梅雨入り前の裏山越え花散策

2020年06月11日(木) [日帰り]

• GPS: 03:40
• 距離: 7.3km
• 登り: 204m
• 下り: 204m

天候

晴れ

アクセス

自宅から徒歩で周遊

写真

梅雨入り前の束の間の晴れ間　急ぎ足で裏山越え花散策に出掛けます　ハアザミ(葉薊)　キツネノマゴ科アカンサス属でキク科のアザミとは別種

オカトラノオ(丘虎の尾)　名前は花が虎の尾に似ているからと言うが未だ開花前で貧弱な尾っぽです

ムラサキシキブ(紫式部)　平山城址公園東園にある沢山の木の花がかなり見頃になりました

この様に蕾のものも有ります　風が強く蕾の方はブレています

ガクウツギ(額空木)　ガク片は4枚だが1枚のガクが退化して小さくなり3枚に見えたり完全になくなっているものもある

平山城址公園東園を宮嶽谷戸方面へ下ります　ヤブレガサ(破れ傘)の蕾

宮嶽谷戸の畦道近くにナワシロイチゴ(苗代苺)

ノアザミ(野薊)　ノハラアザミと良く似るがその花期は秋で　このノアザミの花期は初夏から夏

ヒヨドリバナ(鵯花)　鵯は年中鳴いているのに何故こんな名前が付けられたのか不思議です

アオサギ(青鷺)　田植えの終わった田んぼの中で何か虫でも狙っている様です

宮嶽谷戸上空をトビ(鳶)が旋回していましたがズーム撮影は出来ませんでした

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)　酷い名前ですがミゾソバ(溝蕎麦)と似た可愛い花です

以前はへら鮒釣りの釣り堀だった池に咲く白い蓮

少し離れていますがズームしてみました

八重の額紫陽花　隅田の花火という紫陽花にも似ています　

栗の雄花　最近は栗の花が何処でも咲いていてその強烈な匂いが鼻に付きます

ムラサキオオツユクサ(紫大露草)　紫御殿とも言われているツユクサ科の花

ハナビシソウ(花菱草)　如何にも日本的な名前ですがカルフォルニア州の州花でカルフォルニアポピーと呼ばれているとか

キョウチクトウ(夾竹桃)　葉がトウチクなど竹の葉に似て、花が桃の花に似ている

タマザキクサフジ(玉咲草藤)　小さいですが上弁が桃色で下弁が白色のふっくらしたマメ科特有の口唇花が多数固まって球状

クサフジは何処でも見かけますがこの花はここ寺澤谷戸でしか確認したことがありません

フユアオイ(冬葵)　冬に葉が青いことから付けられた名前ですが食用や薬用として日本では奈良時代から栽培されていたらしい

木春菊モリンバ　八重咲の木春菊(マーガレット)かも知れません　初めて見る小さい花で良く分かりません

シロタエギク(白妙菊)　キク科キオン属の耐寒性多年草　原産地は南ヨーロッパ

ヤエドクダミ(八重毒痛み)　最近は八重のドクダミも珍しくなくなってきましたが白い花弁の様に見える苞葉が緑色がかっていました

ネットの中に入ってしまったモンシロチョウ(紋白蝶)　その後ネットを抜け出すことは出来たのでしょうか

アズキナシ(小豆梨)　雄蕊の数が多くカマツカ(鎌柄)の花にも似るが圧倒的なボリュームのある花

小豆のような実をつけることからから名付けられたとか　その実は未だ確認したことがありません

バラ「モーツァルト」という品種か「バレーリーナ」という品種か花色がそんなに濃くないので「バレーリーナ」でしょうか

ノビル(野蒜)　本当は綺麗な花なのに撮影失敗です　強風のせいではありません

ツユクサ(露草)　花弁が2枚なのはこのツユクサとハグロソウ(葉黒草)くらいだそうです

ネジバナ(捩花)　今年初の出逢いです　アメリカネジバナと違い色も薄く小さいので目立ちません

サラサウツギ(更紗空木)　花びらの外側がピンクで内側が白の八重咲きのウツギ

モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)　東京薬科大学駐輪場近くに毎年群生します

ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)　旗竿のようなまっすぐな茎にびっしりと花を付けるヨーロッパ原産の帰化植物

タチアオイ(立葵)　茎がまっすぐ長く伸びることからタアチアオイの名が付くアオイ科の花

キキョウソウ(桔梗草)　どうもハキダメギクなどと同じく雑草として繁殖しているらしいが結構綺麗です

シモツケソウ(下野草)　下野とは現在の栃木県　栃木県の県花はシロヤシオ(白八潮)　シモツケソウは栃木の「郷土の花」だそうです

スイセンノウ(酔仙翁)　最近フシグロセンノウ(節黒仙翁)の仲間のこの花を多く見かけますがこれはヨーロッパ原産

アメリカナデシコ(亜米利加撫子)　別名ヒゲナデシコ(髭撫子)あるいはビジョナデシコ(美女撫子)とも呼ばれるナデシコ科の花

これもアメリカナデシコ(亜米利加撫子)でしょうか　どうも種類が多く特定が難しそうです

ホタルブクロ(蛍袋)の白花　今日は東京薬科大学の横の道を平山城址公園方面へ向かいます　

ムラサキカタバミ(紫片喰)　イモカタバミ(芋片喰)も綺麗で多く見かけますがこちらの方が名前が綺麗(笑)

イボタノキ(水蝋の木)　イボタロウムシという昆虫が樹皮に寄生し分泌した白いロウ状物質であるイボタ蝋が取れる

平山城址公園六国台への抜け道　滑り易いこの坂道に奇特な方が歩き易い様に段を作ってくれていました　東薬大が抜けられないのでこれは有り難いです

ハナニガナ(花苦菜)　7枚から花苦菜と言うらしいので真ん中の花はぎりぎり合格！

梅雨入りすると暫くはこんな景色は望めません　左端が大沢山・三頭山　右手が大岳山　手前は八王子市街

ベニバナヒメフウロ(紅花姫風露)　日本の在来種のヒメフウロはフウロソウ属でこのベニバナヒメフウロはオランダフウロ属で別種

感想

ランツベルク

昨日(6月10日)は関東の梅雨入り前の貴重な晴天、南高尾にサンコウチョウ(三光鳥)を探しに行こうかとリュックにアルミフレームのチェアや一脚、蚊取線香など準備を済ませサンコウチョウが不発の場合に備えて花の開花情報を自分の過去のアルバムからチェックしたところ今回の計画ルート上では多くの花は望めないことが判明、高尾山口駅から炎天下を歩いて熱中症になってもいけないので急遽断念しました。

それで今週のレコは中止と考えていたのですが何と朝方から晴れ間があるではないですか。これは貴重な晴れ間を利用して花散策に出掛けなければと考え蚊取線香に火を付け裏山の花散策に出掛けました。

家に戻ると雨が降り出し、何と梅雨入りとか、ぎりぎりセーフでした。
今日は風が強く撮影には向かないまでも風を感じながらの心地良さを堪能出来ました。しかもマスクは持参したものの殆ど人との出逢いがないので使用しないままの帰宅です。

Landsberg