瑞牆山 ルートをロストし薮漕ぎ&渡渉
- GPS
- 10:02
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
6:26 富士見平小屋〜テント設営〜出発 7:23
8:34 瑞牆山 8:42
9:55 不動滝
11:15 みずがき自然公園
11:23 林道への分岐
13:28 富士見平小屋 14:40
15:32 瑞牆山荘駐車場
天候 | 晴れ後時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘〜富士見平小屋 問題なし 〜瑞牆山 問題なし 〜自然公園 問題なし 〜富士見平小屋 アスファルト道路わきのしっかりとした林道マップを頼りに林道に入ったが途中でロスト。途中に「登山道不明慮の為通行はお勧めしません」の標識がありました。結局、地図とGPSを頼りに薮漕ぎ、獣道を辿ることになりました。それはそれで面白かったのですが、無理しないでアスファルトの道を瑞牆山荘まで辿り富士見平小屋に向かうのが賢明なようです。小屋のオーナーに聞いても不明瞭なのでそちらを薦められました 〜駐車場 膝に痛みが出た為林道を使いました。 時間的にそれ程ロスするわけでもないので、お散歩に最適。 |
写真
感想
好天に恵まれた週末。兼ねてから狙っていた富士見平小屋ベースにしての瑞牆山・金峰山に出かけた。
ヨガ空けきる前に出発。ほとんど一番乗りした富士見平小屋のテン場の最高の立地に幕営、気分がいい。何だかんだで1時間後に瑞牆山に向けて出発。大きな岩が登山に面白みを与えてくれる。1時間後には山頂へ到着。快晴に恵まれ最高の景観。南アルプスは初冠雪のようだ、白い頂の山々が美しい。八ヶ岳はまだ冠雪は先のようだ。
今日は不動滝〜自然公園〜富士見平小屋の周遊を計画。行動食を摂ると早速出発した。すると下りはじめから膝に変な感じを覚える。しかし今日は距離は歩けど標高差は少ないので何とかなると思い続行した。
不動滝は名前負け(?)で、すれ違う人皆同意見、もしかしたら水枯れで水量が減少しているのかもしれない。しかしまだ早い紅葉も所々は素晴らしい景色を見せてくれて、穏やかな林道を楽しみなが歩くことが出来た。自然公園まで着くとそこで登山道は終わりになり、林道からアスファルトの道に変わってくる。
ココからが今回の核心部となってしまった。
ヤマレコで、アスファルトの道から再び林道を通り富士見平小屋に行けると載っていて、これだけ人の多い山だからしっかりとした標識があるだろうと大した下調べをしなかったのが致命的となってしまった。道路わきにしっかりとした林道マップがあり、そのルートを辿ると富士見平小屋までのルートが記載されていたので、底から林道に入る。しばらく歩くと特に標識も無く道は幾つも分岐していた。多少不安を覚えながらも地図とGPSで方向を確かめながら登って行く。
遂に「この先登山道不明瞭の為、通行をお勧めできません」の標識に遭遇。ココまで着てマジか!? しかし踏み跡はしっかりしていたので、駄目なら引き返そうとそのまま歩みを進める。途中赤いテープもあり(もしかしたら伐採の為のテープ?)人の歩いた跡もあるのでどんどん登る。
しかし遂に行き詰まり、どうしようかと考えた。富士見平小屋には途中に川があり渡渉の必要がある。ここ下流では水量が多い為ちょっと心配。来た道を戻るか、行ける所まで行って渡渉を試みるか、時間はまだ正午前だったのでこれも経験と思い上流の渡渉ポイント探すことにした。
今回初めて1/25000の有難さを知りました。瑞牆山は何しろ巨大な岩が多く岩に阻まれると手が無くなってしまう。等高線の間隔が広く目的地への最善のコースを考えながら薮漕ぎの連続。しかし途中で気が付いた。鹿の通る獣道が縦横無尽に走っていて、そこをトレースすると楽に歩けることに。この時ばかりは鹿さんに感謝を申し上げた。
何とか渡渉ポイントを見つけることが出来て一安心。苔も多く石も不安定な物が多いので慎重に渡る。あとはあとは富士見平に通じる林道に出ることが出来ればたどり着けると思い、伸張にルートを考えながら川底から稜線につめてゆく。結局2時間位薮の中でもがいた末に富士見平小屋へ通じる林道に出ることが出来ました。
今回は、GPSがあったのでこれもトレーニングと思いこの方法を取り、とても多くのことを学ぶことが出来ました。気を付けたのは常に撤退が出来るようにルート取りしたこと。どんな山でもしっかりとした事前の準備が必要なことを痛感しました。
元々痛みを感じていた膝はこの無理な登坂で強い痛みに代わってしまい、折角テントを張ったのですが、翌日の金峰山は諦めて下山することに。何より今日の藪漕ぎでお腹一杯、十分に満足できました。
<注意>
今回のログは、登山道では無い箇所が含まれて居ます。
umasouさんコンバンワです。
楽しく参考記録を見させて頂きました。紅葉が抜群に良くて綺麗でしたね。この時期の瑞牆山も良いモノです。強いて言えばもう少し藪こきの画像が欲しかった!
私たちが行った数年前も、この周回コースを歩こうと計画が有りましたが、どうもやめて正解でしたね。
次回の山行記録楽しみにしています〜
kintakunteさん
こんにちは、コメントをありがとうございます。
僕も写真を!と思ったのは無事に薮こぎの終盤、先が見えてからでした。ほんと余裕が無かったです、お恥ずかしながら。。(^^;
もっと余裕を持たなくちゃ駄目ですね。
初めまして、山行記録見させていただきました。
瑞牆山のヤマレコ見てまして、ルートロスに引っ張られて来ました。
無事で何よりですよね!私もそこでルートをロスしました。umasou様とは逆に富士見平小屋から自然公園へ行く途中に植樹されたところでルートが沢山あって気が付いたら沢で行き止まりでした。公園内という事で安心してしまったからなのかな
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