朝日の分水嶺 鳥原山(静かなぶな峠コース)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 851m
- 下り
- 837m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から沢沿いのやぶっぽいぬかるみの多い道を進む.尾根に上がるまで10回以上渡渉箇所がある.増水時は靴下を濡らさないで渡るのが難しいと思う.尾根に上がると道は明瞭になりやぶも目立たなくなる.古寺鉱泉からの道と出会う畑場峰から山頂までは歩きやすい. |
写真
感想
新型コロナウイルス感染の影響でまだ市内の飲み屋に行きにくい.そのため職場の後輩のストレスが溜まっており,それなら山に連れてってというので計画した山行.地元で比較的簡単に登れる鳥原山に行くことにした.鳥原山には何回も登っているが,ぶな峠(山毛欅峠)からのコースはまだ歩いたことがなかった.
ぶな峠コースではあるが,峠からではなく少し西側に下った沢沿いの道からスタートする,このコースはあまり歩かれていないらしくやぶが目立ちぬかるみも多い.沢の渡渉も10回以上あり場所によっては靴下を濡らさずに渡るのに苦労する.後輩は濡れた石で何回も滑り靴下を濡らし少し辛いコースだったようだ.このコースは標高差が少なく緩やかな場所が多いので体力的には楽だと思い選択したが,初心者には別のコースの方が良かったかもしれない.歩いてみて登山道が荒れてやぶが増えるのも納得できる.
できれば小朝日岳まで登り鋭く素晴らしい大朝日岳を見たかったが,鳥原山から見た大朝日岳もなかなか立派だ.後輩は大朝日岳を眺め今度登りたいと言っていた.帰りは少し寄り道して鳥原小屋に寄った.綺麗でとても快適な小屋で,トイレが水洗だったのには驚いた.山小屋のトイレは汚くてくさい印象がほとんどだが,ここは綺麗で臭いもあまりしない.また来て泊まりたいと思った.下りで竹の子を捜したが,細い竹しかなく少ししか採れなかった.
今日は曇りだったが展望は比較的良く,あまり暑くなく汗も少ししかかかなかったので良かった.ただし鳥原山の山頂ではブヨが多く困った.今の時期は防虫ネットなどの虫除け対策も必要と思う.登りの途中で一人の登山者にすれ違ったが,後は誰とも会わずほぼ貸切状態の山だった.まだ首都圏からの登山者がほとんど来ていないのだと思う.
今回のコースは分水嶺ではないが,分水嶺から続く尾根で最近の山行ということで公開することにした.
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