあげると、5, 6秒でポロリと落ちた。あっけない程簡単に駆除できた。吸われた跡を見ると、1mmほどの小さな赤い点だけ。痒くも痛くもない。念のために化膿防止の薬を塗ったが、翌日からは何もせずに済んだ。

結果的にヤマビルの実害は私のこの1件だけで、家内には何も無くて済んで良かった。

丹沢山塊は最近ヤマビルが多い。このため、ヒルの活動期を避け、丹沢には11月末から4月初めにしか入らない。
今回登った石砂山の直ぐ南に道志川が流れていて、その南側は丹沢山塊。だから、石砂山でヤマビルに襲われても地理的には当然と言えよう。
丹沢やその周辺の山々には半世紀以上も通っているが、ヤマビルに噛まれたのは初めての経験である。前回このルートを歩いたのは2月だったので被害を受けなかったのだろう。ヒルの活動期である今の時期に登る山を間違えたようだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1293人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら