記録ID: 2391534
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ハイキング
京都・北摂
黒尾山☆京北の古刹と雨中の里山
2020年06月13日(土) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:26
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 236m
- 下り
- 239m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 1:25
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:26
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
京北にいくつかの花の寺を訪ねるついで黒尾山を訪れることにする。丁度、宝泉寺を訪れた時は雨が止んでいた。山門をくぐって境内に入ると、お寺の住職のご母堂らしき老婦人が、こんなところにようお参り下さったと、阿弥陀堂の扉を開けて、阿弥陀如来像と多聞天、増長天の立像を拝観させて下さる。いずれも平安時代のものらしい。
寺の裏には広い敷地内に桜の大樹や数多くの石楠花がある。石楠花の花は終わっていたが真紅の花がわずかに残っていた。花菖蒲で知られる寺ではあるが、それは往時の話らしい。今は咲いている菖蒲の花はわずかであった。
宝泉寺を辞すと黒尾山を。林道に入るとまもなく雨が降り始める。林道を離れて登山道に入る。植林地の中を九十九折に登ってゆく。雨のせいか、登山道には数多くのヒルがいる。山頂が近づくと雨足がますます強くなる。花期の終わった山芍薬を見かける。まだわずかに蕾も残っているが、この天気のせいだろう、花が咲いているものは全く見当たらない。
下山は京北トレイルを離れ、林道を下る。林道をショートカットすべく地図の破線を探すと、明瞭な掘割の古道があった。下山するまでに多くのヒルを靴やズボンから跳ね飛ばすことになる。宝泉寺の駐車場に戻り、足元を確認すると吸血された気配はないと安心したのは大きな間違いであった。自宅に戻ると背中のシャツからズボンにベットリと血がついており、皮膚にはしっかりとヒルに咬まれた傷跡がついているのだった。
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コメント
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山猫さん、山いずさん、さすが強者〜
ヤマビルですが、
雨の日、雨の後は、
木の葉に隠れてるなんて聞いたように思います。
ですので、足元だけ注意してたら
上から・・・って事があるようですよ。
芍薬はベニバナシャクヤクの白花ですね。
咲いていなかったのは残念ですが、清楚で美しい花です。
花や葉の香りもいいので、是非次出会ったら匂ってみてくださいね。
heheさん コメント有難うございます。
その通りで、丹沢や鈴鹿などの湿潤した山域でもヤマビルは葉の下に潜んでいることが多いようです。おそらく私のズボンに取りついたのはすべからく葉の下から直接とりついたのではないかと思います。
芍薬は時期からしても花の大きさからしてもそうでしょう。来年、時期と天気を見計らって改めて訪れてみたいと思います。
京北は意外といいところが多いと思いました。意外とヒルも多いのですが
雨に濡れた山芍薬って、山荷葉のように透けているんですか? 一枚目の山芍薬はそんな感じを受けました。
マダニの次は、山ヒルに襲われたんですね。山ヒルの方が派手さはありますが、心配は少ないかな。
マダニに噛まれた際のSFTSの心配は2週間経過すれば安心なのかな? 2週間?新コロもそうだったような。
ののさん コメント有難うございます。
>雨に濡れた山芍薬
そうなんです。私も初めて見たのですが、山荷葉のように花弁が透けているのでした。
白い花菖蒲も部分的ではあるのですが、透明になっていますよね。雨に濡れて透明になる花といえば山荷葉のみが知られますが、ある条件の元では他にも透明になる花があると聞きます。
>マダニの次は、山ビル
蚊にしてもマダニにしても媒介するウイルスが厄介ですが、確かにヒルは感染症を媒介するという話を聞かないんですよね。さすがにののさん、よくご存知ですね。今度の週末もどこかの山に登っていたら、SFTSには発症しなかったものと思って下さい。
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