20200614-人が少ない市街地自転車散歩-B29のおとしもの-旧大谷川(20210516 訂正、旧鎌田川)


- GPS
- 00:52
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 21m
- 下り
- 21m
コースタイム
- 山行
- 0:53
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:53
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて市街地の街路です。 |
写真
ここは、阪神電車深江駅から南へ下り、国道 43 号線深江交差点を越えて、深江大橋を渡って人工島である深江浜町に入り、南下しますと左手(南北の道路の東側)にある小野建株式会社さんの敷地の角です。
B-29のおとしもの1945という標柱に、鉄の蓋のようなものがぶら下がっています。神戸空襲の焼夷弾の一部だそうです。詳しくは後述。
深江交差点
20200505-人が少ない市街地散歩-深江-住吉台 (9/55)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2332470&pid=4fcca6a6c872191e41950b7894d8f909
写真向かって右に甲山、写真中央やや左は、見えませんが、六甲山最高峰がある方向、写真向かって左は雲に隠れていますが摩耶山掬星台がある方向です。
以前のものと同じく西を向いて撮影しましたこの写真に、写真奥の方向、向こうの(甲南)十二間道路の方から雨水が流れ込んでいます。梅雨空の合間ですが、この時刻、周囲の道路の溝にはほとんど水は流れていません。
以前の記録
20200517-人が少ない市街地散歩-御影郷-住吉山手 (3/94)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2349848&pid=36510ced8be865b6140823b3631e34b5
十二間道路の下に雨水幹線があるという推測で、次の写真に。
十二間道路の南行き車線の手前、東西の路地側に寄って雨水マンホールがありました。
十二間道路の下の雨水幹線から東、天上川への分流でしょうか。
写真左手前(東側、南行き車線)のマンホールは、雨水マンホールです。
先週、反対側からこのマンホールの写真を撮っています。
20200607-人が少ない市街地散歩-昔の魚崎の小川の跡 (25/25)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2384379&pid=2b529d48edd0ddc50f8442a0452afeec
手前、道路中央付近のものが雨水マンホール、奥の南行き車線のものが汚水マンホールです。
今日の記録はここまでです。
20210516 追記訂正
× 大谷川
○ 鎌田川
大谷川は、西天上川で、岡本九丁目から岡本七丁目交差点を通って榮田橋で天上川に流れ込む開渠、暗渠の 2 流路です。
本山中学校が溜池だった昔、そこから流出する水路がこの橋梁の北側で南に向きを変え、この橋梁の下をくぐって南下し、鎌田川といった、昭和 2 年の天上川付け替えで鎌田川に天上川が合流したということのようです。
装備
個人装備 |
不織布マスク装用
|
---|
感想
今日は、梅雨の降雨の合間に急ぎ用事を済ませるついででしたので、つかの間の晴れ間に自転車で用事にまわり、短時間ですが、その脚を少し延ばしました。
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B29のおとしもの1945
深江浜町(東部第四工区)の深江浜町交差点の北東の角、小野建株式会社さんの敷地内に、道路から標柱が見えます。
つるされている鉄の蓋のようなものは、太平洋戦争末期、米軍の B29 の空襲で落とされた焼夷弾の一部ということです。
チアフルライター通信さん 2019.08.14
今もなお街角に残る戦争のイコン B29のおとしもの1945@深江
https://hanshin-woman.com/column/article.php?content_id=574
もとは灘鋼材株式会社(ナダコー)という会社の社長さんが、灘区記田町にあって阪神淡路大震災で被災した鋼材倉庫の工事中に地中から見つけ、保存していたものが、小野建株式会社さんに引き継がれたのだそうです。
M69集束油脂焼夷弾の弾頭部のおもりらしいということです。
人生やり直し 〜50歳での転職〜バスドライバー日記 さん
2014年6月29日 (日)
B29爆撃機の「おとしもの」 とは?
http://osaka20012002.cocolog-nifty.com/50/2014/06/b29-3339.html
まだ植木が伸びていなかったようで、道路からよく見える写真です。
日本沿岸旅行記 さん
2012年04月14日
B29のおとしもの1945
https://www.jpcoast.com/entry/12692.html
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(甲南)十二間道路の雨水路
かつての大谷川(源流は現在の西天上谷)の現在の姿と思われます十二間道路の下の雨水幹線(排水路、暗渠)からは、十二間道路と鳴尾御影線の剣の交差点より一筋北の東西の路地で、その東、天上川右岸に流れ込む排水路があるようです。
これまでに確認できた西天上谷への入口(この進入路は立入禁止)
20200603-人が少ない市街地散歩-六甲山麓の住吉道 (47/47)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2375577&pid=5d5ed0af36ea32f8eb30ae69c286a775
かつては大谷川であった西天上川は、岡本の山麓を東へ、天上川に流れ込んでいますが、その途中、岡本七丁目交差点で大谷川は分岐して十二間道路を南下する雨水路(暗渠)になっていて、JR 神戸線の高架の所で、かつては地上に姿を見せていました(現在は蓋がされていて完全な暗渠)。
十二間道路のところどころに雨水マンホールがあり、雨水路と汚水の下水管は、併走しているものの、途中で左右が入れ替わったりしているようです。
上記、天上川への排水路は、これまで天上川を行ったり来たりしてみましたところでは、この 1 箇所だけのようです。
このレコの天上川への排水路の前後から南では、十二間道路の南行き車線(東側)の歩道は、舗装がコンクリートになっていて、アップダウンの起伏があります。
天上川への排水路にあたる雨水マンホールが歩道に寄っていましたことから、この天上川への排水路が分岐したあたりから南には、東側の歩道の下に雨水路があるのかもしれません。また辿ってみましょう。
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20210516 追記訂正
大谷川 = 西天上川で、岡本九丁目で開渠と暗渠に分かれて併走し、岡本七丁目交差点を通り、榮田橋で天上川に合流しています。
岡本七丁目から十二間道路の下には南下する雨水路はあるようですが、それが大谷川(= 西天上川)からの分流かどうかはわかりません。
十二間道路の下を流れているはずの昔の川は、鎌田川といっていたようで、JR 神戸線の橋梁(鎌田川橋梁)のすぐ北側から南下し、国道 2 号十二間道路の田中交差点で南東に向きを変え、町の浦橋で天上川に合流しています。
20210516-人が少ない市街地散歩-東海道本線橋梁めぐり
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3189353.html
天上川水系河川整備基本方針(案) 流域及び河川の概要
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks13/documents/6-2gaiyou.pdf
本山中学校の溜池、そこから鎌田川が流れ出すことがわかる絵図(明治 12 年、1879 年、48 ページ)があります。
上記と同じ絵図の紹介
神戸・昼から散歩 深江生活文化資料館 2016-10-30
https://hirukarasanpo.blog.fc2.com/blog-entry-1543.html
本庄村史にある明治 12 年の本庄と山路の山地境界条約絵図の集落部分の図。本山中学校の所に溜池があり、北西から流れが流入して、鎌田川の方へ流出している様子がわかります。
https://blog-imgs-96.fc2.com/h/i/r/hirukarasanpo/201610302057537e6.jpg
神戸・昼から散歩 天上川の付け替え 2020-11-17
https://hirukarasanpo.blog.fc2.com/blog-entry-3197.html
昭和 2 年の天上川の付け替えで、天上川が合流することになったのは鎌田川と紹介されています。
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